お役立ち情報
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保育士として働いている方の中には、高い英語力を持ち、それを仕事で活かしたいと考える方も多いのではないでしょうか。保育士が英語力を活かせるおすすめの職場が、インターナショナルスクール。インターナショナルスクールは一般的な保育園とは異なり、英語で保育を実施するなど、英語力を誇る保育士さんにぴったりの環境が揃っています。今回はインターナショナルスクールについてご紹介します。
■目次
インターナショナルスクールとは、海外で生まれた日本人の子どもや、日本で暮らしている外国人の子どものための教育施設です。
海外で暮らしてきた子どもにとって、日本での生活は言語や習慣が異なるためストレスを感じやすくなります。
そのためインターナショナルスクールでは、海外に近い環境を再現できるよう日常会話は英語でコミュニケーションを取っていることが特徴です。
なおインターナショナルスクールは私立学校のため、認可外保育施設という位置づけになります。
ところで、インターナショナルスクールは外国で暮らしてきた子どもや外国人の子どものみが通学する施設かというと、必ずしもそうではありません。
近年では、幼少時から子どもを英語が使用される環境で育てたいという人も多く、英語教育のために日本出身の子どもをインターナショナルスクールに通わせるケースも増えてきています。
インターナショナルスクールでは英語を教えるというよりも、日々のやり取りで英語を使用することをメインにしています。
そのため、英語を自然に身に着けることができる環境であることが魅力です。
インターナショナルスクールで働く保育士と一般的な保育園の保育士の業務に、違いはあるのでしょうか。
結論から言うと、両者に大きな差はありません。
毎日の子どもたちのふれあいから、行事の企画、事務業務なども一般的な保育園と変わらないようです。
そのため、これまでの保育士としての経験を活かすことも可能です。
異なる点は、英語を利用したコミュニケーションの場面が増えること。
子どもたちとはもちろん、外国籍の保護者や外国人のスタッフの通訳を行うこともあります。
また実施する行事の内容が海外文化を取り入れたものであるなど、一般的な保育園とは異なることがあります。
どのような職場でも必要とされることは、子どもたち一人ひとりの成長に寄り添う保育士としての基本的な姿勢。
たとえ働く職場が異なったとしても、保育士に求められる基本的なスキルや姿勢は共通しているといえます。
保育士がインターナショナルスクールで働く場合のやりがいについて、詳しくまとめてみました。
一般的な保育園の職場では、英語力を活かせる機会はなかなかないもの。
しかしインターナショナルスクールでは日常的に英語でコミュニケーションを取るため、語学力を活かした業務を行うことができます。
また職員の中には外国籍の方もいることが多く、ネイティブとのコミュニケーションを通じて発音を学んだり、微妙な言い回しの違いを学んだりするなど、働くことを通じて自身の英語力向上を行うことも可能です。
ひとくち海外で暮らしてきた子どもが多いといっても、アジア圏やヨーロッパ、アメリカなど地域はさまざま。
暮らしてきた地域が異なることは、考え方や習慣の違いにも繋がります。
例えば食文化一つとっても、好んで食べられるものがあれば、食べてはいけない食べ物があるなどさまざまですよね。
自分の国では当たり前に感じていたことが、他の国では当たり前でないこともあり驚くことが多いです。
このように、それぞれの地域の多様な価値観を身につけたの元での教育が実現します。
授業では日本文化を教えるイベントはもちろん、海外のイベントも積極的に取り入れており、多様性を育むことができる環境は魅力。
そのため、保育士自身も異なる価値観に触れる機会が多くなります。
インターナショナルスクールで働くことで、働いている保育士自身も、日本人のみの職場では獲得できないような価値観や多様性を尊重する心構えも身に着けることができます。
インターナショナルスクールに通学している生徒は幼少時から英語に接しています。
場合によっては、保育士の側で適切にサポートしなければ英語を活かす環境がマイナスに働くこともあります。
どのような注意点があるのかをまとめます。
子どもたちの中には、インターナショナルスクールが日常的に英語を使用する環境であったからこそ英語が身についた、という子もいるでしょう。
しかし卒業後、英語に接する機会が少なくなると英語力が落ちることがあります。
在学中に子どもたちが英語に興味を持ち、自発的に学ぶ習慣を身に着けることができるようフォローすることが大切です。
そのためには保育士だけでなくインターナショナルスクール全体で、卒業後も子どもが英語や海外の文化に興味を持つような教育を取り入れることが大切です。
インターナショナルスクールは日常的に英語を使用する環境。
そのため英語を第一言語としない日本人の子どもにとっては、英語力を伸ばせる環境は非常に魅力的です。
しかし子どもたちが意識的に日本語を使用しない場合、同世代の子どもよりも日本語を理解する力や話す力が劣ってしまう懸念があります。
日本語は難しい言語のひとつといわれており、できるだけ幼少時に正しい日本語を習得することが大切です。
もし日本語力が不足している日本人の子どもがいるのであれば、保育士側で日本語のサポートを行ってあげましょう。
インターナショナルスクールで働くことを検討する際には、必要となるスキルや仕事の探し方にポイントがあります。
なおインターナショナルスクールで保育士として働くに際し、保育士の資格は必須。
その他に、必要になるスキルや求人の探し方をまとめました。
インターナショナルスクールで必要とされるスキルとして、まずは英語力が挙げられます。
求められる英語のレベルは、日常会話レベルからより実践的なレベルまで、園によって異なります。
また英語力だけでなく、それぞれの国の文化や風習も理解することもインターナショナルスクールで働く上では大切です。
なお英語力を証明するものとしてTOEICや英検などがありますが、採用試験では必ずしも必要になるものではありません。
しかしTOEICの点数は英語力をはかる客観的な指標になるので、ハイスコアの場合は履歴書に記載することで評価されることが多いようです。
インターナショナルスクールは、一般的な保育園に比べ数は少なめ。
そのためインターナショナルスクールで働く希望があったとしても、なかなか求人が見つからない…ということもあるでしょう。
しかし求人は定期的に出ているため、こまめに求人をチェックすることが大切です。
またインターナショナルスクールが求める人材の募集条件は、英語力の設置など一般的な保育園と比べ高いことが多い傾向。
条件にマッチするスキルを持っているほど採用される可能性が高くなるため、機会を逃さないようスキル獲得の努力を行うことが大切です。
英語を日常的に使用するインターナショナルスクールは、高い語学力を活かしたい保育士にとっては魅力的な職場です。
多様な価値観や文化の違いも学ぶことができます。
一方で子どもたちの国際感覚を養ったり、卒業後も英語に興味を持てるようサポートをしてあげることで、保育士としてのやりがいも感じることができます。
本記事がインターナショナルスクールを検討されている方の参考になれば幸いです。
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