保育士の面接を成功させる!面接時のマナーや見られるポイント

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保育士として働きたいと思ったとき、まず突破しないといけないのが保育園での面接。子どもを預かる保育士の面接では、一般的な社会常識だけでなく、人柄やマナーもチェックされます。もちろん、保育士としての専門性も確認されます。面接を突破するためには、事前の準備が何よりも大切です。保育園で保育士として働くために、面接を突破する方法についてまとめてみました。

保育士として採用されるかどうかは面接で決まる

努力して獲得した保育士資格。
しかしその資格を活かして保育園で働くには、保育園が実施する面接を突破しなければなりません。

面接は保育士資格を持っていれば突破できるわけではなく、面接官による質問に的確に答えることが必要です。

また面接は面接の場だけでなく、面接前の待機から退出後までの行動一つひとつを所作やマナーを含めチェックされています。
そのため、面接を突破するにはマナーや身だしなみを押さえた面接対策を行うことが必要です。

万全の面接対策を行い、一日でも早く保育園で働く日々を実現しましょう。

面接までに必要な準備って?

保育士採用の面接を成功させるには、事前の準備が必要です。

『準備9割、本番1割』と言われるように、何事も準備がとても大切。
具体的にどのような準備を行うのかをまとめてみます。

保育園の求人票を確認する

求人に応募する場合、求人票に募集条件としてどのようなことが書いてあるか確認するようにしてください。

求人票には、給与や休日休暇、勤務時間などの労働条件が細かく書いてあります。

また保育園の所在地確認も忘れないようにすることが大切。
駅に近くアクセスのよい保育園もあれば、郊外に立地する保育園もあるため、通勤時間に差が発生するためです。

面接時に求人票は持参するようにしましょう。
面接の際に面接官から雇用条件を聞かる可能性があるため、面接直前に確認できるように求人票を持参することをおすすめします。

履歴書・職務経歴書の準備

履歴書・職務経歴書は、人事担当者があなたのことを知る最初のツール。
手書きで作成が必要な場合、丁寧に書くようにしましょう。

転職を希望される方で、特に大切になるのは職務経歴書です。

職務経歴書は、あなたがこれまでに取り組んできた実績をまとめたものになります。
人事担当者に伝わるように、分かりやすく作成しましょう。

さらに履歴書・職務経歴書を郵送や持参する際は、クリアファイルに入れて持参するようにしましょう。

>>>あわせて読みたい「【テンプレートあり】保育士向け!履歴書の書き方を解説」
>>>あわせて読みたい「【テンプレートあり】保育士向け!職務履歴書の書き方を解説」

想定質問の返答集を作成する

面接を突破できるように、面接の想定質問集を作るようにしましょう。

保育士になろうと思った理由、応募した保育園を受けようと思った理由など、面接時に聞かれることが予測される質問は事前に返答を準備しておきましょう。

質問の返答集を作ることで、安心して面接に臨むことができます。

保育士の面接でのマナー

面接のときは、受け答えの内容と同時にマナーもチェックされます。

面接官の気分を害さないように、マナーはしっかり身に付けていきましょう。

入室まで

園には面接を開始する10分前までに着くようにしましょう。

受付では「〇時に面接のお約束をさせてただいております〇〇と申します。ご担当の〇〇様にお取次ぎお願いいたします。」のように、丁寧に用件を伝えます。

入室まで待っているときはスマホなどをいじらず、静かに待機しましょう。

入室時

名前が呼ばれたらドアを3回ノックし、返事があれば「失礼します」と入室します。

きちんとドアの方を向いて両手でドアを閉め、椅子の横に移動し挨拶をしましょう。

椅子は勝手に座らずに、相手から「どうぞ」などの声掛けがあってから座ります

もしそのまま椅子まで案内された場合も、相手からの合図があるまでは勝手に座らないようにしましょう。

面接中

面接中は椅子にもたれずきれいな姿勢で、明るくハキハキと答えましょう。

目線は下に落とさず、面接官の顔あたりを見ます。

女性は足を揃えて手を両ひざに置き男性は足を少し開いて手はこぶしにしてひざに乗せるように座りましょう。

退室時

面接終了後、椅子から立って改めてお辞儀をします。

ドアの前まで移動したら振り返り、「失礼します」と再度お辞儀をしましょう。

ドアを静かに開閉し、そのまま真っすぐ出口を目指します。

退室後すぐにスマホをいじったり、伸びをしたりすると印象が良くありません。

最後の最後まで見られているというつもりで挑みましょう。

保育士の面接でチェックされるポイント

準備を重ね面接の機会をいただけたら、面接を突破できるよう精一杯取り組むことが大切です。

面接の時間は30分ほど、長くても1時間程度。
このわずかな時間に、あなたの印象が決まってしまうのです。

面接官にチェックされる身だしなみなどのポイントについてまとめます。

表情

面接の際、面接官の質問にどんなに的確な回答ができていても、表情が暗ければあなたの印象は悪くなります。
面接時には笑顔を心掛けましょう。

また面接中は面接官の目を見て話すように心がけるのがポイントです。

さらに、面接の状況に合わせて表情を変えることも必要です。
例えば面接官が真剣な話をしているときは、こちらも真剣な表情にするなど、臨機応変な対応を心掛けましょう。

服装や身だしなみ

面接時の服装は、スーツまたはジャケットを着用した服装が一般的です。

スーツの色は黒か紺がベスト。
シャツは、女性であれば淡いピンクや薄いピンクなどが良いでしょう。

また髪が長い人はひとつに束ねる(ゴムの色は黒・茶がベスト)などして、清潔感を出すようにしましょう。

また、バックは装飾が少なく華美でない黒か茶色のバックを使用することが基本です。
大きさはA4の書類が入るサイズで、面接時に手を放してもイスの横に自立できるものが良いでしょう。

人柄

保育士は子どもと接することが仕事です。

子どもに教育を行うにふさわしい人物であるか、面接時には人柄もチェックされます。

人柄は話し方や表情、しぐさに無意識に表れるもの。

もし日ごろからネガティブな話し方や表情、しぐさをしてしまう癖があれば、日頃から改善を心がけることが大切です。

面接時に注意すること

準備に準備を重ねて面接の機会をいただけたとしても、ちょっとしたことが面接の評価に悪い影響を与えることがあります。

せっかく面接の機会をいただけたのであれば、防ぐことができるミスには対策を立てることが必要です。
面接時に注意することをまとめます。

遅刻をしない

社会人のルールとして時間を守ることは必須です。

面接時刻に遅れてしまった場合、合格の可能性は低くなります。

どうしても面接に遅れそうな場合は、事前に電話で遅刻することを伝えるようにしましょう。

また面接に遅刻しないよう、面接当日はいつも以上に時間に余裕をもって行動するようにされることをオススメします。

質問の回答は分かりやすくハッキリと伝える

面接官から質問を受けた際に、自分の意見を伝えたいあまりにまとまりのない回答をしてしまうことや、質問に対する回答が短くなりすぎるのは良くありません。

大事なことは自分の意見を分かりやすく、ハッキリと相手に伝えることが大切

想定問答集を作成し、面接の練習をすることでこうした事態を避けることはできます。

もし身近に面接官役を引き受けてくれる人がいるのであれば、事前に模擬面接を行ってもらうこともおすすめです。

まとめ

保育士として働くには、保育園の選考を突破し採用されなければなりません。

保育士資格を持っていても社会人としての基本的なマナーがなかったり、面接できちんと受け答えができなかったりした場合、採用に至らないこともあります。

しかし、面接は事前の準備を行うことで突破できる可能性が高まります。

面接を突破し、保育士として働ける日が一日でも早く実現すると良いですね。

 

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