お役立ち情報
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「保育士になりたいけど、どんなスキルが必要なのかな?」「面接で使える特技って何?」とお悩み中の方のために、今回は保育士に必要な基本スキルや、面接で使える特技をご紹介します。そのほか、スキルアップに役立つおすすめの資格もまとめて解説するので、就職・転職前にぜひチェックしてみてください。
■目次
保育士には、さまざまなスキルが必要です。日中、保育を進めるためのスキルはもちろん、保護者対応や書類の作成など、細々したスキルが欠かせません。
★≫保育士に必要なスキル・能力
それぞれのスキルの重要性や、保育園で生かされるシーンを解説していきます。
コミュニケーション能力は保育士にとって必要不可欠のスキルです。保育現場では、子どもとの会話はもちろん、保護者や職員、地域の方々など、さまざまな「人」と関わります。子どもの話を聞いたり、保育士から話しかけたりする中で、子どもとの「信頼関係」も生まれるでしょう。
子どもの年齢によっては、言葉でのやり取りが難しい場合もあります。そんなときに、保育士が子どもの言いたいことを察して「○○がしたいのかな?」「○○だね~」と声をかけることで、子どもの言語能力を引き出したり、子どもの「自分の気持ちを分かってほしい」という欲求を満たせたりするでしょう。
「保育士」という職業は体力仕事です。おんぶや抱っこはもちろん、子どもと外で遊んだり、お散歩へ連れて行ったりするなど、身体を使う業務がたくさんあります。そのため、長く続けるためには、体力をつけていくことが重要です。
★≫規則正しい生活習慣を身に着けるためには‥
丈夫な体をつくることで、スタミナがつきますし、風邪を始めとする感染症にもかかりにくくなります。子どもの健康を管理する前に、まずは自己管理を徹底することから始めてみましょう。
観察力と共感力も保育士に欠かせないスキル・能力です。保育園では、複数人の子どもを同時に保育するので、子ども一人ひとりの様子や動きを見渡す力が必要です。例えば、子どもたちが園庭で遊んでいるとき、一カ所を見守るのではなく、全体を見守り、ケガやトラブルがないかチェックしなければなりません。
この「広い視野」は、子どもの安全を守る重要な役目をはたします。さらに、子どもの具体が悪そうなときや、表情が暗いときなどに、「いつもと違う」と気づく力も大切です。
また、子どもがうれしかったことや楽しかったことを保育士に話すときに「嬉しかったんだね~」「そっか○○なんだね、すごいね」と共感することで、子どもとの信頼関係も築けます。子ども同士がけんかをしたときも、保育士が「○○君は○○が嫌だったんだね」と共感の言葉を投げかけることで、子どもに言葉が届きやすくなります。
とっさの判断力があると、頼りがいのある保育士として重宝されます。保育現場では、予期せぬことが起こったり、複数の業務を同時進行したりするので、とっさに正しい判断をする力が必要です。
例えば、子どもがけがをしたときは、まずはけがの応急処置をします。けががひどい場合は、病院へ連れていったり、保護者へ連絡したりします。このように、瞬時に「何をすべきか」を考え、実行する行動力も重要です。判断力は実際に現場で働かないと分からない部分もあるので、保育園や幼稚園のボランティアやアルバイトをしてみるのがおすすめです。
保育士は専門職ですが、一般常識や事務スキルも必要です。保育士は子どものお手本となる存在であると同時に、保護者の方から頼られる存在でもあります。そのため、挨拶や保護者の方へ対するマナー、そして職員間におけるビジネスマナーなど、社会人としての基本的なマナーは心得ておくようにしましょう。
また、保育士は保育業務のほかに事務作業もこなさなければなりません。パソコンスキルや、計画を立てて期限内に提出する「管理能力」も身につけましょう。
保育士の採用面接で聞かれることが多い「特技」。以下のスキルや得技を持っていると、保育園側に好印象を与えることができます。
★≫持っていると有利なスキル・特技
それぞれの具体的な内容や、メリットをチェックしていきましょう。
「ピアノの弾き語りができる」「ギターが弾ける」など、音楽にまつわるスキルは、保育士として働く上で、プラスに働きます。保育園では、朝の会や帰りの会、クリスマス会やお遊戯会などのイベントで子どもに歌を教える場面がたくさんあります。
保育士の中にも「楽器や歌が苦手」という方も少なくないので、音楽のスキルがある人材は現場から重宝されるでしょう。
製作や描画など「ものづくり」のスキルも、保育現場で生かせるスキルのひとつです。壁面製作や、季節の製作、イベントや行事の飾りつけなど、生かせる場面はたくさんあります。面接の際は、学生時代や前職でつくった作品をポートフォリオとして提示するのもおすすめです。
音楽やものづくりが苦手な場合は、絵本や紙芝居の読み聞かせをするスキルを磨いてみましょう。言語表現のスキルは、子どもたちの言語能力を育むために重要なスキルです。子どもたちが物語の中に入り込めるように、声の強弱をつけたり、登場人物によって声音を変えたりして、テクニックを磨いていきましょう。
グローバル社会と言われている昨今。英語のスキルは保育業界でも重宝されます。保育園の中には、英語専門の講師や、英語教育に特化した保育士を招いて、英語レッスンを実施しているところがあるほどです。英語関連の資格を持っている場合や、留学などの経験があれば、面接でアピールしましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士に英語力は必要?英語を使う保育園や求められる英語力とは」
「料理」「お菓子づくり」も、保育士の面接で好印象を与えられる趣味・特技です。多くの保育園では食育の一環として「クッキング」「野菜栽培」などを取り入れています。料理が得意なら、そういったイベントの企画や運営を任せてもらえる可能性もあるでしょう。
「専門性のある保育士になりたい!」「スキルアップしたい!」という場合は、資格を取得するのがおすすめです。就職・転職前に取得すれば、書類選考や面接で有利に働くこともあります。
★≫保育士が持っていると役立つ資格
リトミック指導員資格は、身体表現と音楽表現がミックスされた「リトミック」に関する民間資格です。持っていれば、保育現場でも役立ちます。
そのほか、色彩やデザインに関する「色彩検定」や、絵本のスペシャリスト「絵本専門士」の資格もおすすめです。英語に関する資格なら、「イングリッシュエキスパート保育士資格」、料理に関する資格なら調理師免許などが挙げられます。
>>>あわせて読みたい「子どもが楽しめるリトミック保育!保育士が行う方法について紹介」
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保育士に必要なのは、コミュニケーション能力や体力のほか、観察力や共感力などが挙げられます。
そこへ、音楽やものづくり、言語表現のスキルなどが加わると、面接の際により好印象を与えられます。
保育の幅を広げるためにも、スキルを極めたり、資格を取得したりして、転職に臨みましょう。
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