お役立ち情報
お役立ち情報
奨学金の返済は、長期間に渡って行うため大変ですよね。その中でも、給料の低さが問題となっている保育士にとって、奨学金の返済は大きな負担です。その負担を少しでも解消するべく、さまざまな自治体が奨学金の支援制度を行っています。今回は、保育士奨学金返済支援制度に関する、対象施設や申請方法について解説します。
■目次
保育士奨学金返済支援制度とは、保育士が大学や専門学校などの養成施設在学中に借りた奨学金の返済の一部を補助する制度のこと。
この制度は、基本的に自治体が主体となって行っており、保育士の人材確保と離職防止を図り、待機児童の解消を目指すことを目的としています。
奨学金の返済は、長期期間に渡って行わなければならず、その返済額は平均して月に1〜2万円程度。
特に他業種と比較して給料が少ないと言われる保育士にとっては、大きな負担になりかねないため、画期的な制度と言えるでしょう。
ただし、自治体によって、さまざまな条件を設けているため、勤務している保育園の自治体の制度を確認することが重要です。
保育士奨学金返済支援制度の対象となる保育施設や保育職員、奨学金の種類について、以下の通り説明します。
ただし、それぞれ自治体によって異なるため、利用する際はしっかりと確認する必要があります。
多くの自治体で定められている対象者は、「その自治体の保育所等に就職された方のうち、奨学金の返済を行っている方」とされています。
基本的には、保育士資格を取得するために大学や専門学校などの養成施設に通っていた場合、利用することが可能です。
そのため、大学卒業後に、保育士資格を勉強して取得された方は対象外になる場合が多いようです。
ただし、給付型の奨学金や教育ローン、一般的な借入は対象外としている自治体が多いため、事前に確認しましょう。
補助金額については、多くの自治体が年間10〜20万円と定めています。
また、補助の対象期間についても、「最長10年間」、「最長7年間」など自治体によってさまざまです。
加えて、ほとんどの自治体が「補助の対象期間内に退職した場合は補助を受けることができない」としています。
中には、復職した後の再申請は不可としてる自治体もあるため、注意しましょう。
自治体によって異なりますが、申請に必要となる書類を提出する、という申請方法がほとんどのようです。
申請に必要な主な書類は、以下の通りです。
❶申請書
❷申請者が奨学金を借りていることを証明する書類
❸雇用証明書
❹保育士証の写し
…など申請には期限があるため、注意しましょう。
また、上記の書類の他に、保育士養成施設を卒業した証明書や奨学金を返済したことが分かる証明書などの提出を求める自治体もあります。
申請書については、各自治体のホームページに様式申請書が掲載されているため、それをダウンロードして使用します。
詳しい内容については、保育園がある自治体のホームページを確認しましょう。
保育士奨学金返済支援制度は、自治体独自で取り組んでいる制度のため、中には実施していない自治体もあるでしょう。
しかし、奨学金に関わらず、市内で働く保育士に向けて補助金や手当を支給するなどの支援制度を設けている自治体もあります。
詳しくは、各自治体のホームページを確認したり、直接問い合わせてみましょう。
また、自治体が定める条件に当てはまらないため、制度が利用できない方もいるでしょう。
その場合は、支給元に救済措置の有無を確認することをおすすめします。
中には、返済額を一部減額するといった救済措置を行う支給元もあるため、給料が低く経済的に困窮している場合は、問い合わせてみるのも手段の一つです。
自治体は保育士の人材確保のため、保育士奨学金返済支援制度を始め、さまざまな支援を行っています。
給料が低いことが問題となっている保育士にとって、奨学金の返済は大きな負担です。
少しでも気持ちに余裕ができるよう、この制度を活用してみてください。
また「給料アップを目指したい!」「もっと自分に合った園で働きたい!」とお悩みの方はぜひ保育求人ラボにご相談ください。
専門のアドバイザーがご不安な点やご希望などしっかりとヒアリングし、転職活動をサポートします。
相談だけでもOKのため、ぜひお気軽にご相談くださいね。
【保育求人ラボ】は専門のアドバイザーがあなたに合った保育園・幼稚園の求人をご提案させていただきます。ご不安な点やご希望などしっかりとヒアリングさせていただき、サポートさせていただきます。まずはお気軽にお問い合せください。
保育求人ラボ+(保育求人ラボ プラス)は、保育系管理職(園長職・主任職等)限定のハイキャリア向け転職サービス。ハイキャリア専門のアドバイザーが、次のステージに挑戦するサポートを提供いたします。「自分の市場価値が知りたい」「現状のキャリアで管理職は可能か?」などの相談からでもOK!まずはお気軽にお問い合せください。
Instagram・TikTok・X(Twitter)・YouTubeにてお役立ち情報更新中!
フォロー・いいね・コメントよろしくお願いします♪