保育士が簡単に作れるマグネットシアターって?ねらいやアイデア

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ホワイトボードや黒板を舞台に、マグネットで動くキャラクターを演じるマグネットシアター。案外簡単に製作することができ、導入などですぐに取り入れることができます。今回はマグネットシアターのねらいや作るときのポイント、おすすめアイデアについて紹介します。

マグネットシアターって?

マグネットシアターとは、ホワイトボードを舞台にマグネットをつけたキャラクターたちを動かしながら繰り広げられる劇のこと。

エプロンシアターや手袋シアターとは異なり、ホワイトボードの余白がある限りたくさんのキャラクターを登場させることができ、貼り付けたままで簡単に演じることができます。

材料も少なく比較的簡単に作ることができるため、活動の導入などで活用してみましょう。

マグネットシアターのねらい

マグネットシアターを行うねらいには、以下のような点が挙げられます。

歌や演劇に興味を持ってもらう

歌の世界を表現する楽しみを知る

子どもの想像力を豊かにする

子どもの表現力を豊かにする

子どもの感性を刺激する

物語を理解する能力を養う

マグネットシアターでは、普段歌っている歌や絵本で知った世界を表現します。

いつもと違う形で知っている世界が表現されることで、子どもたちの感性を刺激する効果が期待できます。

マグネットシアターを作るときのポイント

マグネットシアターは、比較的簡単に作成することができます。

マグネットシアターを作るときは、まず以下のものを準備しましょう。

<必要なもの>

ホワイトボード

ホワイトボード用ペン

キャラクターを描いた紙

ラミネートフィルム

マグネット

はさみ

さまざまな大きさのパーツを作る

マグネットシアターは、ホワイトボードの大きさ次第でたくさんのキャラクターを登場させることができます。

大きなキャラクターは大きく、小さなキャラクターは小さくとさまざまなパーツを作成し、視覚的にも楽しいマグネットシアターを作りましょう。

エプロンシアターやペープサートではなかなか表現できなかったような大きな建物や空のパーツなども、マグネットシアターであれば自由に表現できます。

ホワイトボードのサイズを考慮する

マグネットシアターの舞台となるホワイトボードは、大きいものから小さいものまで種類がさまざま。

保育室にある一番大きなホワイトボードや黒板を使用しても、A4サイズのホワイトボードを使用してもOK。

ただ使用するパーツは、ホワイトボードのサイズを考慮して作りましょう

一番多くのパーツを配置するシーンを想定しながら、パーツのサイズを決めることがポイントです。

ラミネートで補強する

キャラクターを描く紙は画用紙などの強度の高いものがおすすめ。

しかし使用していくうちに折れてしまったりするため、ラミネートで補強することがおすすめです。

100円ショップなどに売っている手貼りタイプのラミネートシートでもOK

さらにラミネート加工することで、マグネットを貼り付けやすくなります。

おすすめのマグネットシアターアイデア

マグネットシアターのテーマにしやすいおすすめアイデアを紹介します。

『きゃべつの中から』

「♪きゃべつの中からあおむし出たよ」でお馴染みの手遊び歌。

未満児の子どもたちに人気のマグネットシアターです。

必要となるパーツは大きなキャベツとあおむしの家族5匹、ちょうちょ1匹のみ。

キャベツのパーツの下にあおむしを隠しておいて、1匹ずつ顔を出すような仕掛けを作ってみましょう。

『おべんとうばこのうた』

おべんとうばこにさまざまな具を入れていく遊び歌。

ホワイトボードにお弁当箱の絵を描き、ホワイトボードを大きなお弁当箱に見立てて具のパーツを入れてみてもいいでしょう。

その場合、必要となるパーツはおにぎりなど7つの具のみ。 保育士が歌を歌って、子どもたちにお弁当を詰めてもらってもいいですね。

『おおきなかぶ』

おじいさんとおばあさんの畑にできた、とっても大きなかぶのお話。

ぐんぐん育っておじいさんよりも大きくなったかぶは引っ張ってもなかなか抜けず、たくさんの仲間たちが一緒に引っ張ります。

必要なパーツは大きなかぶ、おじいさんとおばあさん、孫娘、犬、猫、ねずみ。

かぶが土の中から抜ける演出のために、画用紙で土のポケットを作っておいてもいいでしょう。

『ミックスジュース』

たくさんの果物を入れてミックスジュースを作る歌です。

ミキサーの大きなパーツに、小さなくだもののパーツをたくさん作っておきましょう。

ミキサーのパーツにくだものが全て入ると、ミックスジュースのパーツが出てきます。

まとめ

紙でパーツを作るだけで簡単にできるマグネットシアター。

アイデア次第でさまざまな展開を作ることができます。

導入などで簡単に取り入れることができるため、遊びのネタに困ってしまったときはぜひ取り入れてみましょう。

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