お役立ち情報
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保育園や幼稚園への就職を検討する際、園でどのような教育方法を行っているのか気になりますよね。できれば、自分の価値観と合致している園で働きたいと考えることでしょう。近年ではさまざまな教育法を取り入れた園が存在するため調べれば調べるほど悩むかと思います。今回は教育法のひとつである「ヨコミネ式教育法」を取り上げます。
■目次
ヨコミネ式教育法とは、鹿児島県で保育園を運営してきた横峯吉文氏が、自らの教育の経験を基に考案した教育法です。
この教育法では、子どもの自立を促す3つの力として「心の力・学ぶ力・体の力」の3つを重視。
さらに「子供をやる気にさせる『4つのスイッチ』」として、以下の子どもの特徴を捉えた教育を行います。
また、「すべての子どもが天才である」
「全ての子どもが天命をうけてこの世に生まれて来た。その天命を最大限に発揮させたい。」
という理念のもと自ら考え、自ら判断し、自ら行動・実践することを目的とした教育を行います。
●逆立ちで歩けるようになる
●水泳や柔軟、跳び箱など高度な運動ができるようになる
●卒園までに漢字の書き取り、掛け算ができるようになる
●英語劇を行う
●子どもができることは大人が手を貸して甘やかさない
などといったユニークな教育法が特徴。
「幼児の英才教育」としてメディアなどでも多く紹介されているため、知っているという方も少なくないのではないでしょうか。
ユニークな教育法を実施していることから、一般的な保育園や幼稚園と差別化されることの多いヨコミネ式教育法。
そんなヨコミネ式教育法を取り入れている園で働くことで得られること、難しいことをまとめます。
ヨコミネ式教育法は先述の通り、逆立ちや跳び箱といった高い運動能力を要する体操、漢字の読み書きや計算など、幼児教育にしては比較的レベルの高い教育を実施します。
子どもたちがそれを実践し、みるみる成長していく姿を間近で見ることができるのは、保育士として大きな喜びとなるでしょう。
また高いレベルの教育を自ら実施し、子どもたちがそれに応えてしっかり成長できたときは、保育士としての自信にもつながりますね。
ヨコミネ式教育法のユニークな教育を実践するためには、保育士が子どもたちのやる気を引き出すことが何よりも大切。
少しレベルの高いカリキュラムに対して、どうすれば子どもたちが積極的に取り組めるようになるか、継続して楽しめるかを常に考える必要はあります。
そのため、保育士も徐々に子どもたちのやる気を引き出す方法を学ぶことができるのです。
ヨコミネ式教育法の教育内容は、インターネットなどで情報を収集するよりも実際に実施したときのほうがたくさんのことを学ぶことができます。
また園にはヨコミネ式教育法に精通した保育士が在籍していることが多かったり、独自の勉強会や研修に参加できることも多いでしょう。
ヨコミネ式教育法をはじめさまざまな幼児教育について学びたい、将来的にヨコミネ式教育法を取り入れた園を開きたいと思っている方には最適です。
ヨコミネ式教育法を取り入れている園に子どもを託す保護者の方々には教育熱心な方が多く、教育に対する成果をより求められることが多い現状。
これらをプレッシャーに感じてしまうと、保育がぎこちなく、不安に感じてしまう要因になりかねません。
保護者の方に期待されたときは保育士としての誇りを持つと同時に、そのようなプレッシャーに負けないタフさが必要です。
熱心な教育を行うということは、その分事前準備も増えるということ。
子どもたちの成長をサポートしたいという気持ちを実現するために、どうしても残業をしないといけない場合もあるでしょう。
ただ業務量は増えても、子どもたちの成長を実感する機会にも多く接することができる点は魅力です。
以下では、ヨコミネ式教育法を取り入れている保育園の求人を探す方法をまとめます。
ヨコミネ式のオフィシャルサイトには、ヨコミネ式教育法を取り入れている保育園が紹介されています。
気になる保育園があれば該当する保育園の個別のホームページを確認することで、詳細の確認が可能です。
ホームページに掲載されている文章だけでなく、掲載写真を見ることで保育園のイメージや教育に対する考え方もおおよそ理解できます。
子どもたちが笑顔で活き活きと活動している写真を目にすることで、該当する保育園でより働きたいという気持ちが高まるかもしれませんね。
ヨコミネ式教育法を行っている園を一括で探したいという場合は、求人サイトでのタグ検索が一番効率がいいでしょう。
すぐに求人票を確認でき、そのままエントリーができる点も魅力。
保育求人ラボでは、「ヨコミネ式教育法」のタグ検索が可能。
ヨコミネ式教育法を行っていることを条件として絞り、求人検索をすることができるため、ぜひ活用してみてくださいね。
最も大切な点は、理念や手法を受け入れることができるかということ。
いくら素晴らしい教育法であったとしても、どうしても自分の保育観と合わないという人もいるでしょう。
またこの教育法では、水泳や跳び箱など子どもにとっては高度な運動を行う機会も多い特徴があります。
人によっては、子どもたちに「激しい運動」をさせているように感じることがあるかもしれません。
子どもたちの自由性を重視する保育を心掛けている保育士には、ヨコミネ式教育法が合わないことも。
子どもへの教育法は世の中にはさまざま。
どうしても合わないのであれば、他の教育法を取り入れている保育園で働く選択をすることとも大切です。
自分の考える保育勘と、ヨコミネ式教育法が一致しているかをしっかり考えるようにしましょう。
特徴的な教育法を取り入れている施設で働くことは、自分自身のスキルアップにもつながります。
子どもが生き生きと才能を伸ばしている姿を目にすることで、私たち大人の側も学ぶことが多いでしょう。
本記事が、さまざまな教育法を取り入れている保育園への就職・転職を検討されている方の参考になれば幸いです。
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