お役立ち情報
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これからの時期は「新年度の挨拶で何を伝えよう……」と悩む保育士も多いのではないでしょうか。新年度を迎える子どもたちやその保護者は、新生活への期待感を抱いていると同時に、さまざまな不安を感じています。新年度の挨拶を通して、そんな不安を安心感や信頼感に変えていきたいですね。そこで今回は、保育士の新年度の挨拶のポイントや、保護者向け・子ども向けそれぞれの挨拶例文を紹介します。
■目次
新年度は、新しい子どもたちが入園したり、在園児が進級したりと子どもたちの成長が実感できる時期です。
子ども自身はもちろん、保護者も保育士も子どもたちが新しいステップを踏むことに喜びを感じるでしょう。
この晴れやかな新年度の挨拶では、入園や進級を祝福して将来の成長に期待を寄せつつ、「1年間よろしくお願いします」という気持ちを伝えることが一般的です。
加えて、子どもたちの中には保育園という新しい環境や進級に対して、不安を抱いている子もいます。
そのため、挨拶で子どもたちが不安になるようなことやプレッシャーになるようなことを言うのは避けましょう。
あくまでも前向きな言葉で、かつ明るく元気に笑顔で挨拶することが大切です。
>>>あわせて読みたい「【保育園の入園式】保育士の準備や演出のアイデア、服装について」
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以下では、保育士が新年度の挨拶をする際のポイントを、子どもと保護者別に紹介します。
●スケッチブックを活用したり、エプロンシアターを行ったりなどの工夫をする
●親しみやすい印象を持ってもらえるよう意識
●分かりやすい言葉で話す
まずは、子どもたちに話を聞いてもらうために、興味を持ってもらう工夫をする必要があります。
スケッチブックやエプロンを活用したり、お話や歌遊びを交えて挨拶をするのも良いでしょう。
そして、話すときは子どもの目線にあわせることが大切です。
距離感が近くなり、挨拶をきっかけに子どもたちとの会話が広がるかもしれません。
また、子どもたちが理解できるよう年齢に応じて分かりやすい言葉を使い、できるだけ手短にまとめるのもポイントです。
>>>あわせて読みたい「簡単に作れるスケッチブックシアターとは?ねらいや作るポイント」
>>>あわせて読みたい「エプロンで作るエプロンシアターとは?ねらいや作り方のポイント」
●信頼感・安心感のある話し方と言葉選びを意識
●保護者に寄り添う姿勢を示す
保護者への新年度の挨拶で、最も重要となるのは信頼です。
子どもを預けることに不安を抱いている保護者にとって“頼れる存在”となれるよう、挨拶の言葉選びは特に慎重にならなければなりません。
また、保護者への新年度の挨拶を一人ひとりにする場合は、連絡帳に書くというケースが多いでしょう。
連絡帳に書く言葉一つひとつが、今後お付き合いしていくうえでの大切なポイントとなります。
初めて子どもと離れる保護者や担任が替わって不安を感じている保護者が、少しでも安心できるような挨拶にしましょう。
以下では、保育士の新年度の挨拶例文を、子どもと保護者別に紹介します。
<新入園児の場合>
○○組のみなさん、ご入園おめでとうございます。
先生の名前は、△△です。みんなに会えることを、とても楽しみにしていました。
お外で遊んだり、お歌を歌ったり、お散歩をしたり…これから楽しいことをたくさんして遊びましょう。
よろしくお願いします。
<在園児を新しく担任する場合>
○○組のみなさん、進級おめでとうございます。
○○組の担任の先生になりました、△△といいます。
△△先生って呼んでね!先生の好きな食べ物は、□□です。
みんなも□□好きかな?あとは、外で元気に遊ぶことが好きです。
かくれんぼしたり、鬼ごっこしたり…みんなで一緒にたくさん遊びたいと思っています。
そして、先生はいつでもみんなの味方だから、困っていることや不安に思っていることがあったら、いつでもお話してね。
これから、たくさん楽しい思い出を作っていきましょう。
<前年度に引き続き担任する場合>
○○組のみなさん、進級おめでとう。
○○組のときよりも、一つ大きくなったね。
これからは、○○組や○○組のお友達が困っていることがあったら、みんなで助けてあげましょうね。
そして、また今年もみんなと楽しい思い出が作れると思うと、今からとても楽しみです。
お外で遊んだり、お歌を歌ったり、元気いっぱいにたくさん遊びましょう。
<新入園児の場合>
ご入園おめでとうございます。
○○組の担任をさせていただきます△△と申します。
□□君の入園を楽しみにしておりました。
子どもたちが安心して過ごすことができますよう、一人ひとりに寄り添った保育をしてまいります。
この連絡帳では、□□君の日々の様子やエピソードなどをお伝えしていく予定です。
初めての入園でご不安なことも多いかと思います。
お子様のことや保育園に関するご相談などがございましたら、ご遠慮なくお声がけください。
これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
<在園児を新しく担任する場合>
ご進級おめでとうございます。
この度、○○組の担任になりました△△です。
いつも明るく心優しい□□君の担任になることができ、嬉しく思います。
□□君が楽しい毎日を送れるよう、全力でサポートしてまいります。
お子様のことや保育園に関するご相談などがございましたら、ご遠慮なくお声がけください。
これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
<前年度に引き続き担任する場合>
ご進級おめでとうございます。
□□君からは、○○組になることを楽しみにしている様子が伝わってきました。
今後はさらなる成長が見られそうで、今からとても楽しみにしております。
新しいクラスのことや保育園に関するご相談などがございましたら、ご遠慮なくお声がけください。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
新年度は、新しい子どもたちが入園したり在園児たちが進級したりと、子どもたちの成長が実感できる時期です。
子どもたちや保護者は、そんな成長を嬉しく思うと同時にさまざまな不安を抱えています。
保育士の新年度の挨拶では、子どもたちと保護者の不安を安心感に変えられるような言葉選びが大切です。
「また明日も保育園に行きたい」「この保育園を選んでよかった」と、子どもと保護者が感じられるような新年度の挨拶をしましょう。
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