保育士の寒さ対策はこれで万全!服装のポイントや静電気対策も

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保育士は子どもと一緒に外遊びをすることが多い仕事のため、寒さ対策が必須です。年中元気な子どもたちと一緒に遊ぶためには、風邪をひかないようにある程度の厚着が必要ですが、動きやすさも重要。ではどのような服装をすれば、動きやすく寒さ対策ができるのでしょうか。今回は保育士の寒さ対策や、冬特有の静電気対策について紹介します。

保育士の寒さ対策におすすめアイテム6選

保温インナーは速乾性のあるものがベスト

冬に大活躍する、発熱・保温機能のあるインナー。
ユニクロから発売されている「ヒートテック」が有名ですね。

保温インナーを洋服の下に重ね着することで、保温機能が発揮され熱を逃しにくくなるため、寒い日でも暖かく過ごすことができます

しかし保温インナーには、暖かくなりすぎて汗をかき、逆に体が冷えてしまうという盲点も。
保育士は動き回ることが多いため、保温インナーを着ていると汗をかいて冷えてしまい、その結果風邪を引いてしまう可能性もあります。

発汗による冷えが心配な場合は、保温インナーは吸水性のあるものや、綿100%の素材をものを選びましょう。



外遊びはウインドブレーカーで風を遮断

保育士は寒い冬でも子どもたちと外遊びをしたり、散歩をしたり、時期によってはマラソンをしたりなど、外での活動が多い仕事です。
そんな保育士におすすめのアウターが、ウインドブレーカー。

ウインドブレーカーは、風を防ぎ寒さを感じさせないように作られています。
また軽くて非常に動きやすいことから、アスリートの防寒着としてもよく使われているほど。

室内に戻ってくると暖房がきいて温かいため、着脱しやすいという点も重視したいところですね。



靴下は足首をしっかり包み込むものを

足首を温めると身体全体が温まることはご存じでしょうか。
特に冷え性の保育士さんにおすすめなのが、足首をしっかりあたためるという方法です。

しかし厚手すぎる靴下や靴下の重ね履きは、汗をかいてしまったり血行が悪くなる可能性があるため、レッグウォーマーなどの足首全体を包み込むものがおすすめ。

また、足のうちくるぶしから指4本ほど上にある「三陰交」というツボは、身体の血行を良くしてくれて温める働きがあります。
この部分を覆うようなレッグウォーマーが良いでしょう。

意識的にツボを刺激したり、家で三陰交のお灸をすることもおすすめです。



首元をネックウォーマーで温めよう

外に出かけるときなどは、着脱が簡単なネックウォーマーで首を温めましょう。

首には大きな血管があり、そこを冷やしたり温めたりすることで身体全体の温度も変化してきます。
そのため、「寒いな」と感じたら首元の防寒が効果的です。

首元の防寒といえばタートルネックがありますが、暖房の効いた室内では温かくなりすぎて、首元に汗をかいてしまうことも。
ネックウォーマーを携帯し、その都度着脱できるようにすることが良いでしょう。



カイロは貼るのではなくポケットに!

カイロは身体を温めるために必須のアイテムです。

しかし貼るカイロは熱くなってもすぐに取り外しができないため、低温火傷になる恐れがあります。
動き回る保育士の場合、暖房がきいている室内では汗をかく可能性も。

そのため、カイロは手にもつタイプがおすすめです。
ポケットに入れて手先をしっかり温めましょう。

子どもに触れるときに保育士の先生の手が温かかったら、子どもたちも嬉しくなりますね。



さっと羽織れるカーディガンを用意

バスで送迎するときや、玄関先までのお見送り・出迎えなど、さっと羽織れるカーディガンを仕事着として一枚もっておくと便利です。

着脱しやすいように、少し大きめのものを選ぶといいでしょう。



寒さ対策をするうえでの注意点

子どもたちと接する保育士だからこそ、注意しなければいけない冬の服装があります。

フードがついた服はできるだけ避ける

冬の外遊びは寒さ対策として、フードが付いた服を着用したいと思う保育士さんも多いのではないでしょうか。

しかしフードが付いた服は、座ったときに子どもたちがふざけてフードを引っ張ったり、子どもや保育士の転倒を引き起こしてしまう恐れがあります。

またフードの紐が絡まったり首が絞まったりなど、思わぬ事故につながりかねません。

子どもたちの安全を最優先に考えるのであれば、できればフード付きの服は避けた方が良いでしょう。

ニット素材のものは園の方針に従う

カジュアルすぎるニットやトレーナーは、保育園の方針で禁止されていることもあります。
必ず保育園の方針に従うようにしましょう。

ニットには静電気が発生しやすく子どもを傷つける可能性があり、モヘア素材のものは毛が抜けやすいため子どもが誤飲してしまうことも。

敏感な子どもの肌を傷つけてしまうことも考えられるため、特に乳児保育の場合ニットは避けたほうが良いでしょう。

ざっくりと編んだセーターは、動きにくいため仕事着で着用するには避けたほうがベターです。

保育士の静電気対策はどうしてる?

冬場に発生しやすい静電気は、子どもを傷つけてしまうことも。

ここでは、冬の静電気対策についてご紹介します。

静電気が発生しやすい素材は避ける

静電気が発生しやすい素材には、ポリエステル・ナイロン・ウールなどが挙げられます。
これらの素材を組み合わせたコーディネートは、非常に静電気が発生しやすい状態になるのです。

一方で綿や絹、麻などは静電気を溜めにくい素材です。
静電気を溜めにくいアイテムを組みああせることで、静電気の発生を抑えることができます。

保育士の防寒着選びの参考にしましょう。

加湿をしっかり行う

静電気が溜まりやすい原因の一つに、室内が乾燥していることが挙げられます。

冬場は空気中の水分が足りないため電気の逃げ道がなくなってしまい、静電気が発生するのです。

積極的に室内に加湿を行い、乾燥を防ぎましょう。
保育士の手の保湿を行うこともポイントです。

静電気除去グッズを使用する

どうしても静電気が起こってしまう…という場合は、静電気除去グッズを活用してみましょう。

近年では、さまざまなタイプの静電気除去グッズが販売されています。

ブレスレットタイプヘアゴム、スプレータイプ、シールなど、自分にあったものを選んで常備しておきましょう。



まとめ

冬場でも寒さを気にせずに、子どもたちと一緒に外で遊びたいですよね。

しかし保育室は暖房で暖かいことが多いため、寒暖差には注意したいところです。

厚着しすぎず着脱しやすく、動きやすい格好が一番です。

子どもたちや自分が嫌な思いをしないために、冬場の静電気対策も忘れないようにしましょう。
 

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