保育士にはどんな靴が良い?上履き・外履き選びのポイントを紹介

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保育士が毎日履いている上履き・外履きは、選び方が重要です。たくさん歩き回ったり重たい荷物を抱えて動き回ったりしていると、どうしても足に負担がかかります。その際、どんな上履きや外履きを履いているかで疲れ具合が大きく変わるのです。足の疲れに気づかないでいると、足底腱膜炎などになる可能性も…。そこで今回は、保育士に合った上履き・外履き選びのポイントについて紹介します。

足に合わない靴が引き起こす病気

毎日走り回る保育士の靴選びは、デザインだけで靴を選ぶと後々後悔することになります。

自分の足に合っていないと、毎日の積み重ねで足に負担がかかってさまざまな症状を起こしかねません。

足に合わない靴を履いたときに起こり得る代表的な症状をあげます。

外反母趾

外反母趾は、親指が小指の方に曲がって親指の付け根の骨の部分が出っぱってしまった状態になることです。

日常的にハイヒールや先の細い靴を履いて、足先を圧迫してしまっている人に多く見られる症状です。

一度なってしまうと完治しづらく、足が疲れやすくなったり足の痛みが持続したりします。

普段から自分の足幅に合った靴を履くことをおすすめします。

扁平足

足裏の土踏まずの部分を横から見ると、アーチ状になっています。

合わない靴を履き続けたり運動不足だったりなどさまざまな原因で、このアーチがなくなってしまうのが扁平足です。

扁平足になると、衝撃を上手く吸収できなくなり、足の疲労が溜まったり足裏が痛くなったりします。

扁平足が原因で外反母趾や足底腱膜炎など、違った症状を起こす可能性もあります。

足底腱膜炎

気づいたらかかとが痛いというときは、足底腱膜炎になっている可能性があります。

長時間の歩行や固い面でのトレーニング、体重の増加など、いわゆるオーバーユースや扁平足などを引き起こして足に負担がかかって起こります。

一度なるとすぐには治りにくく、歩くたびに痛み、通院して長期の治療となるため十分に気をつける必要があります。

 

保育士の上履きとして避けた方がいいものは?

上履きは、自分に合っていればどういうものでもいいというものではありません。

動きやすいというのはもちろんのこと、保育士としての自覚を持って選びましょう。

ヒールのある靴

いざというときに走りにくかったり、床を傷つけたりする恐れがあるため、ヒールのある靴はNGです。

また、万が一子どもの足を踏んでしまった場合、子どもにも怪我をさせてしまいます。

加えて、自分自身が転んで怪我をしてしまう可能性があるため、ヒールのある靴は避けましょう。

スリッパ

脱ぎやすく便利ですが、逆にすぽっと抜けて転んだりつまずいたりして危険です。

また、災害が起きた際、スリッパでは靴に履き変えなければならず、時間ロスにもつながるため、子どもを安全に誘導することができません。

加えて、歩くときに靴を擦ったような音がしたり、走りにくかったりするため、おすすめはしません。

派手な靴

ジャラジャラとアクセサリーが付いた靴や金具がついた靴は、保育士として相応しくありません。

子どもが引っ張ったり、金具を誤って口に入れてしまう可能性も考えられます。

また、着脱がしづらかったり、子どもの怪我や事故につながるケースもあるため、そのような派手な靴は選ばないようにしましょう。

  

自分に合った保育士の靴選び【上履き編】

以下では、保育士の上履きの選び方やおすすめの靴を紹介します。

簡単に脱ぎ履きできるもの

保育士は、慌ただしく動くことがたくさんあります。

トイレに行く時間さえ確保しづらいなんてこともありますよね。

そんな中で脱ぎ履きしづらい上履きはもってのほかです。

例えば、すぐに脱いだり履いたりできるスリッポンがおすすめです。



かかとが脱げにくい

重たい荷物を持って階段の上り下りをするときなど、足元がよく見えないことがあります。

そんなときにかかとが脱げる上履きだと怪我をする恐れがあります。

ナースシューズやバレーシューズは足にフィットして脱げにくく、履きやすいためおすすめです。



長時間履いていて疲れにくい

保育士は、子どもと走り回ったり、しゃがんだり、一日中動き回ります。

そのため、長時間履いていても疲れにくく、伸縮性がある靴を選ぶと良いでしょう。

また、足が痛くならないことも重要であるため、靴を履いた際に、靴の中で指が動くか・親指が当たらないかをチェックすることも大切です。

 

自分に合った保育士の靴選び【外履き編】

室内よりも外の方が活動量が大きくなり、足に負担がかかりやすくなるため、上履きよりも慎重に選ぶ必要がある外履き。
以下では、保育士の外履きの選び方やおすすめの靴を紹介します。

ある程度、靴底が厚い物

薄っぺらい靴底よりも、厚みのある靴底の方が衝撃を吸収して足が疲れにくいです。

また、走り回って遊んだり重たい荷物を持って歩き回ったりなどするため、クッション性があって衝撃を多少吸収してくれる靴を選ぶことをおすすめします。

厚底の場合、転んでしまう恐れがあるため2〜3cmくらいの靴底を目安に選びましょう。

ワイズ(=足囲)が合ったもの

外履きとして選びがちなのが、おしゃれな先の細い靴です。

しかし、足先を圧迫して外反母趾になってしまったり、上手く足裏で踏ん張れずに足に負担がかかったりしてしまいます。

足の親指と小指の出っ張った所をメジャーで一周させて、自分のワイズ(=足囲)を測ってみましょう。

左右同じではないため、両足を測って把握しておくと靴選びの参考になります。

ハイカットや複雑な紐靴ではなく履きやすいもの

バスケットシューズのようなハイカットスニーカーは、見た目はおしゃれで格好良いかもしれませんが、脱ぎ履きに時間がかかってしまいます。

また、紐を何度も通して結ぶような靴もおすすめしません

すぐに脱ぎ履きできる靴を選びましょう。



まとめ

子どもと走り回ったり、荷物を持って歩いたり、しゃがんだり…

1日中さまざまな動作を行う保育士にとって、上履きや外履き選びは非常に重要です。

上履きには色々な種類があり、それぞれに良さがあるため、自分の動きに合ったものやコスパの良いものなど、自分に合わせて購入しましょう。

シンプルなものに子ども達が好きなキャラクターなどをデコレーションして楽しむのも良いですね。

 

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