お役立ち情報
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新人保育士さんによくある「就職した職場で何となく職場にも仕事にも馴染めない…」という悩み。せっかく就職したばかりの職場での新しい仕事、早く馴染めるようになりたいですよね。今回は、新人保育士が職場に馴染むためにはどうすればいいのか、馴染めない理由にはどういった点があるのかについて紹介します。
■目次
誰しも新しい職場には緊張するもの。
ましてや全くの新人保育士であるならば、覚えることがたくさんあります。
新人保育士さんが「なんとなく馴染めない」と感じている理由には、どんなことがあるのでしょうか。
特に新卒保育士の場合、学生時代の環境と社会に出てからのギャップに苦しみ、なかなか馴染めないということもあるでしょう。
社会人としてどう行動すれば失礼がないか、何が正解なのかが分からず「あえて目立つことをしない」選択をすることで、どんどんと職場の輪から遠ざかってしまうことも。
このように学生時代と環境が明らかに異なる困惑から、職場や仕事で馴染めないこともあるでしょう。
馴染めないと感じている原因のひとつとして、自分から壁を作っているということが挙げられます。
人見知りや猫かぶりをしてしまっていることから、知らないうちに緊張状態になり、話しかけづらい雰囲気を出していることも。
そのことから、周りが気を遣って意図的に距離を取ってくれているという可能性もあるでしょう。
「馴染めない」と感じたときは、まずは自分の振る舞い方について考えてみることも大切です。
職場の人間関係がそもそも複雑だった場合、新人として入ってきた保育士が馴染みづらいこともあります。
派閥ができていたり、あまりコミュニケーションを取らない空気感のある職場の場合、新人が受け入れられづらいこともあるでしょう。
この場合は新人が解決できることが少ないため、時間が経って慣れていく必要があります。
職場の人と年代が合わない、いわゆるジェネレーションギャップのために職場の人たちと馴染めないこともあるでしょう。
盛り上がる話の話題についていけなかったり、年齢が原因であまり話しかけてもらえないなんてことも。
この場合は自分が相手の年代の話題について知恵をつけたり、「教えてください」というスタンスで接するなどの方法があります。
職場の人間関係や子どもとの接し方に疑問を持ったり、自分の保育理念と園の理念が相違している場合は、その雰囲気にどうしても馴染めないかもしれません。
自分が「合わない」と感じている雰囲気のなかで、保育士として成長していくにはかなり負担が大きいでしょう。
どうしてもうまくいかない場合は、職場を変えることも検討する必要がありそうです。
新人保育士がなかなか職場に馴染めないとき、まず何を考えるべきでしょうか。
なんとなく馴染めないと感じた時、まずはその原因が自分にないか探ってみましょう。
自分の問題なのか、職場の問題なのか、自分は改善できるのかそうでないのかなど、今自分の感じていることをそのまま整理します。
知らない間に自分が原因となってしまっていることには、以下の点が挙げられます。
もし自分に原因があると感じている場合は、そのためにできることは何があるのかについて、考えてみましょう。
職場に問題があると考える場合、改善できる点があるかどうかについて考えてみましょう。
例えばシフト上なかなか会えない職員がいる場合はコミュニケーションできる機会を探してみる、業務の仕組みが煩雑になっている場合は効率化できる点がないかなど、新人でも考えられることはさまざまです。
「自分にはどうしようもない」と割り切ってしまう前に、何ができるのかについて改めて考えてみましょう。
保育士には同僚や先輩、上司、子どもとその保護者と、コミュニケーションを取る相手がたくさんいます。
職場に馴染むためには、こういった周りの人たちとの円滑なコミュニケーションが必須です。
以下では、新人保育士さんがすぐに実践できるコミュニケーション術についてお伝えします。
「おはようございます」「お疲れ様でした」「失礼します」などの挨拶は、相手の目をみてはっきり言いましょう。
明るく元気にいうだけで印象は全く変わってきます。
もちろん職場の人や保護者だけではなく、子どもたちにも元気にあいさつすることが大切です。
仕事について分からないことがあれば、聞かれるまで言わないのではなく、積極的に自分から質問するようにしましょう
質問は相手が忙しそうにしていないタイミングに、「今お時間よろしいでしょうか」と一言添えて話しかけます。
新人保育士からあまり質問がないと「本当に仕事が分かっているのか?」と不安にさせてしまうことも。
職場の人に仕事ぶりを受け入れてもらうためにも、自分から積極的に質問することが大事です。
また何をしていいのかわからないときも、そのままじっとしているのではなく「何か手伝えることありますか?」と声を掛けてみましょう。
仕事を教えてもらったことは、なるべくすぐに活かしてみましょう。
すぐに実践してみることでその技術が身に付きやすくなるだけでなく、先輩に「一生懸命さ」を見せることもできます。
もし上手くいった場合は「あの時のアドバイスのおかげで上手くいきました。ありがとうございました。」と、きちんとお礼をいうことも大切です。
仕事について指摘されたときは、素直にミスを認めて反省し、次回に活かすようにしましょう。
ミスは、スキルアップするためのステップアップです。
不貞腐れるようであれば、保育士としての大きな成長はできないだけでなく、職場の人にも受け入れてもらえなくなります。
どうしても馴染めない、解決しようがないときは、思い切って転職してしまうこともひとつの手段です。
しかし新人保育士が早期に退職するときは、慎重に判断する必要があります。
転職を判断する前に、改めて以下の点について考えてみましょう。
●辞めて解決することかどうか
●職場にかかる負担について
●転職活動で必ず退職理由を聞かれるという点
●職場を変えて解決できることかどうか
また新人保育士が早期退職する場合は、その後の転職活動において多少のリスクが伴います。
退職した園では何が不満だったのか、どんな園なら長く働けるかなどの条件を改めて考えて、転職の決断・職場選びは慎重に行いましょう。
職場に馴染めないと感じているのは、何かしら原因と理由があります。
周りの環境や自分の考えていることを整理して、原因を把握し、改善できるために行動してみましょう。
まずは一度、自分自身を見つめなおしてみることも大切です。
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