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保育士の面接では、度々保育士の理想像を尋ねられることもあります。具体的にどう答えたらよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。子どもや保護者から見た保育士の理想像を知った上で、自分の考えをまとめるとイメージできるかもしれません。今回は、保育士の理想像に関する、面接で使える例文やポイントなどを解説します。
■目次
なぜ面接では、”保育士の理想像”について度々尋ねられるのでしょうか。
以下では、面接で”保育士の理想像”を尋ねられる理由について説明します。
保育士の理想像を尋ねることで、その人の考え方や人柄を知りたいということが挙げられます。
保育園としては、長く働いてくれる保育士を採用したいと考えています。
そのため、社会人としてやっていけるのか、しっかりとした考え方をしているのかといったことを質問の回答から感じ取るのです。
せっかく採用する・採用してもらうのであれば、保育園の方針と面接者の方針がしっかりとマッチしているのが望ましいですよね。
例えば、保育士の理想像を尋ねられた際、「音楽が好きだから、音楽の楽しさを教えられる保育士」を理想像として挙げたとします。
しかし、保育園の方針が「屋外遊びを通して子どもたちをのびのびと成長させること」を重視してる場合は、面接者と保育園の方針がマッチしているとはいえません。
”保育士の理想像”を答える際は、自分が持っている理想像の中でも保育園の方針に合っている点を挙げるのがポイントです。
「子どもに好かれる保育士」や「保護者から信頼される保育士」など、保育士の理想像は人によってさまざまです。
中には、イメージできないという方もいるかもしれません。
そこで以下では、子どもと保護者、それぞれにとっての具体的な保育士の理想像について紹介します。
ぜひ、今後の”保育士の理想像”の参考にしてみてください。
純粋な子どもは、にこにこ笑顔でいる保育士に自然と寄っていきます。
複数担任制を導入している場合、1クラスに複数の保育士がいるため「怒られそうだな」と思う保育士には近寄っていきたがりません。
反対に、いつも優しくにこにこした保育士には安心して何でも話したくなるのです。
子どもたちは、一緒にブロック遊びをしたり、走り回って遊んだりしてくれる保育士に好意を持ちます。
自由遊びのときなど、「先生、ここに座って」などと自分の近くの椅子に座るようにお願いされるのは、子どもが安心できるからです。
普段から一緒に遊んで楽しい気持ちを共有することで、子どもたちは嬉しい気持ちになるものです。
子どもは話を聞くよりも、お話をすることの方が大好きです。
そんな子どもの話を、目を見ながら「うんうん」「そうなんだ!」と聞いてあげると、子どもたちは喜んでお話をしたくなります。
そして子どもたちは、「先生、聞いて聞いて!」と自然と寄ってくれるようになるのです。
保護者は、子育てに関して不安だらけです。
そのため、保育の専門家である保育士にいつでも気軽に相談できるとなると、とても心強くなります。
また、保育士側から保護者の小さな不安にも気付いてあげられるよう、日頃からコミュニケーションを取るとより頼もしい存在になるでしょう。
保育士から保育園での様子を伝えてもらうことで、保護者は安心して今後も子どもを預けることができます。
例えば、保護者がお迎え行った際、保育士から「今日、苦手なピーマン食べていましたよ」といった子どもの成長を聞くと、「我が子をよく見てくれているんだな」と安心感につながります。
また、家庭ではなかなか見られない姿を共有してもらうことで、保護者は新しい発見ができるのです。
保育園は、生まれて初めて”先生”という立場の人と出会う場でもあります。
そんな先生である保育士に憧れを抱いて子どもはピアノを習い始めたり、保育士を真似て言葉を覚えたりなど大きな影響を受けることもあります。
子どもが見習って欲しいと感じるような保育士は、保護者にとって理想なのです。
以下では、面接で使える”保育士の理想像”を尋ねられた際の回答例文を紹介します。
ここでは、「挨拶がよくできる子」を園の保育方針に掲げているパターンを紹介しました。
保育園の方針をしっかりと理解した上で、自分の理想と合う部分をアピールするとよいでしょう。
自分の長所をさりげなくアピールしましょう。
また、実体験を交えて話すと現実味があって伝わりやすいです。
せっかく保育士の理想像があるのであれば、一歩でも近づきたいですよね。
以下では、保育士の理想像を実現させるために、今のうちからできることを紹介します。
前述した、子どもや保護者が理想とするような保育士は、子どもの発達を理解していることや高い保育スキルが必要です。
それらをしっかりと身につけることで、自分の気持ちに余裕を持つことができ、常に笑顔でいられたり、保護者からの相談をいつでも受けられたりすることができるようになります。
自分の得意分野をさらに伸ばしたり、苦手分野を克服できるように知識を身につけることが大切です。
保育士は、ときに子どもの気持ちに寄り添って代弁してあげたり、いち早く子どもの変化に気付かなければなりません。
そのためには、物事をや人を深く鋭く観察する『洞察力』を身につけることが大切です。
子ども一人ひとりと接する中で、「今は何を考えているのかな?」「どんなことを感じているのかな?」と観察することで、やがて子どもの心の動きに気付くことができるようになるかもしれません。
保育士の理想像を実現させるためには、定期的に自分の保育を振り返ることも大切です。
1週間ごとや1ヶ月ごとと期間を決めて、自分の保育は理想像に近づいているかどうか確認しましょう。
振り返りやすくするために日頃から保育ノートをつけたり、周りの保育士に自分の保育はどうか聞いてみるのもおすすめです。
保育士の理想像は、人それぞれ異なり、何が正解かなどはありません。
就職や転職の面接では、必ずと言っていいほど尋ねられることになるでしょう。
「理想像がない」ではなく、自分の言葉でまとめて話せば、きちんと伝わります。
逆に、インターネットなどを丸暗記したような文では見抜かれてしまうため、注意しましょう。
今の素直な自分の気持ちを大切に、頑張って面接を乗り越えてくださいね。
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