お役立ち情報
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保育士が職場の人に送る年賀状の書き方について解説します。職場の誰に、どんな年賀状を、どうやって書けばよいのかについてまとめました。年賀状のことで困ってしまった!という保育士さん必見です。
■目次
年賀状はいつまでに、どのように準備するのがマナーなのでしょうか。
年賀状の基本マナーについてまとめてみました。
年賀状は元旦(1月1日)から松の内(一般的に1月7日)までに届くように投函するのがマナー。
郵便局では、元旦に届けるためには12月25日までに投函することを推奨しています。
そのため12月25日までには投函できるように準備をしておくことがおすすめです。
なお年賀はがきには受付期間があり、それまでに投函してしまうと一般はがきと同様に数日後に届いてしまうため、注意しましょう。
印刷されている年賀状を選ぶ際は、なるべくシンプルで落ち着いたデザインのものを選ぶようにしましょう。
干支や門松、松竹梅などの縁起物が入っているものを選ぶのがおすすめです。
自分や家族の写真が印刷されている年賀状を送るのは、同期や後輩、仲のよい先輩までに留め、上司など目上の方には控えましょう。
また「賀正」「迎春」は略式とされるため、目上の人に送る年賀状のデザインとしては相応しくありません。
「謹賀新年」「恭賀新年」「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などの印字がされてあるものを選ぶとよいでしょう。
迷ったときは「明けましておめでとうございます」と印刷されているものを選ぶのが無難です。
年賀状に使用するペンのインクは基本的に黒を使用しましょう。
ペンの種類は筆ペンや油性ペン、万年筆がおすすめです。
えんぴつや摩擦で消えるタイプのペンは、なるべく控えましょう。
デザインが印刷されている年賀状には、あらかじめ「謹賀新年」などの言葉まで印刷されているものも多数あります。
しかし、だからといって手書きのメッセージがまったくないと、少し冷たい印象に受け取られてしまうことも。
短文になっても、手書きのメッセージを添えていることがベストです。
>>>あわせて読みたい「【保育士さん向け年賀状講座】子どもに送るときの例文やアイデア」
年賀状は、できるだけ職場の全員に送るようにしましょう。
正社員の保育士をはじめ、パート・アルバイトの方も含まれます。
もし園の規模が多く、全職員が100名いる……といった場合は、以下のように送る相手を絞っても構いません。
普段からお世話になっている保育士や、園長・副園長・主任といった上司には必ず送るようにしましょう。
ほかにも「正社員全員+同じクラスの保育補助さん」のように絞る方法もあります。
職場や自分の身の回りを考えて、自分が送るべきだと思う相手を考えましょう。
年賀状は、以下の構成で作成します。
❶新年の挨拶(賀詞)
❷昨年お世話になったことへのお礼
(~近況報告など~)
❸相手の健康や発展を祈る言葉
❹新年のお付き合いへのお願いの言葉
❺日付
先述した通り、「賀正」「迎春」は略式にあたるため目上の人に送る際は避けましょう。
賀詞は、以下のように送る相手に応じて書き換えましょう。
対象 | 例 |
---|---|
目上の上司 | 謹賀新年、恭賀新年、敬頌新禧 |
後輩や同期 | 寿、福、春、賀、賀正、迎春、頌春、寿春、初春 |
誰にでも使える | 明けましておめでとうございます、謹んで新春のお慶びを申し上げます |
目上の人に対しては4文字の賀詞、後輩や同期には1~2文字の賀詞を使用します。
文章の賀詞は相手を問わず使用できます。
まずは、昨年お世話になったお礼を書きます。
このときに「去年」と書かないように注意しましょう。
「去」は「忌み言葉」になるため、年賀状ではタブーとされています。
「昨年」あるいは「旧年」という表記に統一しましょう。
・昨年中は何かとお世話になりまして、ありがとうございました
・昨年中は大変お世話になりました
・昨年中は大変なお力添えをいただきありがとうございました
相手や相手の家族の健康や幸福、発展を祈る言葉を書きます。
・皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
・皆様のご健闘をお祈り申し上げます
・新しい年が皆様にとってよい年でありますようお祈り申し上げます
新年のお付き合いへのお願いの言葉を書きます。
・本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
・本年も変わらぬご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます
具体的に新年でもお世話になることがあれば、そのことについて触れても構いません。
本文を書いたら最後に、新年の年号と日付を書いてまとめます。
1月1日に届くことを想定する場合は「元旦」と書き、それ以外は数字で日付を表しましょう。
・令和〇年 元旦
・20〇〇年 元旦
一年のはじめに、これまでとこれからのことに感謝する気持ちを伝える年賀状。
いつもは伝えられないことも、文字でなから伝えられるのではないでしょうか。
マナーやタブーに気を付けながら、お互いが嬉しい気持ちになれる年賀状を送りましょう。
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