お役立ち情報
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ベビーテックと呼ばれる新しい保育の形をご存知でしょうか?アメリカで浸透し、日本でも注目されている最先端技術の一つです。保育とテクノロジーが融合することにより、保育に関する問題が解消されるベビーテック。今回は、ベビーテックに関する、メリットや保育園で使えるおすすめツールについて解説します。
ベビーテックとは、Baby(赤ちゃん)とTecnology(テクノロジー)を組み合わせた造語。
妊娠や出産、育児のサポートをするためのICT/IoTサービス・製品を指します。
2016年にアメリカで開催された、世界最大級の電子機器の展示会「CES」(Consumer Electronics Show)にてBaby Tech Award(全5部門)が執り行われ、新しいテクノロジーとして紹介されました。
アメリカはもちろん、日本でも注目されている最先端技術ーの一つです。
なぜこんなにもベビーテックが世間から注目されているのでしょうか。
その理由は、以下の通りです。
核家族が基本となっている現在において、子どもを持つ共働き世帯は半数を超えています。
多くの家庭が仕事で疲れながらの育児をしている状態であるため、その改善策として注目されています。
テクノロジーを活用することで、家事と育児が効率化されれば、子どもと向き合う時間が増えることにつながります。
保育業界で問題視されている保育士不足も、ベビーテックが注目される理由の一つです。
他業種に比べて給料が低いこと、並びに給料の割りに合わない仕事の多さから、離職する保育士が後を絶ちません。
このように、保育現場の問題とテクノロジーを駆使したベビーテックのサービスがマッチしたことにより、実際にベビーテックを取り入れる保育園が増えています。
ベビーテックを導入することで、業務の効率化につながり業務負担の軽減を叶えることができます。
保育園でベビーテックを導入するメリットはどんなものがあるのでしょうか。
ベビーテックのメリットは、以下の通りです。
子どもの命を預かる保育園で、子どもの健康管理は重要な仕事の一つですよね。
ベビーテックを活用することで、子どもの危険な行動や体調の変化にいち早く気が付くことができます。
例えば、赤ちゃんの脱水症状を検知するおしゃぶりや子どもの心拍数・呼吸を検知するモニターなど…
観察しているだけでは意外と気が付くことが難しい健康状態を把握することに役立ちます。
前述でも述べた、保育士不足の要因の一つである「仕事の多さ」。
ベビーテックを導入することにより、保育士の業務負担を軽減することができます。
例えば、子ども達の午睡の時間。
保育士は、事務作業など他の業務をする時間でもありますが、5分おきに寝ている子どもの状態を確認しなければいけません。
このときに、赤ちゃんの姿勢を感知して記録したり異常があれば知らせてくれるツールで管理することで、保育士の負担を減らすことができます。
ベビーテックの製品は、保育施設から家庭にまで拡大しています。
例えば、育児に必要な 粉ミルクを作る作業がボタンを押すだけでできるツールや、離れていても預けた子どもの体調が分かるアプリなど誰でもすぐに対応できるベビーテックが多くあります。
今後、家庭でも広く浸透すれば、男性や高齢者層を含めた子育ての担い手が多様化し、母親の「ワンオペ育児」等の解消につながるでしょう。
ここでは、保育園におすすめなベビーテックを紹介します。
2年連続で、ベビーテックアワードジャパン大賞を受賞した午睡を見守るツールです。
その特徴は、エアーセンサーを搭載したマットで、眠る子どもの睡眠時の様子を把握できること。
クラウド上で記録ができるため、保育士の午睡チェックの業務の負担を減らすことができます。
hugsafety 午睡見守りサービス:https://www.hugmo.net/hugsafety/
非接触型のスマート体温計と専用アプリが連携し、検温・記録チェックの業務の効率化ができるツールです。
子どもごとに、体温の平均値を日単位・週単位でグラフ表示できるため、子どもの体調の傾向を把握することに役立ちます。
また、3秒で検温できるため、なかなかじっとしていられない子どももスムーズに検温することが可能です。
hugsafety スマート検温サービス:https://www.hugmo.net/hugsafety/
保育士が作成した動画を保護者に配信したり、保育園での行事の様子をライブ配信できるオンライン保育用動画配信ツールです。
通常の動画配信とは異なり、プライバシーが確保されているため、いわば「保育園専用のYouTube」として活用することができます。
保護者にとっては、保育園でどのような保育が行われているかを知る機会にもなりますね。
おうちえん:https://i.ouchien.jp/
その日の園児の人数に合わせて、必要な保育士の人数が配置されているかをチェックする機能やシフトが自動で作成される機能があるシフト管理ツールです。
特に園長や主任の方の中には、シフト作成や修正作業に時間がかかることに悩む人もいるのではないでしょうか。
勤怠データと連携する機能も備わっているため、残業時間の計算も簡単に行うことができます。
ルクミーシフト管理:https://lookmee.jp/shift/
保育士が仕事で負担と感じる事務業務。
日によっては、事務業が1日に約4割を占めることも。
このツールでは、指導案・日誌作成や登降園の記録、園児ごとの保育料請求書の作成まで幅広く活用することができます。
また、保護者との連絡もアプリを連携して取ることができるため、保育士が子どもと向き合うための時間を作ることに役立ちます。
CoDMON(コドモン):https://www.codmon.com/
妊娠や出産、育児のサポートをするためのICT/IoTサービス・製品が注目され、導入している保育園も多くあります。
保育士の仕事量の多さから問題となっている「保育士不足問題」の解決策としても、大いに役立つでしょう。
本記事を参考に、最先端技術を活用した新しい保育を取り入れてみてください。
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