保育士研修で学びたいこと7選!スキルアップに役立つ研修とは?

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保育士としてスキルアップしたいと考えたとき、研修で知識や技術を学ぶという方法を取る保育士さんがほとんどではないでしょうか。自分の興味のある分野の知識を深め、現場で活かすことは自分や子どものために非常に役に立ちます。今回は、保育士の研修で学びたいことについて紹介します。ぜひ、今後のスキルアップの参考にしてみてください。

保育士の研修で人気の内容はこれ!

保育士の研修は、保育協会や自治体、民間企業、保育園で独自に行われているものなどさまざまです。

現場の保育士としてスキルアップし、子どもに適切な保育ができるように、積極的に研修に参加しましょう。

保育士が研修で学びたい人気の内容は、以下のようなものが挙げられます。

食育

絵本

リトミック

障がい児研修

乳児ケア

コミュニケーション

安全対策、緊急時対応

日常的に子ども達と接する中で、自分はどうなりたいか、どんな保育をしたいかを常に考えていくことが大切です。

研修の具体的な内容は?

前述で述べた保育士に人気の研修より、具体的な研修内容を見ていきましょう。

食育

現在、6つの「こ食」(孤食・個食・粉食・固食・小食・濃食)が問題となっています。

小さな頃から食に関心を持ち、食を楽しむ気持ちや感謝する気持ちを育むために、食育は非常に重要です。

研修内容としては、食育の基礎知識や食の問題、アレルギー対応、離乳食、食の問題行動・解決策などが挙げられます。

絵本

子ども達は絵本が大好きで、多くのことを絵本で学びます。

より一層子ども達が絵本を楽しめるように、絵本に関する保育士の知識やスキルは非常に大切です。

注意すべきポイントや年齢、発達に合わせた絵本の選び方、読み聞かせのポイントなど実演を踏まえて学べるため、非常に人気の研修内容となります。

音楽活動

音楽教育や歌の指導の仕方、お遊戯会などの選曲の仕方といった音楽活動を学びます。

リトミックやリズム運動など、音楽を通して、身体を動かして遊ぶことの楽しさを子ども達に伝えることも、保育においては大切なことです。

ある程度専門的な知識と技術が必要になってくるため、もし実際に子どもに指導をしたいのであれば必須の研修となります。

障がい児研修

近年、発達に問題がある子どもが増加しつつあります。

保育園での問題行動や対処法、発達障害の知識などを深めることは、子どもとの適切な関わりを深めるとともに、子どもの将来を守ることにもつながるでしょう。

視覚的な支援や言葉かけ、医療機関へのつなぎ方、保護者への対応など、発達障害に関わることを学ぶことができます。

乳児ケア

子どもと接する機会が減少してきている現在、保育実習で初めて乳児と触れたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

生後1年未満である乳児という存在は、保護者や援助者の助けがなければ生きていくことができません。

乳児の特性や身体的・心理的特徴を学び、どのような関わりが必要か、その実践方法などを学ぶ研修となっています。

コミュニケーション

保育士は、子どもだけでなく、その保護者や地域の方々、外部講師など色々な人とコミュニケーションを取らなければなりません。

コミュニケーション能力を磨くことで、良好な関係性を築くことができるようになります。

それは保育を円滑に進めると同時に、子どものためにも充実した時間を提供することにつながるのです。

安全対策、緊急時の対応

保育における安全対策や緊急時の対応は、非常に重要です。

保育園で何かしらヒヤリハットが起こった場合、大きな事故につながる可能性があります。

そうならないためには、安全対策を見直したり、緊急時の対応について知っておくことが重要です。

また、地震や洪水などが起きてしまった場合の対応などは、子どもの命を守ることにつながります。

子どもの防災意識を高めることにもつながるため、ぜひ学んでほしい内容の一つです。

保育士が研修に行く際に注意すべき点

学びのために研修に行くことは、スキルアップとして非常に良いことです。

しかし、忘れてはならないことは、保育園に所属しているということです。

保育園の顔として、研修に参加するため、真面目に参加しましょう。

以下に研修に参加する際の注意点を挙げます。

服装に注意

研修は、主に座学と実技に分けられます。

研修内容によって指定がありますが、座学の場合、基本的にはスーツで参加するようにしましょう。

実技など身体を動かすものであれば、ジャージや動きやすい服装で参加することをおすすめします。

間違ってもジーンズなどのラフな格好や、露出が多い服装はやめましょう。

社会人としてのマナーを守る

挨拶は社会人としてのマナーです。

1人の評価は保育園全体の評価につながるため、良い印象を残すように心がけましょう。

研修は真面目に参加し、よほどの理由がない限り、遅刻や途中退席はしないよう気を付ける必要があります。

研修中は、もちろん私語厳禁です。

他の保育園の先生方と情報交換をしたいと思う場合は、研修後に行うようにしましょう。

研修はいつ頃ある?学びの時期はいつがいい?

研修は年中行われているため、自分の学びたい分野の研修があれば、チェックしておきましょう。

中には、年に数えるほどしかない貴重な研修や非常に人気な研修もあります。

もし、受講したいと思う研修があれば、予約開始の日程をしっかり把握して、忘れないようにスケジュール管理をしましょう。

学びの時期に関しては「学びたい!」と思ったときが始め時です。

しかし、運動会やお遊戯会などの行事前は非常に忙しくなるため、体調管理には十分注意しましょう。

自分の時間管理のためにも、その研修のチャンスが次回もあるのであれば、忙しい時期を避けるといったことも必要かもしれません。

まとめ

保育士の研修には、さまざまなものがあります。

保育の現場において、自分が今何を学びたいかをしっかり考えてみましょう。

学びたいことが見つかると、自然とスキルアップしたいと思うようになります。

自分にとって、何が強みなのか、何を学べば自分のなりたい保育士になれるのか、ぜひ考えてみるきっかけになればと思います。

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