保育士の生理事情!こんなときはどうする?対策や体質改善方法

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生理中は頭痛や腹痛などで体調が優れず、仕事に集中できない保育士さんも多いのではないでしょうか。特に症状が重い方は、毎月本当につらいですよね。今回は、保育士の生理中の対策や体質改善といった生理事情について紹介します。生理で悩む保育士さんは、ぜひ参考にしてみてください。

【場面別】こんなときどうする?保育士の生理事情と対応方法

生理中は「こんなときどうしたらいい?」と悩む場面がたくさんあるでしょう。

生理中の保育士が遭遇する困った場面を紹介していきます。

水遊び・プールのとき

夏の暑い時期になると未満児クラスでは水遊びをしたり、以上児クラスとなるとプールに一緒に入ったりすることが増えるでしょう。

このような場面で悩む生理中の保育士は、非常に多いのではないでしょうか。


【対応方法】

もし、可能であれば役割を他の保育士と交代してもらいましょう。

例えば、監視役にまわる、子ども達を着替えさせたりする役割に代わるなどです。

水に入る以外にできる仕事を考えて、他の保育士に提案を持ち掛けてみましょう。

どうしても交代の保育士がおらず、自分が対応しなければいけないときは、ナプキンだと経血がもれてしまう可能性があるため、タンポンや月経カップを使用することもおすすめです。

保育中に抜け出せないとき

子どもの対応や保育行事などでトイレに行くタイミングがなく、なかなか抜け出せないこともあるかもしれません。

複数担任であればすぐに交代できるかもしれませんが、1人担任制であれば、誰か他の保育士に子ども達を見てもらう必要がありますね。

そのようなとき、どうすればいいのでしょうか。


【対応方法】

トイレに行くタイミングを最小限にするために、タンポンや月経カップ、夜用のナプキン、ショーツタイプのナプキンを使用してみるのはいかがでしょうか。

ただ、ずっとトイレに行かないのは衛生的にもよくないため、自分で事情を説明して交代してもらうようにしましょう。

腹痛・頭痛など症状がつらいとき

生理の始まり、特に1日目、2日目は非常に症状が重いことが多く、仕事や日常生活に支障が出ることがあります。

薬を飲めばよくなることもあるため、そのときは迷わず薬に頼りましょう。

しかし、薬を飲んでも効かない人もいます。 その場合はどのような対応がいいのでしょうか。


【対応方法】

体調が悪い中無理をして仕事をすると、かえって子ども達や他の保育士に迷惑がかかってしまうことも…。

どうしてもつらいときは無理せず休みましょう。

保育園の就業規則では、生理休暇が認められているところもあるため、就業規則を事前に確認しておくといいですね。

しかし、行事前などの忙しい時期は休みづらいときもあり、自分も担当している子ども達が心配になることがあるため、後述する体質改善法をぜひ試してみてください。

症状がひどいときはどうすればいい?症状の改善方法とは

生理痛などの症状が重いときは、どうすれば緩和されるでしょうか。

身体を温める

身体の一部を温めるケアである温罨法(=おんあんぽう)は、生理中の痛みに効果的です。

カイロや湯たんぽ、腹巻きなどで腹部を温めてみましょう。

冷えは血流を悪くしてしまい、症状を悪化させます。

飲み物も冷たいものを飲むのではなく、意識して常温のものや温かいものを飲むようにしましょう。

軽い運動をする

血流を促すために軽い運動をしましょう。

症状が軽いときは、ウォーキングをしてみるのもおすすめです。

症状が重いときは、入浴後などにストレッチなどをしてみてください。

痛み止めの処方

痛みは我慢せずに取り除くようにしましょう。

婦人科に相談して痛み止めの薬を処方してもらったり、ドラッグストアで生理痛や頭痛薬の痛み止めを購入したりすることをおすすめします。

ただし、痛み止めにも相性があり、効果があるものと自分に合わないものがあるため、注意してください。

ツボ押し

生理痛に効果のあるツボをご存じですか?

そこを刺激することで、痛みを和らげることが可能です。

一度試してみてくださいね。

合谷(ごうこく) 親指・人差指が交わる部位より人差指側のくぼみ
気海(きかい) おへそより指2本分下の部位
関元(かんげん) 気海よりさらに指2本分下の部位

つらい生理痛はもう嫌だ!体質改善をしてみよう!

毎月つらい生理痛や頭痛に悩まされるのはとても憂鬱ですよね。

できれば、体質改善をして、生理中も快適に過ごしましょう。

規則正しい生活習慣

生理は女性ホルモンの影響を大きく受けます。

不規則な生活習慣は、女性ホルモンの分泌に影響し、生理痛や頭痛だけではなく、生理不順など、生理に関するさまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。

できるだけ規則正しい生活を心がけて、ホルモンバランスを整えましょう。

冷えに気を付ける

血流が悪いと、生理痛や頭痛など様々なトラブルを引き起こしてしまいます。

できるだけ身体を冷やさない工夫をしましょう。

”首”のつくところ(首、足首、手首など)は大きな血管が通っているため、そこを冷やしてしまうと身体全体が冷える原因となってしまいます。

少し意識して温めてみてください。

例えば、お風呂はシャワーで済ませるのではなく、ゆっくり湯船につかる習慣をつけましょう。

食べ物や飲み物に注意

身体を冷やす冷たいのみものやカフェインが入った飲み物は血流を悪くするため、意識して摂取量を少なめにしましょう。

また、砂糖の取りすぎはイライラや精神不安定の原因になるため、血糖値の揺れが激しい食べ物は注意してください。

身体を温めて血流を良くする食べ物としては、ビタミンEを含むものやネギやショウガなどの香味野菜がおすすめです。

適度な運動習慣を心がける

運動することによって代謝が上がり、血流もよくなります。

これは生理痛などのトラブルの予防にもつながるため、意識して歩いたりストレッチなどをしたりしてみましょう。

時間がない方は、いつもの買い物の道を車ではなく歩いてみたり、一駅だけ歩いたりと、日常生活の場面で身体を動かすことを意識した行動を取るようにしましょう。

まとめ

生理痛や頭痛などで悩んでいる保育士さんは多くいます。

まずは休めるのであれば業務を代わってもらい、少し身体を休めたりするなど、誰かに頼ることも大切です。

どうしても生理痛が辛い場合は、体質改善を行うこともいいでしょう。

いずれにせよ、身体からのサインをしっかり聞いてあげてくださいね。

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