新卒保育士の面接対策!好印象を与える自己紹介とは

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保育園での採用面接では、保育士としての適性がある人物か、保育士としの強みは何なのかなどを見られることも多いようです。新卒保育士の場合は、志望動機や「これから当園でやりたいこと」などを聞かれるかもしれません。面接は苦手!緊張してうまく話せない!という保育士もいますよね。限られた短い時間の中で、自分の強みをアピールし、自分を知ってもらうことで面接がプラスになることもあります。ここでは保育士の面接のコツや、好印象な受け答えについて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

保育士の面接で好印象を与える自己紹介

保育士採用面接の自己紹介を考えるときは、まず「保育士の仕事」のイメージを思い浮かべてみるとよいでしょう。

  • 子どもと一緒に遊んでいる自分の姿
  • 外遊びをしている子どもたちを見守っている姿
  • ピアノの弾き語りや読み聞かせをしている姿

など、いろいろなイメージが浮かびますね。

その中で自分が得意なこと、好きなこと、やってみたいポイントを見つけておきましょう。

得意なこと=特技・アピールポイント

好きなこと=自分の長所

やってみたいこと=興味・関心のあること

これらのポイントが自己紹介に繋がります。

また面接担当者に分かりやすく伝えられるように、事前に文章にしてイメージを決めておきましょう。

保育士の自己紹介を考える際は、応募先の保育園の下調べや情報収集をしておくこともおすすめです。

保育方針や保育理念、働き方や福利厚生も含めて、事前に調べておくこととよいでしょう。
園のホームページや転職サイトの情報だけでなく、園見学や説明会等、直接見る機会があるとさらによいですね。

事前に園の情報を得て、しっかりと下調べができていれば、自己紹介で自分の希望に沿った園であることを伝えることができます。

「自分に合っている園」ということを伝えることで、面接担当者にも好印象を与えることができるでしょう。

保育士面接でのアピールポイントとは

保育士の仕事に関わる具体的な特技や長所があれば、大きなアピールポイントになります。

例えば、

小さい頃からピアノを習っていて、弾き語りや式典のピアノ伴奏できる

ダンスを習っていて、振り付けを考えることや教えることが得意

絵画が得意で、壁面やおたよりのイラストが書ける

学生の頃に保育補助のアルバイト経験がある

学生時代、運動部に所属していて、子どもたち走り回って遊ぶ体力がある

上記のような特技や経験は、保育士のアピールポイントとしてぜひ伝えたいですね。

しかし上記のような特技や経験のない保育士もいるでしょう。
その場合、性格や自分の長所からアピールポイントを見つけることも可能です。

例えば、

明るい性格で人当たりがいい

協調性があり思いやりを持って行動できる

小さな子どもが好き

責任感が強く最後までやり遂げることができる

礼儀正しくきちんとした対応ができる

落ち着きがあり動揺しない性格である

丁寧に物事を進めることができる

できないことは努力する向上心がある

続いて、保育士仕事をするにあたり強みとなる長所について見てみましょう。

体力があり健康である

活動的、行動的である

いつも笑顔でいることができる

コミュニケーションが得意で報・連・相がきちんとできる

チームワークを図りながら行動することが得意

ピアノや絵画などの立派な特技がなくても、保育士として採用されるには人柄も重視されます。

自分の長所や強みは何なのか、日頃から自分を客観的に見つめ、把握しておくことも大切です。

保育士の面接!事前準備と当日の服装

いざ面接に行くと決まったら、面接の準備が必要です。

【面接のために準備するもの】

スーツ

靴 (ヒールは3~5cmのもの)

カバン (A4サイズの書類が入る手提げカバン)

ハンカチ・ティッシュ

履歴書・職務経歴書 (コピーをとっておくとよい)

筆記用具

印鑑

携帯電話 (面接前に電源は切るように!!)

応募先の電話番号・担当者名のメモ (念のため控えておくとよい)

服装(スーツ)は派手な色を避け、上下同じ色のリクルートスーツを着用しましょう。

面接では清潔感も見られます。
靴はきちんと磨き、シャツにはアイロンをかけ、髪の長い方は後ろでしっかり束ねていきましょう。

寒い時期には、入室前にコートを脱いで手に持って入室します。

印鑑や筆記用具などこまかな持ち物もあるため、あらかじめきちんと準備しておきましょう。

保育士の面接・回答の例文集

志望動機について

自己紹介と同じく大切なのが志望動機です。

「自分と園がマッチしている」というアピールが好印象となります。

【新卒保育士の場合の例文】
貴園は少人数制の保育園であり、家庭的な温かい保育と異年齢間での関わりを大切にしていることが魅力だと感じ、志望いたしました。 保育士の経験はありませんが、自分の経験と学んできたことを実践できるように、笑顔で明るい保育を行っていきたいです。

「自分のやりたい保育ができそう」「保育方針や理念が自分の理想とマッチしていたから」などの理由を動機に関連づけて伝えるよいでしょう。

保育士を目指した理由は?

なぜ保育士を目指したのかという点は、保育士として適しているか、保育の仕事をどのように捉えているか、面接担当者が把握しやい質問でもあります。

自己紹介で回答した自分の強みや性格と通じるアピールができると、より説得力が増します。

【保育士を目指した理由の回答例①】
子どもの頃に通っていた保育園の先生の優しさに憧れ、その憧れがずっと胸にあり、先生のようになりたいと思い、ピアノを習ったり、高校の職業体験では保育園へ行きました。自分も子ども達を優しく見守り、子どもたちを笑顔にできるな優しい保育士になりたいと考え、保育士の道を志しました。
【保育士を目指した理由の回答例②】
私が保育士を目指すきっかけとなったのは、歳の離れた弟と妹の世話をしているうちに「子どもに関わる仕事に就きたい」とと考え始めたためです。弟と妹のお世話を通して、少しずつ成長していく感動や喜びが忘れられなくなりました。小さな子どもと接することは、楽しいだけではなく悩むこともあり責任も必要ですが、その経験こそが保育士として大切な点だと思っています。貴園の「大切な命を預かる責任を忘れず、一人ひとりの成長を見守る」という理念に共感したため、応募させていただきました。

保育士を目指した理由については、立派な動機でなくてもいません。

今までの自分の経験や気持ちを、素直に理由として伝えるのがよいでしょう。

新しい園でどのように働きたいか

【新しい園でどのように働きたいかの回答例】
保育士としてより専門性を高め、自分の得意分野を伸ばしていきたいです。 学生時代の保育園でのアルバイトでは、乳児保育の担当させていただきました。乳児の成長について学び、保護者とともに成長を喜ぶこともあり、とてもやりがいを感じました。一方で、まだまだ自分の専門性の低さを感じているため、乳児保育に力を入れている貴園でさらにスキルを磨いていきたいと思っております。新たな知識を身に着け、研修会などにも積極的に参加して、乳児保育の分野では誰にも負けない専門性を身につけた保育士になれればと思っています。

志望動機と重なる部分もありますが、今までで学んだことや培ったスキルがあれば、それらを交えながら話してもよいでしょう。

例文のようにできるだけ具体的に何をしたいか説明することが大切です。

当園以外にも応募しましたか?

こちらも聞かれることの多い質問です。

回答を事前に考えておき、例文を参考に、落ち着いて回答しましょう。

【他園も応募しているのかに対する回答例】
現在、他園にも応募しております。しかし、貴園の「温かい家庭的な少人数制保育」という保育内容や保育理念に魅力を感じており、自分のなりたい保育士像が叶えられると思っておりますので、貴園を第一志望しております。

志望動機で応募した園の魅力を用いながら答えるとよいでしょう。

例文のような流れで回答することで、正直に他園にも応募していると答えても良い印象を与えれます。

まとめ

保育士が面接を受ける際には、新しい園でやりたいこと、学びたいことを伝えると好印象です。

また自分にマッチしている園であることを積極的に伝えることで、きちんと調べてきたことや新しい仲間として迎え入れやすい印象も持ってもらえます。

緊張して多少言葉に詰まってしまったり、スラスラ上手に話せなくても大丈夫。

ゆっくりと落ち着いて、相手を見ながら丁寧に一生懸命伝えようとする姿が何より大切です。

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