お役立ち情報
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自分よりも年上でありながらも保育士経験が浅く、まだまだ教えることが多い年上の後輩保育士。接し方に悩んでいる保育士も多いのではありませんか?そこで今回は、年上の後輩保育士との接し方のコツや注意点を解説します。
■目次
年上の後輩保育士の接し方のコツをチェックしていきましょう。
年上の後輩保育士に対しては、基本的に敬語で話しましょう。
たとえ自分が先輩だとしても、ため口はNGです。
相手は保育士としては後輩ですが、年上である限り「人生の先輩」でもあります。
相手への敬意はしっかりと示しておきましょう。
もちろん、お互いに気心を知れる仲になった場合は、多少であればフランクに接してもOKです。
しかし、友達のようにため口で話していると「どちらが先輩・後輩か」があいまいになってしまいます。
あくまでも「仕事上の関係」であることを忘れずに、敬語で接しましょう。
作業を指示するときや保育のアドバイスをするときは、端的に、そして分かりやすく指示しましょう。
相手が年上だと「これぐらい説明すれば分かってくれるだろう」と、ついつい説明不足になってしまう人も少なくありません。
逆に、丁寧に説明しすぎて伝わってほしい部分がうまく伝わらない場合もあります。
指示するときは、下記のように最低限の内容をはっきりと伝えましょう。
●〇日までに××の製作を△個お願いします
●子どもが~のときは○○(援助の内容)していただけると助かります
年上の後輩保育士が年配の場合は、積極的にメモを取ってもらいましょう。
保育経験のない年配の後輩保育士の場合は、指示の内容を忘れてしまったり、間違った解釈で作業を進めてしまったりすることもあるでしょう。
そのため指示するときは、できるだけメモを取ってもらうように促しましょう。
ほかの保育士に対しても同じですが、年上の後輩保育士に対しても感謝と敬いの言葉をしっかりと伝えましょう。
保育士は業務が多く、やるべきことをテンポよくこなさなければなりません。
そのため、ついつい感謝の言葉を忘れてしまうこともあるでしょう。
しかし、感謝を伝え忘れてしまうと「失礼な人」「冷たい人」という印象を抱かれてしまいます。
作業を手伝ってもらったときや、一日の終わりには次のような言葉を忘れずに伝えましょう。
●今日は○○していただいて、ありがとうございました。
●いつも助かります。明日もよろしくお願いします。
年上の後輩保育士には、あらかじめ「分からないことがあれば気軽に質問してくださいね」と伝えておきましょう。
あなたよりも年上の保育士の場合、「こんな初歩的なことを質問するのは申し訳ない」と遠慮してしまい、質問できずにいる可能性もあります。
円滑に保育を進めていくためには、積極的にコミュニケーションを図って、保育士に関する相談ができる関係を築きましょう。
年上の後輩保育士と接するときの注意点は主に3つあります。
それぞれの注意点をチェックして、円滑な信頼関係を築いていきましょう。
自分が先輩だからと言って、上から目線で接するのはNGです。
もちろん、先輩として指示やアドバイスすることは大切です。
ただし、言い方や言葉尻に気を付けて、相手への敬意を払いながら接していきましょう。
年上の後輩保育士と接するときは、相手のプライベートに踏み込みすぎないように注意しましょう。
世間話程度ならOKですが、お子さんやパートナーなどの家庭の問題に踏み込むのは避けたほうがいいです。
仕事上の付き合いであることを忘れずに、適度な距離感を保つことが大切です。
年上の後輩保育士にアドバイスや注意をするときは、子どもたちの目の前は避けましょう。
たとえこちらが怒っているわけではなくても、子どもの目には「先生同士がケンカしている」と映ってしまう可能性があります。
アドバイスや注意は午睡時や昼休み、閉園後のちょっとした時間に行うのがおすすめです。
年上の後輩保育士の中には、困った言動を見せる保育士もいます。
シチュエーション別に対応方法をチェックしていきましょう。
ほかの保育園から転職してきた後輩保育士が「ほかの園では〜だった」と他園と比較する発言をすることもあるでしょう。
そんなときは「この園では○○するために〜を心がけているんですよ」と保育園の方針だけでなく、その背景を伝えるのがおすすめです。
背景や理由を伝えることで「なぜ〜するのか」の部分が相手に伝わりやすくなります。
資格を取得したばかりの後輩保育士に対しては、より丁寧なサポートが必要です。
複数担任制で一緒にクラスを運営する場合は、クラスの運営方針や保育方法などを事前に共有しましょう。
ただし、何でもかんでも指示するのはおすすめしません。
新人の保育士の成長につながらないからです。
新人の保育士が保育に慣れてきたら、主活動やイベントの企画・運営を任せてみましょう。
年上の後輩保育士が「私の方が年上だから」と注意を聞き入れない場合は、相手を敬いつつ、自分の方が保育士として先輩であることをきっぱりと伝えましょう。
確かに、年下の保育士から注意やアドバイスを受けるのは、年上として心苦しい部分があるかもしれません。
しかし、たとえ年上であっても、現在の職場では「後輩」であることは変わりません。
年上の後輩保育士に注意やアドバイスをするのは、なかなか簡単なことではありませんが、「この職場では自分が先輩」という意識を持って、真摯に対応しましょう。
注意やアドバイスをするときは、まずは相手の働きぶりや長所を褒めてから、指摘すべき部分を端的に伝えるのがおすすめです。
年上の後輩保育士は、自分よりも年上である分、接し方に困ってしまう保育士もたくさんいるでしょう。
相手が年上といえど、現場での先輩はあなたです。 何かをお願いするときやアドバイスをするときは、はっきりと端的に伝えましょう。
もちろん、「いつもありがとうございます」「助かります」といった感謝の言葉は忘れてはいけません。
先輩である自覚を持つとともに、敬意を払って信頼関係を築いていきましょう。
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