仕事中の保育士の結婚指輪事情!注意点やNGなデザイン

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仕事中に結婚指輪をつけたままでも良いのか悩む保育士も多いのではないでしょうか。結婚指輪は特別なものであるため、外したくないという保育士もいることでしょう。しかし結婚指輪を着用しての仕事は、十分に注意しなければなりません。今回は、仕事中の結婚指輪に関する、注意点やNGなデザインについて解説します。

保育士は仕事中に結婚指輪をつけても良い?

結論から述べると、保育園によってそれぞれ異なります。

結婚指輪をつけたままでも全く問題ないとしている保育園もあれば、結婚指輪を始めとしたアクセサリー類自体の着用を禁止してる保育園もあるなどさまざまです。

また結婚指輪の着用を許可している場合であっても、保護者の中には衛生面や危険性の観点から快く思わない方もいます。

まずは勤務している保育園に確認し、保育園の方針に従うことが大切です。

保育士の結婚指輪を禁止にする理由

結婚指輪の着用を禁止としている保育園は、なぜ禁止にしているのでしょうか。

ここでは、その理由について説明します。

子どもがケガをする恐れがある

子どもと触れ合うことが多い仕事である保育士は、常に子どもの安全面に配慮しなければなりません。

結婚指輪を着用していることにより、子どもにぶつかったり、肌が擦れたり、髪や服に引っ掛かって怪我をするリスクが生まれます。

また場合によっては、指輪による金属アレルギーを子どもが発症してしまう可能性も否定できません。

このような子どもの怪我や事故を未然に防ぐといった意味でも、結婚指輪を禁止にする理由として挙げられます。

衛生的に望ましくない

衛生を保つために日々こまめな手洗いや消毒を行う保育士ですが、指輪をしていることで十分に手洗いができないことが挙げられます。

指輪の周りは細菌が繁殖しやすく、特に指輪の裏側は綺麗に洗うことができないため、手洗いの際は都度指輪を外して洗う必要があります。

子どもと一緒に食事をすることもあるため、しっかりと衛生面に配慮することが大切なのです。

仕事中に自分自身が不快に感じる

保育士は子どもと一緒に遊ぶ中で、ときには砂遊びや泥遊びに参加することもあります。

このときに結婚指輪をしていると、指と指輪の間に砂や土が入り込み不快に感じ、保育の邪魔になったり仕事に集中できないといったことがあるようです。

保育現場において集中力が欠けることは、重大な事故を引き起こしてしまう可能性につながります。

そうならないためにも、あらかじめ結婚指輪は外しておいたほうが良いと考えられます。

仕事中に結婚指輪をつける際の注意点

結婚指輪は特別なものであり、なるべく外したくないと考える保育士もいるのではないでしょうか。

しかし保育現場で結婚指輪を身につけるためには、いくつか注意しておきたい点もあります。

ここでは、仕事中に指輪をつける際の注意点について説明します。

子どもの誤飲に気を付ける

手洗いや消毒時など必要に応じて外す場合、必ず子どもの手が届かないところに置くようにしましょう。

また遊んでいるうちに紛失してしまった、ということがないよう十分に気を付ける必要があります。

万が一子どもの手が届くところに置いたり、床に落ちているものを拾ってしまった場合、子どもが誤飲してしまう危険性があるからです。

結婚指輪の取り扱いには、注意しましょう。

保護者から嫌がられることも…

保育園で結婚指輪の着用を禁止していない場合でも、保護者の中にはあまり良く思わない方もいます。

大切な子どもを預けている保護者目線になって考えると、我が子に少しでも危険の恐れがあるものに対して、心配や不安な感情になるのは自然なことでしょう。

保護者の心配や不安を払拭できるような対策を講じたり、お互いに話し合ったりするなど周りの理解をきちんと得ることが大切です。

外したほうがいい結婚指輪のNGなデザイン

仕事中の結婚指輪を許可している保育園の場合でも、保育現場では避けたほうが良い結婚指輪もあります。

ここでは、外したほうがいい結婚指輪のNGなデザインについて説明します。

凹凸があるもの

溝や彫などの凹凸があるデザインは汚れや傷がつきやすいため、保育現場では向いていないといえるでしょう。

また凹凸部分は細菌が繁殖しやすいといったこともあるため、あまり衛生的ではないことも挙げられます。

そのため、平らで滑らかなデザインの結婚指輪のほうが好ましいと考えられます。

宝石が指輪の外側についているもの

宝石が散りばめられていたり、大きな宝石が指輪の外側についているデザインも好ましいとはいえません。

結婚指輪をつけたまま遊ぶ場合、必ずといっていいほど指輪に傷がつきます。

指輪自体に傷がつくならまだしも、宝石に細かい傷がついてしまっては、その輝きは失われてしまいます。

また子どもに触れてケガをさせてしまう恐れも…。

そういった観点から、宝石が突出している結婚指輪についてもNGとなります。

幅が広いもの

結婚指輪の中には、厚みがあり少し幅が広いものもありますよね。

そのようなデザインは目立ってしまううえに、子どもにぶつかってケガをさせてしまう可能性や衛生的にあまり良いとはいえません。

実際に保護者のみならず、他の保育士や園長へ良い印象を与えないため、避けたほうが無難といえます。

まとめ

保育現場で結婚指輪をつけても良いのか迷う保育士は少なくありません。

結婚指輪は特別なものであることから、結婚指輪のみ例外として許可している保育園は多いようです。

しかし保護者からの印象や子どもへの危険性など、十分に理解と配慮をしたうえで着用することが大切です。

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