お役立ち情報
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水仕事や消毒作業が多いことから、手荒れに悩む保育士は多くいます。特に季節の変わり目や乾燥する時期には、ひび割れやあかぎれなどといった症状が目立つ方も…。手荒れのまま仕事をするのは、大変ですよね。今回は、手荒れに悩む保育士の方に向けた、手荒れ対策とおすすめのハンドクリームについて解説します。
保育士の職業病になり得る手荒れですが、なぜ保育士に多いのでしょうか。
以下では、保育士の手荒れの原因について説明します。
子どもと過ごす時間が多い保育士は、手を洗う機会が一日に何度もあります。
例えば、おむつ替えやトイレの解除、園外散歩から帰ってきた後、園児の食事の準備などが挙げられます。
ハンドソープを使って手を擦り合わせる動作に加えて、お湯で手を洗うことで必要な皮脂まで落ちてしまい水分が蒸発することで乾燥を引き起こします。
それが手荒れの原因になるのです。
保育園では衛生面にも気を遣わなければならないため、消毒液や洗剤を使う機会も多くあります。
例えば、哺乳瓶の消毒や保育園内の掃除、玩具の消毒、汚れた衣服の洗濯、食事の際の手を拭くタオルの除菌など、挙げればきりがありません。
ここで使用する消毒液や洗剤も、手の水分や皮脂を奪ってしまうため乾燥を引き起こし、手荒れの原因につながるのです。
日頃から対策を行うことで、手荒れの悩みは解消することができるかもしれません。
以下では、保育士の手荒れ対策について紹介します。
お湯で手を洗ったり洗い物を洗ったりすることは、手荒れを引き起こす原因となるため避けましょう。
必要な皮脂を洗い流さないために、水やぬるま湯で洗うことをおすすめします。
また手についた泡を水で流す際も、ゴシゴシと強くこするのではなく、優しく洗い流し刺激を与えないようにしましょう。
消毒液や洗剤を使う際は、ゴム手袋を使用することがおすすめです。
水の冷たさや手荒れを気にすることなく、快適に仕事を行えるでしょう。
特に乾燥が気になる冬場はひび割れやあかぎれになりやすいため、ゴム手袋を使用することで消毒液や水による刺激を防ぐことができます。
保湿をすることは、荒れた肌を保護するための最も重要なポイントです。
手を使う業務の前後や乾燥していると感じた際に、ハンドクリームを塗りましょう。
少し余裕がある方は、ハンドクリームの前に化粧水で水分補給をすることで、保湿力を高めることができます。
また注意しておきたいポイントは、水に濡れた後そのままにしないことです。
濡れたままでいることで乾燥につながるため、しっかりとタオルで拭いた後にハンドクリームで保湿する、という流れを習慣づけると良いでしょう。
ハンドクリームを選ぶ際は、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、手荒れにおすすめのハンドクリームの選び方について紹介します。
ハンドクリームの中には、香水のように香りが強いものが多くあります。
しかし香りが強いハンドクリームは、特に乳児にとって刺激になるため保育に適していません。
保育園で使用する際のハンドクリームは、無香料のもの又は香りが強くないものを選びましょう。
ハンドクリームには、さらさらとするものやしっとりするものなど、さまざまなタイプがあります。
中でもべたつきが残るようなハンドクリームは、水に触れると落ちてしまったり、子どもに触れた際ベタベタした感触に不快感を感じる子どももいたりするため、あまりおすすめできません。
保育園で使用するハンドクリームを選ぶ際は、さらさらとした軽いつけ心地のものを選ぶと良いでしょう。
保湿に特化したタイプや水に強いタイプなど、ハンドクリームは商品によって成分が異なります。
以下の成分を参考に、自分の悩みに合ったハンドクリームを選ぶことをおすすめします。
●保湿
グリセリン、尿素、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、シアバター…など●肌のハリ
ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド…など●肌の保護
ワセリン…など●角質を柔らかくする
尿素、グリセリン…など●冷え性
ビタミンE…など以下では、保育士におすすめのハンドクリームを紹介します。
ジェルタイプのハンドクリーム。
無香料で塗った後はさらさらとしているため、保育中でも安心して使用できます。
べたつかないにも関わらず乾燥を感じることがない不思議なつけ心地です。
ハンドクリームの中でもお手ごろな価格にも関わらず、伸びがよく少量で十分塗ることができる優れものです。
手に塗った直後からさらさらとした塗り心地であるため、すぐに仕事に取り掛かれるのも嬉しいですね。
こちらも無香料であるため、保育現場で安心して使用することができます。
優しい香りがするハンドクリーム。
肌に馴染むとさらさらとするジェルタイプでありながら、しっかりと保湿してくれます。
手荒れしてしまった肌にも使えるため、現在手荒れに悩む保育士におすすめです。
水仕事や消毒作業が多い保育士におすすめの手荒れ対策やハンドクリームを紹介しました。
保育士の職業病になり得るほど悩む方が多い「手荒れ」。手荒れを完全に良くするためには、どうしても時間がかかってしまいます。
毎日のケアを怠らないよう、手荒れ対策を習慣づけることが大切です。
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