保育士なのに歌が下手…音痴の克服方法と工夫ポイント

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「保育士なのに音痴…」「歌が下手だと保育士になれないのではないか」と悩んでいる保育士、保育士を目指している方もいるのではないでしょうか。歌を苦手だと感じる原因や弱点を考えれば、おのずとその原因や克服方法が分かるかもしれません。今回は、音痴の克服方法とすぐに実践できる工夫ポイントについて解説します。

音痴の種類とは?

音痴には、大きく分けて2つの種類があります。

自分の種類がどれに当てはまるのかチェックしてみましょう。

感受性音痴

自分で音程が合っているのか外れているのか分からない、または気付けないタイプの音痴です。
このタイプは、周りの人から言われて初めて気付くことが多いようです。

運動性音痴

自分で音程が外れているのが分かっているタイプの音痴です。
周りの人に指摘されなくても自分が正しい音程で歌えていない、と認識している人はこのタイプに当てはまります。

実際にどちらに当てはまるのかチェックする場合は、曲を流して、自分が歌を歌ったときに音程が外れていることを認識できるかどうかで判断します。

自分の歌声を録音して聴いたり、ピアノなどの楽器で音程を取れるか確認してみると分かりやすいかもしれません。

音痴を克服する方法

ピアノで音程を確認する

歌を歌っているときに音程が分からなくなってしまう場合や、高い声・低い声が出ないという場合はピアノで音程を確認するとよいでしょう。

録音しておくと、ピアノと自分の音程がずれていると客観的に認識できます。

また、ピアノの音に合わせて高い音や低い音を真似すれば、音域を広げる練習にもつながります。

ハミングで歌う

ハミングとは、鼻歌のこと。

口を閉じてメロディーを歌うことをいいます。

ハミングは、音楽教室のレッスンでも取り入れられるほど実践的なトレーニングで、4つのメリットがあります。

  • 音程が取りやすい
  • 高い音が出せる
  • 声の通りが良くなる
  • 腹式呼吸が鍛えらる

歌詞を歌わない分、リズムに集中することができるため、音程のズレにも気付きやすくなるでしょう。

同じ歌を何度も聴く

同じ歌を繰り返し聴くことで、音程やリズムを正確に把握することができるようになります。

また、何度も聴き込むことによって、歌詞を覚えることにもつながり自信を持って歌えるようになるでしょう。

歌うときに声が小さくなってしまう場合や、子ども達の前で歌うと緊張して上手く歌えない場合は、この方法を実践してみてください。

ボイストレーニングに通う

少しでも早く音痴を克服したい場合は、ボイストレーニングに通うのも克服方法の一つです。

コースにもよりますが、トレーナーにマンツーマンで教わるレッスンであれば、自分の弱点や音程・リズムを取るコツを丁寧に教わることができます。

また、最近では質の高いボイストレーニングを教えている無料動画が多くあるため、活用することもおすすめです。

 

すぐに実践できる工夫ポイント

必ずしも歌が下手だからといって、子ども達の心を掴めないわけではありません。

少し工夫をすれば、歌を通して子ども達と一緒に楽しい時間を作り上げることができます。

ここではすぐに実践できる工夫ポイントをご紹介します。

楽器を使う

歌は苦手だけど、ピアノなどの楽器の演奏は得意!という方もいるのではないでしょうか。

子ども達と一緒に歌う際、ピアノなどの伴奏があると、子ども達もリズムが取りやすくなり、楽しみながら歌ってくれるでしょう。

また、ハンドベルやタンバリンを鳴らして歌えば、歌に関心がない子どもでも興味を示してくれます。

例えば、「アイアイ」であれば、「アイアイ」のリズムに合わせて楽器を鳴らしながら楽しく歌えば、歌に対する緊張感を感じることはないでしょう。

 

振りや手遊び歌を取り入れる

手をパーに開いて、リズムに合わせて左右に振ったり、足踏みをしたりをするだけでも子ども達と楽しく歌って遊べます。

また、歌を歌いながらリズムに合わせて、手や指先を動かして遊ぶ「手遊び歌」のレパートリーを増やしてみましょう。

「グー、チョキ、パーでなにつくろう、なにつくろう~」のリズムに合わせて手や指先を使う歌など、子ども達の想像力も養うことができるためおすすめです。

相手チームとのかけあいが楽しい「はないちもんめ」であれば、子ども達と大きな声を出すことがポイントであるため、歌っているという実感が薄くなるでしょう。

 

表情豊かに歌う

子ども達と歌って楽しむためには、表情豊かに歌うことが大切です。

歌に自信がなくぼそぼそと歌っていては、子ども達も楽しむことができません。

たとえ、音程やリズムが外れてしまっている場合でも、保育士が笑顔で楽しそうにしていることで、子ども達も一緒に歌を楽しんでくれるでしょう。

子ども達と過ごすときは、歌に苦手意識を向けすぎないことも重要です。

まとめ

歌に対する自分のコンプレックスや音痴の種類を知ることで、自身に合った克服方法が分かります。

子ども達と歌を通して楽しく過ごすために、日頃から克服方法を実践してみましょう。

自分なりに工夫をこらすことで、歌への苦手意識が薄れていくかもしれません。

 

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