【保育園の7月のおたより・園だより】年齢別文例集

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気温、湿度ともに上がり、地域によっては本格的な暑さを感じる7月。 暑さの中でも元気いっぱい過ごせるよう、体調管理にも気をつけていきたいですね。 7月は七夕やプール開き、お泊まり保育、夏祭りなどを行う園も多く、子どもたちにとっては、楽しい園行事が多い月でもありますね。 暑さに負けず、のびのびと楽しく遊ぶ様子が伝わるおたよりになるようにしましょう。

【7月のおたより】書き出しのポイント

蒸し蒸しとした天気が続く一方、晴れた日には太陽がキラキラと眩しい7月。

室内遊び、外遊びともにさまざまな遊びを楽しんでいる様子が伝わる書き出しにすると、7月のおたよりらしくなりますね。

【書き出しの文例】

晴れた日には園庭に日差しが差し込み、子どもたちはみな、お日様のもと元気に外で遊んでいます。

7月7日は七夕ですね。子どもたちの願いが書かれた短冊が、風に優しく揺れています。

いよいよ夏本番の暑さを感じる今日この頃。 子どもたちは暑さの中でも水分補給をしながら、元気に外で遊んでいます。

7月に入ってもまだ雨が続いていますが、子どもたちは雨の日も園内で楽しく過ごしています。 梅雨明けはあと少しでしょうか。

園庭のアサガオが、雨の中きれいな花を咲かせています。 そろそろ梅雨から真夏への季節の移り変わりの時期ですね。

夏の蒸し暑さの中でも、元気に遊ぶ子どもたち。おでこにはキラリと汗が輝いています。

梅雨明けが近づき、晴れる日も多くなってきました。 ようやく本格的な夏の到来ですね。

プール遊びがはじまり、子どもたちは冷たい水の感触を「気持ちいい」と楽しんでいます。

雨が上がると、「外で遊びたい」と園庭に飛び出す子どもたち。 太陽の明るい日差しも、子どもたちの笑顔も輝いています。

7月のおたよりで保護者に伝えること

冷房の使いすぎに注意!冷房病について

7月は、雨の日、晴れの日に関わらず気温が高い日が多くなります。

不快な暑さや湿度の中、つい冷房に頼りがちになってしまいます。

しかし、低い温度に設定しすぎたり、クーラーの使いすぎには注意しなければいけません。

「25℃以下の室内に長時間いる」、「外気温との温度差が5℃以上ある」という環境にいると、「冷房病」になりやすいといわれています。

冷房病になると、頭痛やめまい、だるさなどの症状が現れます。

保育園では、以下のように設定している場合が多いです。

  • クーラーの温度設定は28℃
  • 外気温との差は3〜4℃

ご家庭でもクーラーの「使いすぎ」「頼りすぎ」には注意していただくよう、おたよりで呼びかけてもよいですね。

水遊び(プール遊び)について

水遊びやプール遊びがある日には、ご家庭での検温の記録や体調観察カードなどへの記入をお願いする保育園も多いでしょう。

以下の場合は、基本的に水遊びやプール遊びに参加することができません。

  • 熱がある
  • 咳や鼻水がある
  • 皮膚に湿疹がある
  • 化膿した傷がある
  • 目や耳の病気がある(医師の診断が必要)

その旨、7月のおたよりでしっかり呼びかけておきましょう。

また、水遊びやプール遊びの後は、小さな子どもにとっては疲れやすいものでもあります。

自宅に帰ったら、夜更かしせずに早めに就寝することを勧めましょう。

7月の園行事について

7月に、夏祭りやお泊まり保育を予定している保育園も多いかと思います。

園行事に関しては、おたよりで別途お知らせしているかと思いますが、7月のおたよりでも内容や持ち物などについて再度お知らせしてもよいでしょう。

夏祭りについては、以下の内容をお知らせし、ご家族で楽しんで参加してもらえるよう「お待ちしております」と、一言添えるとよいですね。

  • 開催日と開始・終了時間
  • 出店やレクリエーションの内容
  • プログラムやタイムスケジュール

お泊まり保育では、以下の内容をお知らせしましょう。

  • 持ち物の確認
  • 当日の集合時間
  • 体調カードの提出
  • 酔い止めなど持参薬の有無
  • 解散(お迎え)時間

お泊まり保育に対して、不安や心配のある保護者もいれば、保護者と離れることを不安に思う子どももいます。

「ご心配な点があれば、いつでも保育士にお声がけください」という言葉をおたよりに添え、保護者と情報共有をできるようにしましょう。

7月のおたよりで使える季節の話題

七夕はなぜ"たなばた"と呼ぶのか

七夕が中国から日本に伝わったのは、奈良時代といわれています。

江戸時代には、7月7日は「七夕(しちせき)の節句」と呼ばれ、五節句の一つに数えられていました。

「七夕」という字を見ると、「しちせき」のほうがしっくりくるような気もします。

なぜ、「しちせき」が「たなばた」と呼ばれるようになったのでしょうか。

それは、現在の七夕に結び付く「棚機女(たなばたつめ)」が由来といわれています。

「棚機女」と呼ばれる若い女性が、水辺で神に供える着物を織って豊作を祈り、その織り機の名前が「棚機(たなばた)」と呼ばれていました。

そのことから「棚機」が中国伝来の七夕と融合し、「七夕」の漢字に「たなばた」が当てられたといわれています。

海の日ってどんな日?

海の日とは、7月の第3月曜日が対象となる、国民の祝日の一つです。

「国民の祝日に関する法律」では、海の日を「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」と定めています。
引用:内閣府|「国民の祝日」について

海に囲まれた島国・日本らしい祝日ですね。

日本は海からさまざまな恩恵を受け、文化が発展してきました。

海の日は、海の恵みに感謝し、海を大切にしようと誓う日でもあります。

実は「海の日」を国民の祝日としている国は世界に類をみず、日本ならではの珍しい祝日ともいえるのです。

年齢別(クラス別) 7月のおたよりで伝えたい文例集

0歳児の文例

つかまり立ちで楽しそうに保育室を歩く姿が増えてきた◯◯組さん。
保育室にある七夕の笹に一生懸命手を伸ばす姿が愛らしいです。
保育士が笹を揺らすと、「自分もやりたい」とばかりにさらに手を伸ばしています。
行動範囲が広がり、新しい景色が見えるようになったり、届かなかったものにも手が届くようになりました。
いたずらっ子に成長した◯◯組さんに、毎日目を細めています。
危険のないよう、しっかり見守りながら、どんどん体を動かしていけるように接していきたいと思います。

1歳児の文例

手押しスタンプで七夕飾り作りに挑戦した◯◯組さん。
手についた絵の具を見て、戸惑ったり、はしゃいだり、それぞれの反応を見せてくれました。
絵の具に慣れると、みんなテンポよくペタペタ楽しんでいました。
手の大きさや形によって、一人ひとり違う個性豊かで可愛い作品が出来上がりました。
水遊びが始まり、大きなたらいやプールに手や足を入れたり、おもちゃを浮かべて遊んでいます。
太陽に照らされた水がキラキラ輝くのを見て、◯◯組さんたちも嬉しそうに目を輝かせています。

2歳児の文例

七夕の笹飾りに挑戦した◯◯組さん。
みんなで作った短冊や星の飾りを大切に持ち、一人ひとり上手に笹につけていました。
飾りつけが終わった笹を見て、「わー!きれい!」とみんな大喜び。
お迎えに来た際に、ぜひお子さんと一緒に素敵な笹飾りを眺めてみてくださいね。
お友達との関わりがますます増える中で、気持ちがぶつかってしまうことも増えてきた◯◯組さん。
「貸して」「いいよ」「ありがとう」など、自分の気持ちを上手く伝えながら関わることができるよう、丁寧に伝えていきたいと思います。
ご家庭でもぜひ「貸して」「どうぞ」など、お子さんとやり取りをしてみてください。

3歳児の文例

クラスみんなで笹飾り作りに挑戦した◯◯さん。
編み飾りや輪つなぎなど、ちょっと難しい飾りにも挑戦し、真剣な眼差しで作っていました。
一つ完成すると「もっとつくりたい!」と、七夕の笹飾り作りにすっかり夢中になっていました。
みんなで協力して、とても長い輪つなぎも作りました。
みんなで一緒に作る喜びを感じる姿に成長を感じます。
プール遊びが本格的に始まりました。
みんなプール遊びの時間には、早く遊びたい気持ちからか、あっという間にお着替えも完了。
急いでいる中でも、脱いだ服や肌着をきちんと畳む姿も見られ、関心させられてしまいました。

4歳児の文例

七夕の制作で、吹き流し作りに挑戦した◯◯組さん。
はさみやのりを上手に使い、難しい吹き流しを一生懸命作り上げました。
手先もどんどん器用になっていますね。
笹に飾った綺麗な吹き流しを見て、みんな大満足でした。
短冊にお願いを書く際には、みんな「なににしようかな」と悩みながら、結局一つに決められず、1人二つずつお願いを書きました。
一つ目は自分のお願い。
二つ目は家族のお願いを書きました。
ぜひ、お子さんが書いた短冊を探してみてくださいね。

5歳児の文例

絵本で七夕について色々と興味を持った◯◯組さん。
今年は和柄の折り紙を使って、着物の形をした紙子(かみこ)作りに挑戦しました。
作っている最中も、「着るものに困らないようになるんだって」と話していた◯◯組さん。
意味を知りながら丁寧に作る姿に成長を感じました。
また、クラスみんなでくす玉も作りました。
みんなで色紙を綺麗に貼り付け、とても華やかなくす玉が出来ました。
プール遊びを毎日楽しみにしている◯◯組さん。
雨が降ると少しガッカリした表情になってしまいますが、すぐに気持ちを切り替えて、汗をにじませながら室内遊びに夢中になっています。
どんな遊びも、お友達と一緒に目一杯楽しんでいる◯◯組さんです。

まとめ

7月のおたよりは、七夕やプール、園によっては夏祭りやお泊まり保育など、記載する内容が盛りだくさんですね。

伝える内容が多い場合は、要点を絞って箇条書きにするなど、見やすいようにする工夫も必要です。

子どもたちにとっては楽しい園行事も多い7月。

保育園での生活を楽しんでいる明るい内容が伝わるようにしたいですね。

 

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