お役立ち情報
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寒い季節は室内にこもることが増え運動不足になります。運動不足から免疫力が低下し、風邪を引いてしまったり体調を崩してしまったりなど悪循環に陥りがちですね。そんな悪循環は、体を動かして追い払ってしまいましょう。今回は、子どもたちと体を動かしながら元気に過ごせる遊びを紹介します。戸外でも室内でも楽しめるアイディアがたくさんありますよ。
木枯らしが吹き荒れる寒い季節は、どうしても室内で遊びがちになります。
けれどそんな寒いときだからこそ、体を思いっきり動かしてポカポカに温めたいものです。
体を動かす遊びは丈夫な体作りを構築するのはもちろん、楽しく動かすことで心も元気に育まれます。
風邪をひきやすい時期に、保育園で体が温まる遊びをして、子どもたちに元気いっぱい過ごしてもらいましょう。
きっと子どもたちは自ら進んで体を動かすようになるでしょう。
自然に健やかな体と心が育まれるという相乗効果が生まれますよ。
外は寒いけれど体を動かしていると温かくなる、という体感を実感するのに最適な戸外遊び。
体を動かして体温を上げることで免疫力が付き、体調の悪化を防ぐ目的があります。
戸外遊びの王道ともいえる鬼ごっこ。
誰もが一度は経験したことのある遊びではないでしょうか。
じゃんけんをして負けた人が鬼となり、逃げる人を捕まえる遊びです。
道具も音楽も必要なく、身1つでできる鬼ごっこは手軽さナンバーワン。
特別な説明もいらず、誰もが参加でき楽しく遊べます。
鬼役は捕まえることに必死になり、逃げる役は捕まらないように同じく必死に走るため、気付いたときには体がポカポカに温まっているでしょう。
また、シンプルな鬼ごっこ以外にもいろいろなルールを加えた、アレンジ鬼ごっこもあります。
アレンジ鬼ごっこの中ではメジャーな位置にあるのが、こおり鬼です。
【ルール】
❶じゃんけんで鬼を決める
❷鬼は逃げる人をタッチするために追いかける
❸鬼から逃げる人は、鬼にタッチされたら「氷」と叫んで、胸の前でバッテンを作るように手を交差させたポーズを作る
❹「氷」になった人は、そのポーズを作ったまま動けなくなり、鬼ではない人にタッチされるまでその場所から動いてはいけない
❺鬼ではない人が氷になった人をタッチすると、氷が解けて、また自由に逃げることができる
❻全員が氷になったら終了→鬼の勝ち
鬼役が一人だとなかなか終わらないため、時間制限を設けて時間がきたら鬼役を交代するか、鬼を複数人に設定するなどの工夫があると、楽しく遊べます。
いろ鬼は、鬼が色を決めて鬼以外の人が指定された色を探す鬼ごっこです。
【ルール】
❶鬼を決める
❷鬼と逃げる人の間を、一定の距離間あけておく
❸鬼は好きな色を言う
❹逃げる人は鬼が言った色を探しながら逃げる
❺探している間に鬼にタッチされたら鬼は交代
❻鬼にタッチされる前に、色を見つけて触っていればセーフ
外になさそうな色を指定すると、なかなか探せないため捕まりやすくなります。
また、こんなところにこのような色があったなんて、と新たな発見ができるのもいろ鬼の醍醐味。
体が温まるうえに、日常の見過ごしている事柄を新しい角度からの見方で知ることのできる、大人も楽しめる遊びです。
長い縄跳びを使ってみんなで息を合わせながらジャンプします。
跳ぶという行動は普段使わない筋肉も使うため、運動効果の高い遊びです。
【ルール】
❶大繩を回す役を2人決める
❷跳ぶ人たちは縦に1列に並ぶ
❸回された縄に引っかからないようジャンプする
❹何回跳べるか挑戦する、または目標回数を決める
ポイントは全員の呼吸を一緒にすること。
回す人と跳ぶ人のタイミングを合わせて、一斉に跳ぶことが回数を重ねるコツです。
大繩をみんなで跳ぶことで、心が1つになり連帯感が強まります。
体が温まり友だちとの絆も深まる一石二鳥の遊びです。
短縄を使った縄跳びは、一人でも二人でも遊べます。
一人で遊ぶ際は、前回しや後ろ回し、あや跳び、二重跳びなどをマスターするべく挑戦していきます。
新しい技ができたときに達成感を感じることができ、練習のしがいがある遊びです。
二人で跳ぶ縄跳びには、いくつかの種類があります。
例えば、一人が前回しの要領で跳んで、もう一人が向かい合わせになるよう縄の中に入り、一緒に跳びます。
お互いの顔が見えるため、つい笑ってしまって縄に引っかかってしまうなど、案外続けるのが難しい遊びです。
長時間続けることで有酸素運動にもなるため、寒い季節にピッタリの体を温める遊びです。
体が温まる遊びは室内でもできます。
天気が悪くて外に出られないときなど、参考にしてみてくださいね。
縄跳びリンボーは、縄跳びの縄を使ってリンボーダンスをする遊びです。
リンボーダンスとは、水平に渡された棒を触れないように、上体を後ろに反らしながらくぐるダンスゲームです。
【ルール】
❶2人で縄の両端をそれぞれ持つ
❷地面と水平に縄をピンと張り、棒の様にまっすぐになるよう持つ
❸初めは頭の上の高さから始め、くぐれたら徐々に下げていく
❹くぐる人が膝を付いたり、手を付いたりしてしまったら終わり、または交代
どの位の低さまでくぐり抜けるか競う遊びで、とっても盛り上がる遊びです。
体の柔軟にもつながり、背筋・腹筋・体幹も鍛えられます。
だるまさんがころんだは、室内でも安全に体を温められる遊びです。
鬼ごっこ同様、道具を必要せずどこでも気軽に遊ぶことができます。
【ルール】
❶鬼は「だるまさんがころんだ」と叫びながら、最後の「だ」のところで振り返る
❷振り返ったときに動いている人がいたら指名して、鬼の後ろにつく
❸鬼以外の人は、鬼が後ろを向いて「だるまさんが…」と叫んでいる間に、鬼にそっと近づく
❹鬼が振り返ったら、動かないように止まる
❺鬼が後ろを向いている間に、鬼にタッチできたら勝ち
定番の遊びながら、瞬発力とバランス感覚を養え、小さな子どもから大人まで安全に行える室内に最適なゲームです。
雷ゲームとは、保育士が雷様になって子どもたちのおへそに雷を落とす遊びです。
【ルール】
❶子どもたちは床に仰向けに寝転がる
❷保育士が「ゴロゴロゴロ」といいながら子どもたちのおへそを狙うような動きをする
❸保育士が「ドーン」といったら、子どもたちはおへそを取られないように、うつ伏せになる
寝転んだまま動くため、背中側の肺が広がり呼吸器の発達を促る効果も。
保育士と子どもたちのスキンシップもはかれる、心も体も温まる遊びです。
月齢の低い子どもから遊べるため、幅広い年齢層で楽しめます。
体が温まる保育園でできる遊びを紹介しました。
どの遊びも体が温まると同時に、心の健やかな成長をサポートする役目があります。
寒くて縮こまってしまう季節だからこそ、思い切り体を動かす遊びを積極的に保育へ取り入れていきたいですね。
子どもたちに体を動かす楽しさを教えて、免疫力を高め不調知らずの体づくりをしていきましょう。
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