【保育士さん向け】転職活動で使える自己分析のポイントを解説!

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保育士の就職・転職活動で必要不可欠なことが、自己分析。自己分析とは、自分自身のことを分析してどのような強みや弱み、園探しの軸があるのかを知ることです。自己分析を行うことで、就職・転職活動をスムーズに進めることができます。今回は、保育士さんのための自己分析のポイントについてまとめました。

保育士の就職・転職に自己分析が必要な理由

保育士が就職・転職するにあたって、自己分析がなぜ必要なのでしょうか。

自己分析をすることで得られるメリットについてまとめました。

希望する園を絞り込める

自己分析をすることで就職・転職の軸が定まり、希望する園の条件を絞り込むことができます。

全国には数多くの保育園があり、園の特色や保育観は園それぞれ。
自分はどんな園でどんな保育士として働きたいかということを考えることで、園探しがスムーズになります。

目標が定まることでより自分にぴったりな園を見つけることができ、就職・転職活動も捗るでしょう。

これまでのスキルや経験を振り返れる

特に転職活動の場合、これまでどのようなスキルと経験を積んできたかということを重点的に聞かれることとなります。

これまでの保育士キャリアのなかでどういった点に注力してきたのかどのような成功体験・失敗体験があったかという点を掘り下げてみましょう。

自分のスキルや経験を振り返ることで、転職活動で大切にすべき部分を見つけることもできます。

応募書類の作成や面接で役に立つ

履歴書や職務経歴書、面接対策でつまづいてしまいやすい部分が、自己PRや志望動機。

自己分析をして自分についての情報を整理することにより、これらの作成がスムーズにしやすくなります。

頭では分かっていても文章にすると難しい部分は、自己分析して言語することによって明確になるでしょう。

自分の長所と短所を把握できる

自己分析で自分の長所と短所を客観的に把握することもできます。

これまでのスキルや経験、自分の考えをまとめることで、自分にとって得意なことや苦手なことを洗いだすことができるのです。

長所はアピールポイントにつなげ、短所はこれから努力し改善できる点として面接の答えなどに活用できるでしょう。

就職・転職後のミスマッチ防止

いくら給与や待遇面が魅力的でも、自分が理想としている保育ができなければミスマッチを起こしてしまいます。

自己分析で「自分が本当になりたい保育士像はどんなものか」ということを明確にすることで、自分にとってぴったりな園を選ぶことができるでしょう。

その結果ミスマッチが減り、園・求職者の双方が納得のいく結果を得ることができます。

保育士のための自己分析のポイント

就職・転職のために必要不可欠ともいえる自己分析。

自己分析は確実にしっかりと行うことで、大きな効果を得ることができるでしょう。

以下では、保育士のための自己分析のやり方について解説します。

「自分史」を作ってみる

自分史とは、過去の自分の人生について振り返る、いわゆる「自分の歴史」のこと。
中学時代から現在に至るまでの自分の人生について、紙に書き出してみましょう。

書く内容は、年(年齢)イベント(できごと)自分の考えや感じたことの3つ。

年とできごとを書いたら、そのできごとによって自分が感じたことなどを記入します。
書き方は自由ですが、年表のように横か縦一列で並んで書くようにしましょう。

自分がこれまで考えてきたことや、現在に至るまでの行動についてまとめることができます。

これまでの保育士キャリアを棚卸する

転職の場合、これまでの保育士キャリアにおいてどんなことがあったかを棚卸してみましょう。

棚卸できる内容には、主に以下のものがあります。

何歳クラスの担任をしたか

何人の子どもをみていたか

どんな行事の担当をしたか

後輩保育士への指導をしたか

役職経験はあるか

さらに棚卸したキャリアのなかから、保育士キャリアにおける自分の成功体験と失敗体験をまとめてみましょう

自分の強み・弱みを見つける

「あなたの強み・弱みは何ですか?」という質問は、面接でよく聞かれる質問です。
これまでの保育士キャリアを棚卸した後に、自分の強い部分や苦手な部分を洗いだしてみましょう

強み・弱みは過去のエピソードを振り返り、どんな課題があったのかどう解決したか自分の何の力が役に立ったかという点に着目することで見えてきます。

また強みがどうしても見つからない場合は、弱みを強みに変換することも一つの方法
例えば「心配性」という弱みは、「慎重に、計画的に行動できる」という強みに変えてしまいましょう。

他己分析してもらう

他己分析とは、自分のことを自分の周りの人に分析してもらうこと。
自己分析で詰められない部分は、他己分析してもらいましょう。

他己分析では自分のことを客観的な視点から見ることができるため、新たな自分の一面を見つけられることも。

自分のことをよく知っている人に、「自分のどういう部分が強み?弱み?」「自分はどんな性格の人だと思う?」という質問をしてみましょう。

自己分析ツールを活用する

自分の性格をよく知るには、自己分析ツールを使用するのも一つの方法です。

インターネットでさまざまな自己分析ツールが公開されているため、気になる場合は調べて使ってみましょう。

おすすめの自己分析ツール
16Personalities(MBTI診断)
https://www.16personalities.com/ja
mgram(エムグラム)
https://mgram.me/ja/user/profiling/edit

自己分析した結果を活かすには?

自己分析の結果を活かすには、以下の2つのポイントがあります。

具体的なエピソードを付け足す

例えば自分の強み・弱みに対しては、そのことが分かるようなエピソードを付け足しましょう。

ただ「○○なことが私の強みです」と述べただけでは、やや信憑性に欠けてしまいます。

具体的にどんなエピソードがあり、自分がどう行動したことによって強みだと感じたのか、ということを付け足すと良いでしょう。

エピソードはどんな課題があり、どう乗り越えてどう感じたのか、という構成で付けるとなお良しです。

客観的に考えてみる

自己分析の結果は、一度客観的に観察してみましょう。

自分で自分のことを考え自分一人で出した結果は、独りよがりな内容になってしまうこともあります。

一日置いて冷静になって見返す、周りの人々に見てもらうなど、客観的な視点で振り返るようにしましょう。

まとめ

売り手市場の保育士就職・転職業界では、保育士自身が自分にぴったりな職場を探すことができる状況です。

しかしだからといって、給与や待遇だけを見て適当に入社するのは避けたいところ。

自己分析を行って自分の軸を定め、就職・転職活動をスムーズに進めましょう。

 

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