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新設保育園で働く保育士のメリット・デメリット、向いてる人は?育園の数は年々増えており、新設保育園で業務する保育士のニーズも非常に高くなっています。「忙しそう」「大変そう」というイメージの多い新設保育園でのお仕事ですが、実はメリットがたくさんあるのです。今回は、保育士が新設保育園で働くうえでのメリットやデメリット、向いている人などについて解説します。
■目次
新設保育園とは、新規にオープンする保育園のこと。
近年の共働きの増加により保育園のニーズが年々増加していることや、待機児童の解消のために保育園が多数新設されています。
厚生労働省によると、全国の保育所等(特定地域型保育事業・幼稚園型認定こども園等・幼保連携型認定こども園・保育所)の数は年々増加しており、2019年から2020年のあいだではなんと約9,000か所も新設されているとのこと。
新設の保育園が増えるということは、それだけ必要とされている保育士の数も多いということ。
つまり、新設保育園でオープニングスタッフとして働く保育士のニーズも高くなっているのです。
出典:厚生労働省|保育所等関連状況取りまとめ(令和3年4月1日)
オープニング保育園の職員として働くには、まずは保育士としてがっつり働きたいという気持ちが大切。
一から保育園を作り上げることとなるため、すべての業務において、通常よりも深いところまで手順などを煮詰める必要があります。
キャリア面では、自身の経験やスキルの向上を図りたい方にもうってつけの環境。
主任や副園長へのキャリアアップのため、園の運営について学びたいという方にも向いているといえるでしょう。
他にも、新しい環境で心機一転したい・園の運営について学びたいという方にもおすすめです。
新設保育園で働くうえで、どのようなメリットがあるのでしょうか
5つのメリットを挙げてみました。
園内施設だけでなく備品やおもちゃなど、新しくきれいなものを使用できるのは新設保育園だからこそのポイント。
最新の設備が導入されていたり、パソコンやタブレットなどで事務作業のICT化を図るなど、働きやすさの面でもメリットがあります。
きれいな施設で仕事できるということから、保育士のモチベーションもアップしますね。
人間関係も、いざこざやしがらみなど何もないゼロからのスタート。
全員がオープニングスタッフという貴重な職員であるため、ベテランから新人までフラットな関係を築きやすいという特徴があります。
その結果、人間関係で悩むことが比較的少ないことがポイントです。
新設保育園は、園をオープンするにあたり必要最低限の保育士数を確保しなければいけません。
そういった理由から、既存の保育園よりも保育士募集に重きを置くため、福利厚生や待遇が比較的良いことが多い傾向です。
また新設保育園では立ち上げ作業などで忙しくなりやすいため、その業務内容を加味されていることも。
全てを一から立ち上げることとなる新設保育園では、若手の保育士でも重要な仕事をたくさん任せてもらえる環境です。
またなかなか出世のタイミングが少ない既存園よりも、出世のポストが多いこともメリット。
そのため、保育士としてのキャリアアップを目指し、さまざまなスキルを獲得したいと考えている保育士さんに最適です。
これまでに保育士としてのキャリアをある程度積んでいる場合、入社してすぐにキャリアアップできるということも。
保育園を新たにスタートさせるということは、さまざまな苦労や試行錯誤がありますが、その分やりがいや達成感を感じることができます。
自分の動き次第で園を良い方向に運ぶこともできるため、結果が目に見えやすいというメリットも。
さまざまなメリットのある新設保育園での勤務ですが、一方でデメリットになる部分も。
新設保育園で働いてみたいと考えている場合、デメリットもしっかりと把握しておきましょう。
新設保育園では保育にかかる業務全般のほか、事務作業や勤務ルールの共有など、取り組む作業が非常に多くなります。
オープン後も保護者との関係構築、実際の保育業務を通して改善点を探すなど、基本的に忙しい日々が続きます。
体力を消耗しないように、日々の健康管理にもより一層気を付けなければなりません。
新設保育園では、ベテランも園長も最初はみんなが手探りの状態。
試行錯誤しながらさまざまなことに挑戦し、失敗したら再挑戦するを繰り返すことになります。
そのため、安定した環境のなかで保育を行いたいという方には少々不向き。
失敗が続くと心が折れてしまったり、保育士として自信をなくしてしまうこともありますが、根気よく続けていくタフさが必要です。
前例がない保育園に子どもを預けることに不安を覚える保護者は、決して少なくありません。
全ての保育士が保護者・子どもたちと初対面の状態からはじまるため、まずは保護者との信頼関係を築くことが大切です。
どのような保育を行っていくのか、普段子どもたちがどのように過ごしているのか、年間行事はどのように進行されるのかなど、保護者の疑問に対して真摯に向き合い、信頼関係を築き上げましょう。
また保護者だけでなく、地域社会との信頼関係の構築も重要です。
新設保育園で働きたい!と思っても、出てくる求人情報は既存園ばかり。
条件にあう園の求人を見つけるために、以下のポイントを試してみましょう。
オープンを目指す時期により、求人を出すタイミングが少し異なる傾向があります。
4月に開園する場合、多くの求人は秋頃から出る傾向。
秋~冬に開園する場合は、6月頃に求人が出ることが多いでしょう。
しかしこれらはあくまで「だいたいのデータ」であるため、希望の園がある場合は随時チェックすることをおすすめします。
保育士の求人を扱っている転職エージェントには、新設保育園の求人情報がたくさん公開されているだけでなく、非公開の求人情報が多数あることも。
エージェントに相談し、自分にぴったりな新設保育園の求人を紹介してもらいましょう。
その園で一度だけ、一定期間でしか従事できない新設保育園のオープニング業務。
目まぐるしく過ぎていく業務のなかで、さまざまなことを経験し学ぶことができます。
新設保育園は年々増加しており、オープニングスタッフとして働く保育士のニーズも高くなりつつあるため、「キャリアアップしたい」「園の運営に携わりたい」と考えている保育士さんにおすすめです。
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