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異業種から保育士に転職する場合、「志望動機が上手くまとまらない」「異業種なのに自己PRできるの?」と悩む方も多いでしょう。そこで今回は、異業種から保育士に転職する際の志望動機や自己PRの例文を解説します。
異業種から保育士に転職することは可能です。実際、保育現場では、異業種から保育士に転職した方もたくさん働いています。それでは、どんな業種から転職するケースが多いのでしょうか?今回は、代表的な3つの業種をピックアップしてみました。
異業種から保育士へ転職した方の中で、前職が接客業だった方は案外多いものです。接客業と言えば、販売スタッフや、宿泊施設・レジャースポットなどの受け付け、飲食店のホールなどが代表的な例として挙げられます。基本的にはお客様に対して、サービスを提供するための橋渡し役となる仕事です。接客業では、子連れのお客様と関わることもありますし、場合によっては子どもとも密に関わるケースもあります。子どもとの関りの中で、保育士になりたいと志す方も少なくありません。
製造業は、部品の組み立てや塗装、加工など、会社によって仕事内容が異なります。基本的に手先の作業が多く、機械と対峙することが多く、あまり人と関わりません。そのため、人との温かな関わりを求めて、転職を決意する方も多いようです。手先の器用さは、保育現場において大きな強みになります。面接の際は製造業で培った手先の器用さをアピールしましょう。
事務職では、見積書や請求書、契約書等の作成・チェック、備品の発注や来客対応など、さまざまな業務をこなします。ただ、デスクワークが多く、決まった相手とした接しない閉鎖的な空間なので、日中に子どもと一緒に遊んで過ごせる保育士に憧れる方も多いようです。事務職は基本的なビジネススキルはもちろん、何事にも臨機応変に対応する力が身に付くので、保育現場でも十分にスキルを生かせます。
異業種から保育士に転職する際は、面接や履歴書で「志望動機」を伝えなければなりません。志望動機では、異業種の経験を経て保育士を志した理由や、「なぜ保育士を選んだのか」という点を盛り込むことが必要です。それは、異業種から保育士に転職する場合の志望動機の例文を3つチェックいきましょう。
保育の仕事に携わったことがない場合は、保育士という仕事への憧れを伝えるのがおすすめです。
過去に保育園での職場体験やボランティア、アルバイトなどの経験があれば、志望動機の中に盛り込みましょう。また、「保育士の夢が諦めきれなかった」という内容を含めると、熱意が伝わりやすくなります。
子育て経験をきっかけに保育関係の仕事へ興味を持ったという方も少なくありません。志望動機では、子育ての中でなぜ保育士を目指すようになったのか、という部分を明確に提示しましょう。
子どもが通う保育園の先生との具体的なエピソードがあれば、それも伝えましょう。また、「子育ての中で自分自身がどのように成長したのか」「保育士になったらどのような支援をしていきたいのか」この部分を伝えると、やる気や誠実さがアピールできます。
仕事で子どもと関わる機会がある場合は、仕事で出会った子どもとの具体的なエピソードを盛り込みましょう。
これまで関わってきた子どもの表情や言葉など、覚えていることがあれば忘れずに志望動機に盛り込みましょう。その出来事を通して、自分が思ったことや「どんな保育士になりたいのか」という部分を添えるのもおすすめです。
「異業種だから保育に生かせるスキルがない…」と思っている方もいますが、異業種で培ったスキルは十分保育現場でも生かせます。今回は、異業種から保育士に転職する際の自己PRの例文から、どんなスキルをアピールすればいいのかをまとめてみました。
接客業で培った接客スキルやコミュニケーション能力は、保育の現場でも十分役立ちます。
これまでの仕事で、どのような接客をしてきたのか、子どもや保護者とどのように関わりたいのかを明確に提示することで、採用側があなたの現場での活躍を想像しやすくなります。
製造業やものづくりに関する仕事をしていたのなら、手先の器用さをアピールしてみましょう。
会社や学校で表彰されたことがある場合や、ものづくりに関する趣味を数年以上継続している場合は、その点もしっかりと伝えましょう。ポートフォリオがある場合は、事前に許可を経てから、面接にて提示するのもおすすめです。
保育士には「一つのことを同時並行で行う」「先のことを見越して計画を立てる」「何を優先すべきかとっさに判断する」という力が必要です。そのため、前職で培ったマルチタスクスキルや判断力をアピールするのも一つの方法です。
マルチタスクスキルや判断力による成功体験や、「どんなシーンで生かせるのか」という点をアピールすると、より好印象です。
保育経験がなくても、保育士を目指すことは可能です。異業種で得た経験やスキルを、志望動機や自己PRでしっかりと伝えることで、あなたの魅力が採用者側にも伝わりやすくなります。「保育経験がないからアピールできない」「このスキルは保育に関係ないから」とあきらめるのではなく、保育の仕事内容にも生かせるスキルを見つけて、そして保育士になりたいという熱意をアピールしましょう。
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