お役立ち情報
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保育士として復職したいけれど、ブランクが不安と感じている人は多いでしょう。たしかにブランクがあると、保育士としてまたやっていけるのか、自信を持つことは難しいですよね。そこで、今回はブランクがあっても、自信を持って復職できるための準備について紹介します。保育士への復帰を希望している方は、ぜひ参考にしてみてください。
■目次
新卒後に保育士として数年働き、結婚・出産を機に一度現場を離れるということはよくあります。
けれど、子育てを通してこの経験を保育の現場に活かしたい、と改めて復職を希望する方もいるでしょう。
ここでは、ブランクがある保育士が抱く不安について紹介します。
一旦現場を離れて数年経過してしまうと、今の保育の流れがどのようになっているのか分からず、ついていけるのか不安に感じる方が多いようです。
また、現役時代の自分の知識と経験がどこまで役に立つのか分からず、なかなか一歩を踏み出せないという方も…。
保育の基本の部分が大きく変わることはあまりありませんが、保育園によってはICT化を進めているところも多いため、どのように勉強をしたらよいか悩んでしまう方もいるようです。
前職で人間関係にトラブルがあった場合は、次の職場の人間関係もトラブルが起きないか不安に感じるようです。
現在の保育業界は、男性保育士もいるとはいえ、保育士はまだまだ女性中心の仕事です。
それ故に、女性特有の人間関係に悩まされることも珍しくありません。
煩わしい人間関係に対して、ストレスを抱えながら仕事をすることに抵抗がある方もいるようです。
保育士の仕事は、体力勝負です。
日々元気な子ども達と力いっぱい遊ぶため、現役の頃は自信があった体力も、ブランクがあれば不安に思うかもしれません。
加えて、子ども達の食事や排泄、活動、着替えなどの日常生活のお世話をする必要があります。
そのため、子ども達のペースについていけるのか不安に感じることもあるようです。
育児と仕事が両立できるのか、という不安は一番多く挙げられます。
入職すると、仕事に慣れるまでに時間がかかります。
慣れない仕事の中、家事や育児がおろそかになってしまうことに懸念を抱く方もおり、一歩が踏み出せないということもあるようです。
ブランクがある保育士が復職するためには、あらかじめ準備をしておく必要があります。
できるだけ不安を解消するためにも、事前にしっかりと準備を怠らないようにしましょう。
ブランクがある場合は、現在の保育士の動向を知るためにも、保育士向けの保育雑誌を読んだり、セミナーに参加したりして積極的に情報を得ましょう。
また、動向だけでなく、新しい情報や知識、技術を知り学ぶことも大切です。
ブランクがある潜在保育士向けの研修もあるため、常にアンテナを張っておきましょう。
一人で転職先を探すのは、時間もかかり苦労するかもしれません。
ブランクもあり不安を抱えているのであれば、転職サイトに加えて転職エージェントに登録し、自分にあった求人を探す方法が有効です。
担当エージェントも相談に乗ってくれるため、自分が今抱えている不安や悩みを伝えることで、希望通りの就職先を見つけることができます。
>>>あわせて読みたい「保育士の転職エージェント活用方法とは?メリットや選ぶポイント」
仕事をするとなると、子育てや家事、仕事の両立ができるのか、という不安もあるでしょう。
上手く両立していくためには、家族の理解と協力が必須です。
パートや時短勤務など働き方はどうするか、家事の分担などをどのようにするか、しっかりと家族で話し合いましょう。
全てを自分でしてしまおうとせずに、お互い協力し合い、必要であれば家事代行やファミリーサポートなど、社会資源を活用することもおすすめです。
保育園では、元気いっぱいの子ども達が毎日登園してくるため、保育士も体力をつけておく必要があります。
日頃の運動不足解消のためにも、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れたりして体力をつけておきましょう。
もしも、膝痛や腰痛など、何かしらの原因で体力に自信がない場合は、早めに治療をしたり、負担が少ない保育園を探したりしてみましょう。
自分の保育士としての魅力、つまり強みを知ることは非常に重要です。
どのようなことが得意なのか、自分のどのような部分をアピールしたいのか考えましょう。
きちんと知ることができれば、復職時の志望動機にも役立ちます。
例えば、ピアノが得意であればピアノの練習をしたり、絵本の読み聞かせが得意であれば自分の子どもに読み聞かせの練習台になってもらうなど、強みをさらに磨くことで自信にもつながります。
自分の得意分野に特化した勉強会に参加することもおすすめです。
社会復帰して、すぐにフルタイムで働くという方法ももちろんあります。
しかし、まずはパートやアルバイトとして非正規で雇ってもらい、保育士としての勘を取り戻すための一歩にしたり、家庭との両立が本当にできるのかということを検討したりしてみるのもいいかもしれません。
育児介護休業法改正により、女性の働き方は大きく変わりつつあります。
パートタイムでも一定の条件がそろえば育児休業の取得や、1歳6カ月までの時短勤務の調整などが可能となっています。
これらを受けて、子どもが小さい場合の働き方として、〇歳になるまでは時短勤務で可能など、条件付きで採用をかけている保育園も出てきているのが現状です。
もちろん、フルタイムで働いた場合、将来のスキルアップや雇用の安定性につながりますが、社会復帰の最初の段階として、まずは働き方を考えてみるのもいいかもしれません。
保育士不足や待機児童問題により、ブランクがある保育士、いわゆる潜在保育士は現場にとって非常に重要な戦力です。
ブランクがある保育士は、保育園にとって一から教育する新人ではなく、すでに知識と技術がある貴重な存在となります。
ブランクがある保育士のための研修制度やスキルアップ制度を利用すれば、すぐに現場での勘を取り戻せるでしょう。
育児経験を活かして子どもと保護者に寄り添うことができるため、より柔軟な支援ができるかもしれません。
ブランクがある場合、保育士としての復職に対して不安になるのは当然のことです。
しかし、子育てをしてきた場合は、その経験と知識がしっかりと現場で役に立つことを認識しておくと、プラスの方向に思考を持っていくことができます。
ライフワークバランスを考えながら、自分の強みは何なのかを知り、積極的に勉強会などに参加したりして復帰に向けて準備をしましょう。
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