お役立ち情報
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悪天候やコロナウイルスの影響で中止になってしまった遠足。子どもたちを落胆させてしまわないために、保育園で「遠足ごっこ」をして楽しみませんか?今回は、遠足ごっこのねらいや遠足ごっこにおすすめの室内レクリエーションについてまとめました。
子どもたちが楽しみにしていた遠足が中止となってしまったとき、真っ先に残念がるのは子どもたちです。
子どもたちの笑顔のために企画した遠足が中止で子どもたちを悲しませてしまうのは、保育士としてもつらいですよね。
雨天での中止の場合は代替日に決行することができますが、新型コロナウイルスの影響となると、延期も難しいところ。
そんなときは、保育室でできる遠足ごっこをして楽しみませんか?
遠足ごっことは、室内を屋外に見立てて、遠足で行うことを保育室内で行う見立て遊び。
いつもと同じ空間がそのときだけは特別な空間となることで、喜んでくれる子どもたちも多いでしょう。
遠足ごっこを行うねらいには、以下の点があげられます。
●遠足の気分を味わう
●遠足に期待感を持つ
●お友達や先生との関係を深める
●異年齢の子どもたちと協力することを学ぶ
●遠足が中止になり落ち込む子どもたちを元気づける
遠足ごっこは、遠足が中止になったときでなくても実施できるプログラムです。
持ち物は遠足で必要となるものそのままを使用すればいいため、企画も比較的簡単で、室内で安全に実施できます。
何よりも、子どもたちがいつもの空間で特別な体験をできるように工夫してみましょう。
以下では、遠足ごっこで取り入れられるおすすめのアイデアについてまとめました。
まずはバズに乗って目的地へ向かうつもりで、バスごっこでバスに乗ります。
切符を用意したり、段ボールでバスを作ってみんなで連なってぐるぐる回っても楽しめそうです。
目的地に着くまでに、「じゃんけん列車」などの遊びに発展させてもいいでしょう。
目的地に着いたら、みんなで歩いて移動します。
歩くときは2列で手をつないで並んだり、先生より前には出ない、列から飛び出さないなど本当の遠足と同じルールを守るとより楽しめます。
保育園のなかをルールを守りならぐるっと巡り、あらかじめセッティングをした「遠足会場」に到着します。
遠足会場についたら、いよいよお楽しみのはじまりです。
本来行くつもりであった目的地にちなんだ絵本や紙芝居の読み聞かせをして、より遠足ごっこにリアリティを持たせます。
本当にその場所にいるつもりで読む絵本は、いつもと世界が少し違って見えるかもしれません。
イラストではなく、実写で構成された絵本などがおすすめです。
保育室やホールなどの大きなお部屋でレジャーシートを敷いてお弁当を食べて、遠足気分を味わいましょう。
いつもと違う場所でレジャーシートに座って食べるお弁当は、特別感を感じますね。
年齢を超えたさまざまな子どもたちと交流できる機会にもなるでしょう。
園庭がある場合は、園庭で行うこともできそうです。
遠足ごっこでは、外出している気分になれるような室内レクリエーションを行ってみましょう。
以下では、おすすめの室内レクリエーションを3つピックアップしてみました。
事前に商品になるものを準備しておき、保育園独自の通貨でお買い物を体験する遊びです。
持っているお金で何が買えるか、どれが欲しいかを自分で考えることで、子どもたちの考える力も身に付きます。
商品にするものは保育士の製作物でもよし、このあと配布するおやつでもよし。
製作する場合は、量産できるような簡単なものがおすすめです。
広い保育園の園内で、宝探しを行うゲーム。
あらかじめ宝物は隠しておき、同じものを子どもたちに見せて「これを見つけてね」と覚えてもらいます。
さまざまなヒントをもらいながら、子どもたちは協力しあって宝物を見つけるというゲームです。
宝物は目立つようなものにし、慣れてきたら宝物の数を増やしたりダミーを追加したりしながら、違う楽しみ方をしてもいいでしょう。
クイズブースをいくつか設けて、答えに正解するとシールやスタンプがもらえるスタンプラリー。
遠足の目的地にあわせて、動物や魚、電車などクイズのテーマを決めるといいでしょう。
スタンプを集めたカードが帰りのバスの切符になる、などの仕掛けがあってもいいですね。
遠足が中止になってしまったときは、いかに子どもたちの気分を切り替えさせ、新しい楽しみ方をするかが大切。
遠足ごっこで、子どもたちが本当に遠足に行ったような気分になるようたくさん工夫してみましょう。
レクリエーションなどを取り入れて、遠足に負けないくらい楽しい1日を作りましょう。
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