保育士向け入園式のマナーは？着ていく服装の色・髪型・メイク

入園式は保育園でも大きな行事のひとつですが、服装選びに悩んでしまう保育士さんも多いのではないのでしょうか。「入園式の服装の色は？」「保育士はスーツじゃなくてもいいの？」など、多くの疑問が浮かぶことでしょう。入園式に着ていく服装には、さまざまなマナーがあります。今回は、保育士さん向けに入園式に着ていく服装や小物、メイク、そして髪型について解説します。

【保育士の入園式】服装選びで重要なマナーって？

保育士が入園式で着ていく服を選ぶ際には、守らなければいけないマナーがあります。
重要なマナーを押さえて、適切な服装を選びましょう。

まずは保育園のルールを確認

保育園によって、入園式における服装の決まりは異なります。

服を用意する前に、まずは保育園内でのルールを確認するようにしましょう。

昨年の入園式の様子や写真などを見せてもらい、どの範囲の服装を着用することがベストなのかを知ることが何よりも大切です。

ストッキングはベージュを選ぶ

ストッキングは、肌の色に合わせたベージュを選びましょう。

黒色のストッキングは、お葬式を連想させるためふさわしくないとされています。

また、パンツスーツなど足がほぼ出ない服装でも、素足にパンプスを履くことはあまり印象がよくありません。

ソックスタイプのものを選ぶなど、素足にならないよう工夫しましょう。

服装に合わせた室内履きを選ぶ

入園式は園のホールや保育室を使うなど、基本的に室内で執り行われます。

服装はきれいに着用しても、室内履きが使い古したものやカジュアルすぎるものだと、全体の印象も下がってしまいます。

服装に合わせ、室内履きもきれいなものを選ぶようにしましょう。

リクルートスーツや喪服はNG

リクルートスーツのようなビジネスシーンで使用するスーツは、入園式のようなお祝いの場にはふさわしくありません。

かっちりしすぎる印象を与えるため、避けるようにしましょう。

また喪服を着て参加することは絶対にNGです。

ジャケットやインナーで誤魔化してもバレてしまうため、必ず入園式用のスーツを用意するようにしましょう。

入園式におすすめの保育士の服装

以下では、保育士向け入園式におすすめの服装を紹介します。

❶セレモニースーツ

入園式などのお祝いの場で着用するセレモニースーツは、子どもたちの保護者の方々を中心によく着用されます。

グレーやホワイト、アイボリーなどの淡い色合いで組み合わされることが特徴。

保育士が着用することも多いですが、明るい色味のコーディネートは華やかに見えすぎることがあるため、ジャケットやインナーの色味は周りの保育士と相談してみましょう。

❷フォーマルスーツ

フォーマルスーツとは、冠婚葬祭で着用される「礼服」のこと。

セレモニースーツと比べて落ち着いた色味が多いですが、光沢のある素材が使用されるなど華やかさも持ち合わせたスーツです。

しかし色味のバリエーションには少々欠けるため、保育園から「華やかさ」を重視した服装を指定された場合はあまり適さないかもしれません。

❸ワンピース+ジャケット

カジュアルめな服装でもOKな場合、保育士によく選ばれるコーディネートが、ワンピースにジャケットやブレザーの組み合わせ。

ワンピースの色味はコーディネートのメインとなるため、保育園の指定に合わせてチョイスしましょう。

カジュアルなコーディネートは普段にも着まわすことができますが、あくまで式典のため、カジュアルすぎないように注意することが大切です。

入園式の服に合わせる小物の選び方

入園式の服装には、組み合わせる小物選びも大切です。
あまり華美になりすぎず、ほどよく華やかさをプラスできる小物を選びましょう。

❶コサージュやブローチ

コサージュやブローチは、シンプルなスーツスタイルを華やかに見せてくれるアイテム。

ピンクやホワイト、薄いイエローなどの春色をチョイスすることがポイントです。

特にスーツの色が黒やネイビーなどの暗い色味の場合は、コサージュやブローチをつけて全体の印象をあげましょう。

❷ポケットチーフ

特に男性用スーツの場合、コサージュの代わりにポケットチーフを胸元に差すこともあります。

スクエアに折って、ポケットから1cmほどふわっと見えるようにさし込むことがポイントです。

❸アクセサリー

ピアスやネックレスなどのアクセサリーも、入園式にふさわしいさりげないものを選ぶことがポイント。

基本的にパールのデザインのものを選ぶようにしましょう。

パールの粒が大きすぎるものは避け、さりげなくコーディネートを引き立ててくれるシンプルなものがベターです。

入園式にふさわしい髪型・メイク

子どもたちや保護者の方々と初対面となる大切な入園式の日。
普段は動きやすさ重視であまりヘアセット・メイクをしない保育士さんも、この日だけはしっかりと着飾って子どもたちを迎えましょう。

華やかにすっきりまとめヘア

保育士の入園式には、華やかかつシンプルに見せてくれるスタイルがおすすめです。

シニヨンや低い位置でのハーフアップなどで、すっきりとまとめましょう。

まとめた髪やおくれ毛はコテで少しカールをつけることで、より華やかかつ明るい印象に見せることができます。

メイクはいつもより少し華やかに

入園式は、一年の中で最も華やかに着飾るイベントといっても過言ではありません。

子どもたちや保護者の方々とはじめて会う機会でもあるため、「明るくて元気で可愛らしい保育士さん」という印象を持ってもらえるような明るいメイクをしましょう。

アイシャドウはパール感のあるもので華やかに、薄くて明るいカラーがポイント。

チークは頬骨のトップに乗せることで顔をパッと明るく見せる効果があります。

リップは同じようなカラーを選びましょう。

まとめ

子どもたちをはじめて迎える入園式では、保育士の服装選びが重要です。

マナーをしっかりおさえて、適切な服装を選びましょう。

入園式は年に一度必ず行われる行事のため、毎年使える服装を揃えておくこともポイントです。
 

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