お役立ち情報
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2歳から使うことができる“のり”。中には、ベタベタした感触が苦手な子どもがいたり、意味もなくベタベタにして遊んでしまうのはもったいないですよね。今回は、保育園でのりの使い方を教える方法、のりを使った製作について解説します。
■目次
一般的に2歳〜3歳から使用することが多いです。
しかし、小さい子どもはのりを誤って口に入れてしまう可能性があるため、初めてのりを使う場合は、でんぷんのりを使用しましょう。
でんぷんのりは、食物原料のでんぷんからできているため、小さい子どもが使うのに安心です。
のりを使った製作遊びをするねらいは、以下の点があげられます。
●のりの感触を楽しむ
●実際にのりに触れ、正しい使い方を学ぶ
●はさみやテープなどさまざまな道具と一緒に使って、製作の楽しさを知る
●自分で作品を作り、できあがる喜びを知る
最初は、画用紙一面にのりを塗って、その上からパラパラと細かく切った紙を落とすと紙がくっついて落ちない、というところを見せてあげると「なぜくっつくんだろう?」と子ども達の好奇心を沸き立たせることができます。
また、ベタベタとした感触が苦手な子どもも中にはいるため、最初はシールなどを使って「貼る」体験から始めるのもおすすめです。
のりを使う前に、始めにのりに興味を持ってもらうための導入を行うとよいでしょう。
のりの塗り方やのりを使うことでこんなに楽しいことができるんだよ、と伝えられるとよいですね。
また、のりを使った工作の絵本を読んであげれば、子ども達の工作意欲が高まるかもしれません。
今回は、保育園で使用されることが多い、ボトルに入った指ですくって塗るタイプのでんぷんのりの塗り方について紹介します。
ベタベタした感触が苦手な子どももいるため、塗るときは事前におしぼりを近くに用意しておきましょう。
最初のうちは、塗る量が分からずベタベタになってしまうかもしれませんが、次第に慣れていくうちに上手に量を調節できるようになっていきます。
初めてののりとはさみを使った工作遊びにぴったりのピザ製作。
画用紙の切れ端を切りながら、「これはお肉」「これはトマト」と想像力を膨らませることができます。
おいしそうなピザを作ってみましょう。
細長い色画用紙をチェーン状につなげて作る”あおむし”。
色画用紙は事前に、保育士が細長く切って準備しておくとよいでしょう。
リング状にしてのり付けする、という作業を繰り返し行うことで、のりの量を上手に調節できるようになります。
また、つなげた画用紙の面白い動きに子ども達は楽しんでくれるでしょう。
画用紙、はさみ、のり、ストロー、穴あけパンチを使った風車作り。
作った後は、外で走り回りながら実際に風車を回して遊ぶことができます。
自分たちで作った風車で遊ぶことができ、子ども達も大喜びでしょう。
お花紙や洗濯ばさみを使って、自分だけのお洗濯絵画を作ってみましょう。
見た目もカラフルで、どんなお洗濯にしようか考えながらやると、子ども達もワクワクしそうですね。
台紙にひもを張る作業は保育士がやってあげるとよいでしょう。
てんぷんのりは天然素材であるため、誤って口に入れてしまっても問題はありません。
かと言って、のりを触ってベタベタしたままの手を口の中に入れないよう、注意しましょう。
のりを塗った後は、すぐに手を拭けるよう近くにおしぼりやウエットティッシュを置いておくことをおすすめします。
万が一、口に入れてしまった場合は、水で口の中をゆすぐよう促したり、難しい場合は口の中をガーゼなどで拭くようにしましょう。
最初は、のりの量を調節することが難しくたくさんの量を取ってしまいます。
そんなときは、「白いお山ができちゃうよ〜」と伝えたり、のりの容器の縁で「ぴっぴっぴ〜てしようね」と教えてあげましょう。
また、少量を「アリさんの量」、たくさんの量を「ゾウさんの量」と例えて伝えると伝わりやすいかもしれません。
保育園でのりの使い方についてついて説明するときは、実際に保育士がやってみせたり、絵本などを使って導入をするとよいでしょう。
のりの使い方が分からない最初のうちは、あまり興味を示さないかもしれません。
工作を通してのりの使い方や役割を伝えることで、工作の幅が広がって楽しい、ということを教えてあげられると子ども達も楽しく学ぶことができます。
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