お役立ち情報
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オンライン保育を企画する流れやおすすめのネタについて解説します。コロナ禍において急増しているオンライン保育。前例のない取り組みに、混乱している保育士さんも多いのではないでしょうか。オンライン保育をスムーズに進行するには、綿密な企画と楽しいネタの充実がポイントです。
オンライン保育とは、インターネットを通して遠隔で行われる保育のことです。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、休園や登園自粛を余儀なくされている状況に置いて、導入をはじめる保育園が急増しています。
オンライン保育には、大きく分けて以下の2つの手法があります。
歌や手遊び、ゲームをするなど、子どもたちが家にいながらも保育士と交流することを目的としています。
保護者の目の届くところで子どもの保育ができ、ステイホーム期間中でも子どもたちとやり取りできるなどのメリットがあります。
オンライン保育を行う際のツールとして、主に以下のものがよく使用されます。
<録画した映像を公開する場合>
●YouTubeにアップロード
●Googleドライブにアップロード
<リアルタイム配信する場合>
●Zoom
●Google Meet
●YouTubeライブ配信機能
オンライン保育は、これまでの保育とは全く異なる保育方法です。
前例のない取り組みのため、どのように企画すればいいか分からない…という保育士さんも多いはず。
オンライン保育を企画する際の流れについて解説します。
まずは動画の尺と内容を決めます。
録画する場合、撮った映像を後で編集することができるため、どういうシーンが何カット必要かという点を重点的に考えてみましょう。
決定した内容で動画を撮影していきます。
カメラは固定し、被写体の顔が明るく照らされるような照明の当たる場所で撮影しましょう。
決められた時間内で終わらせるように工夫が必要です。
撮影した映像を編集し、1つの動画にしていきます。
カット割りした動画を組み合わせ、テロップやBGMをつけたり、子どもたちが楽しめるような編集をしてみましょう。
動画の内容と、当日進行を務める司会を決めます。
リアルタイム配信では、同時にたくさんの保育士と子どもたちが参加します。
全員をまとめる役割を果たす司会(配信のホスト権限を持つ人)を決めて、円滑な進行ができるように台本を作成するとなお良いでしょう。
配信では、参加している全員が音声通話に参加できる設定となっています。
しかし、司会が話しているときや保育士の声だけを届けたいときは、参加者側のマイクをホスト権限で一斉オフに設定する必要があります。
こういったマイクのオン・オフを切り替えるタイミングや、保育士側のカメラを画面共有モードに切り替えるタイミングなど、あらかじめ設定しておきましょう。
当日配信を行う前に、必ず保育士同士でリハーサルを行いましょう。
配信では予期せぬトラブルが起こることも。 あらかじめ配信の流れを把握し、起こり得るトラブルの対処法を考えておくことで、当日スムーズに進行させることができます。
オンライン保育で子どもたちと楽しく遊ぶには、どのような内容を企画するべきでしょうか。
ステイホーム期間中は、子どもたちが運動不足になりがちです。
軽く体を動かし、ストレス発散にもなるような手遊びや体操を行いましょう。
なお、マンションやアパートに住んでいる子どもたちがいることも考え、ジャンプしたり足をバタバタさせるようなものは避けましょう。
リアルタイムで配信する場合は、子どもたちに絵本の読み聞かせをすることもおすすめです。
読みきかせを行う場合は、絵本の内容がよく見えるように、保育士のカメラを一番大きく表示させるなどの設定が必要でしょう。
なお、読み聞かせした映像を録画しアップロードすることは、著作権侵害となる可能性があります。
読み聞かせ同様、子どもたちが画面に集中できるエプロンシアターもおすすめ。
オンラインで行うからこそ、普段のエプロンシアターではできないようなこともできます。
例えば、遠近法を用いて後ろに小人になった保育士を登場させたり、画面から見えないところに仕掛けを置いておくなど、さまざまな工夫ができるでしょう。
ご家庭で紙とクレヨンなどを用意してもらい、みんなで一斉にお絵描きをする取り組みです。
子どもたちも、家にいることでリラックスしつつもより集中して取り組めるでしょう。
お絵描き歌などに発展させても楽しめそうです。
みんなが参加できる簡単な〇×クイズやジェスチャーゲームなどを行ってみましょう。
配信でも参加しやすいように、問題は単純なものに設定することがポイント。
出題する保育士、考える保育士の二役に分かれて、子どもたちの雰囲気を盛り上げながら進めましょう。
オンライン保育におすすめのネタを紹介します。
保育士のお手本を見て、こんなことできますか?と子どもたちがチャレンジするゲームです。
最初は簡単な動きだったのが、だんだん複雑な動きになってくると、子どもたちも大笑いです。
保育士がやっているジェスチャーは何かな?とあてるゲーム。
配信の場合は子どもたちの音声を聞いて、「〇〇だと思う人、手あげて~!」と挙手で最終的な答えを確認することでまとまります。
子どもたちも大好きなディズニーソングに合わせておどる体操です。
キャラクターに合わせたさまざまなパートがあるので、年齢に合わせて適切なパートを選んでも良いでしょう。
オンライン保育で一番定番となるのが手遊び歌。
画面越しでも子どもたちが参加しやすく、保育士も企画がしやすいためおすすめです。
コロナ禍で急増しているオンライン保育。
これまでに前例のない保育内容ですが、ステイホーム期間中でも子どもたちとコミュニケーションを取れる最も有効な手段であるといえるでしょう。
スムーズに進行できるように、しっかり企画・準備を行いましょう。
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