お役立ち情報
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保育園の入園式に出し物を取り入れる保育園は多いようです。ですが、「毎年同じような出し物になってしまう」「今年は何をしよう」と出し物の企画に悩む保育士もいることでしょう。これからの保育園生活に不安を抱く新入園児も多いため、出し物を通して園生活の楽しさを伝えたいですね。そこで今回は、保育園の入園式におすすめな出し物について紹介します。
■目次
入園式は、新しく保育園に入園する子どもたちをお迎えする非常に重要な行事。
そんな入園式当日は、子どもたちの緊張を少しでも和らげるために、出し物を行うという保育園は多いです。
保育園の入園式で出し物を行うねらいは、以下の点が挙げられます。
●保育園生活への期待を高める
●出し物を通して、入園することへの喜びを感じてもらう
入園式には、新しく入園する子どもとその保護者が参加します。
初めて親元を離れて新しい環境に行くことに不安と寂しさを抱いている子どもは多くおり、それは保護者も同様です。
そんな子どもと保護者に安心してもらえるよう保育士が楽しんで出し物をすることで、保育園の雰囲気を感じてもらえることはもちろん、これから始まる園生活への期待感を高めることができるでしょう。
また、「保育園って楽しそう!」「早く遊びたい!」と、保育園に入園することへの喜びを感じてもらえるはずです。
>>>あわせて読みたい「【保育園の入園式】保育士の準備や演出のアイデア、服装について」
以下では、保育園の入園式におすすめな保育士の出し物を5つ紹介します。
パネルシアターは、入園式の出し物として子どもたちに大人気です。
パネル板の上でパネル人形を自由自在に動かして展開していく物語は、子どもたちを夢中にさせます。
身近な手遊び歌を題材にして、在園児の歌に合わせてパネル人形を動かしたり、保育園にちなんだお話を題材にするのもおすすめです。
>>>あわせて読みたい「保育に役立つパネルシアターとは?ねらいや基本の作り方を解説」
紙人形を動かして演じるペープサートは、子どもの注目を集めるのに役立つでしょう。
絵本を題材に選ぶのも良いですが、『チューリップ』や『おはながわらった』、『まあるいたまご』といった乳児でも楽しめる童謡をペープサートにアレンジするのもおすすめです。
見ている子どもたちや保護者にも一緒に歌ってもらえれば、一体感が味わえそうですね。
>>>あわせて読みたい「保育で大活躍するペープサートとは?ねらいや作り方のポイント」
特別な準備が必要なく、簡単に披露できる手遊び歌は入園式にもってこいの出し物です。
手遊びを行う際は、子どもたちと目線をあわせて笑顔で行うのがポイント。
子どもたちの緊張もいつの間にか和らぎ、一緒になって手遊びを楽しんでくれることでしょう。
>>>あわせて読みたい「【4月の歌】新年度に保育園で歌おう!おすすめの手遊び歌8選」
<おすすめの手遊び歌>
大勢の子どもたちの前で行う出し物は、大型絵本の読み聞かせがおすすめです。
よく見る一般的な大きさの絵本とは異なる読み聞かせは、特別感が感じられることでしょう。
後ろの子どもたちまで見えるよう、絵本の高さを調節したり、声のボリュームにも配慮することが大切です。
子どもたちに人気の絵本や春の季節にぴったりな絵本、園生活が楽しみになるような絵本など…親しみやすく明るい内容の絵本を選びましょう。
出典:amazon.co.jp
保育士がさまざまな登場人物になりきって演じる劇も、入園式の出し物として人気があります。
入園する子どもたちが、保育士の顔を覚えて親しみを持つきっかけにもなるでしょう。
”保育園に入園したばかりの新入園児”を題材にしたオリジナルストーリーを演じれば、子どもたちの園生活への期待感が高まるかもしれません。
保育園によっては、在園児も入園式に参加するという園も多いようです。
以下では、保育園の入園式におすすめな在園児の出し物を3つ紹介します。
在園児からの歌のプレゼントは、入園式のお祝いムードを一層盛り上げてくれます。
また、「保育園にはこんなに素敵なお兄さん・お姉さんがいるんだよ」と紹介することにもつながるため、新入園児の保護者は安心を得られるかもしれません。
加えて、在園児にとっては新入園児へのお祝いの気持ちと「自分たちはお兄さん・お姉さんになるんだ」と進級することへの自覚を持つ機会になるでしょう。
<おすすめの歌>
在園児が新入園児のために製作した物をプレゼントするのも、入園式の出し物としておすすめです。
お兄さん・お姉さんからのプレゼントに子どもたちは喜びを感じられるとともに、在園児とのつながりを持つことができます。
また、在園児が入園式に参加しない場合であっても、製作物のプレゼントを通して、お祝いの気持ちを伝えることができます。
<おすすめの製作>
音楽にあわせて在園児が楽しくダンスを披露するのも、入園式の雰囲気を明るくするのにぴったりです。
それまで緊張していた新入園児も、楽しそうに踊っている在園児の姿を見ればその緊張も和らぐことでしょう。
また、新入園児の保護者も「これからこんな風に元気に保育園に通ってほしい」と期待を膨らませることができるかもしれません。
<おすすめのダンス>
保育園の入園式で出し物を行う際のポイントは、以下の通りです。
入園式の出し物を通して、保育園生活の楽しさを伝えましょう。
新入園児の多くは、初めて親から離れることへの寂しさや慣れない環境がスタートすることに不安を感じています。
そのため、出し物は明るく前向きになれるような内容のものを選び、園生活の楽しさがイメージできるような声かけをすることも大切です。
「保育園に来たらこんなことができるよ!」と、保育園での生活や遊びを紹介するのも良いでしょう。
保育園によっては、在園児が参加する園も多くあります。
そのため、在園児には出し物を通して、新しいお友達と仲良くすることの大切さやサポートをすることの大切さを伝えられると良いでしょう。
パネルシアターや劇の中に、新入園児への接し方やサポートの仕方を取り入れられると、イメージが膨らんで上手く伝えられるかもしれません。
出し物を行う際は、時間に配慮することも大切です。
あまり長々と出し物をしてしまうと、子どもたちの集中力が途中で切れてしまい、グダグダとした雰囲気で終わってしまう可能性があります。
そのため、子どもたちが最初から最後まで集中して聞けるよう、出し物は3〜5分程度で行うようにしましょう。
今回は、保育園の入園式におすすめな出し物について紹介しました。
入園式の出し物は、これからの保育園生活に不安を抱えている新入園児が、期待感を持てるような内容にすることが大切といえます。
パネルシアターやペープサートなど、保育園でしか見られないような道具を活用すれば子どもたちを夢中にさせることができるでしょう。
また、在園児も一緒に参加する場合は、在園児も楽しめるような工夫を凝らすことを忘れてはいけません。
本記事を参考に、明るく楽しい入園式を作り上げてくださいね。
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