仕事のモチベーションにつながる?保育室を整理整頓しよう!

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子どもや保育士にとって保育室は、一日の大半を過ごす大切な場所です。実は保育室が散らかっていると、子どもの保育活動に対する集中力や持続性に影響を与えることになりかねません。この機会に、保育室の環境を見直してみましょう。今回は、仕事のモチベーションアップにもつながる保育室の整理整頓について、解説します。

保育室を整理整頓する目的

整理整頓を行う前に、まずは目的を考えて取り組みましょう。

保育士の中には、整理整頓に苦手意識を感じる方がいるかもしれません。

整理整頓の目的を明確にすることで、隠れている問題の解決や継続して行うといったことができるようになります。

保育室を整理整頓する目的について、以下の通り説明します。

子どもが遊びや活動に集中できるようにする

子どもとの保育活動の中で、目の前の遊びに集中してくれなかったり続かなかったりする子どもはいないでしょうか?

もしかすると、保育室がゴチャゴチャとしてしまっていることが原因かもしれません。

言葉がまだ十分に理解できない子どもは、五感の中でも視覚から得る情報が大半だといわれています。

そのため視覚から入ってくる情報によって、子どもの集中力や持続性は左右されます。

それだけ毎日過ごす保育室の環境というのは、子どもにとって非常に大切なのです。

子どもの安全確保

保育室が整理整頓されておらず、玩具などが床に落ちている状態になってしまっている場合、子どもの誤飲につながる危険性があります。

また玩具のみならず、髪の毛やほこり、食べかすなどの小さなゴミが紛れている可能性もあります。

常に整理整頓をしておくことで子どもの安全を確保することができることに加えて、小さなゴミを見逃すことなく保育室を清潔に保つことができるのです。

保育士自身の気持ちがスッキリする

1日の大半を過ごす保育室は、整理整頓することで子どもだけでなく保育士自身もスッキリとした気持ちで仕事に取り組むことができます。

少しゴチャゴチャしてしまっても再度整理整頓し、また気持ちをリセットすることができます。

保育士の気持ちがスッキリとすることで、保育にも良い影響を与え、仕事に対するモチベーションアップにつながるかもしれません。

保育室の整理整頓で意識すること

以下では、保育室を整理整頓をするときに意識することについて紹介します。

職員全員が分かりやすいようにする

保育室は公共の場所であるということを意識したうえで、職員全員が分かりやすく扱いやすいことを考えていく必要があります。

そのため整理整頓をする際は、他の職員に意見を聞いたり、誰でも整理整頓ができるようチェックリストなどを用意するとスムーズに作業ができるでしょう。

また保育室に個人の物を置いておくと、所有者しか管理ができないため避けたほうが良いでしょう。

使った物は元に戻す

これはなかなかできない方、続けられない方も多いのではないでしょうか。

使った物はきちんと戻すことを意識するだけでも、保育室は綺麗になるといっても過言ではありません。

この行動をしっかりと身につけるためには、その物を使うときにどんな動きが必要なのか、いつもどんな動きをしているのかを振り返り、戻す動きをより簡単にする必要があります。

また使った物を元に戻せない原因として、収納場所の問題が挙げられます。

物と場所にラベルを貼るなどの工夫をすることで、改善することができるかもしれません。

整理整頓は仕事であると意識

整理整頓をするとき、仕事のすきま時間でやろうと考えている方もいるのではないでしょうか。

もちろん保育士は、保育業務のみならず保護者対応や事務業務など幅広い仕事をこなさなければならず時間に追われる毎日を過ごしています。

そのため、なかなか整理整頓に時間を割くことができないかもしれません。

ですが、整理整頓も子どもの保育に関わる仕事の一環です。

大切な仕事として意識し、時間を作ったうえで整理整頓に取り掛かりましょう。

保育室を整理整頓するポイント

ここでは、保育室の箇所別に整理整頓するポイントについて紹介します。

文房具にはラベリング

保育室で使うペン、消しゴム、はさみ、のりなどの文房具は全てラベリングをすると良いでしょう。

ラベリングをし、保管場所をきちんと決めて使ったら元に戻す、といった行動をすることで探し物が減ることにもつながります。

無駄な動きを省くためにも、よく使うものは近くに置いたりと保管場所を考えて配置することをおすすめします。

画用紙や折り紙は平置き保管

画用紙や折り紙、塗り絵といった紙類はクリアファイルに入れて収納する保育士が多く見受けられますが、スペースに余裕があれば平置きにして収納することをおすすめします。

なぜなら、紙類は立てて保管してしまうとよれてしまうからです。

収納の際は、紙類の書類を入れられるような浅めの引き出しのラックを使うと良いでしょう。

また引き出し部分は透明なもので、ラベリングシールを貼っておくと在庫も分かりやすくなるため非常に便利です。

 

配布書類と回収書類、各々専用のカゴを作る

保護者へ配布する書類や回収した書類は、意外と机の上などがゴチャゴチャになる原因になります。

そこで、配布する書類用のカゴと回収した書類用のカゴの2つを用意することをおすすめします。

色分けしたりラベリングしておくと、分かりやすくて使い勝手が良いでしょう。

特に配布する書類は、保育がバタバタとしてしまっても配布し忘れてしまう、といったことがなくなるためミス防止にもつながります。

 

まとめ

保育室を整理整頓することは、子どもの集中力につながったり安全確保になったりと非常に大切です。

また子どもだけでなく、保育士自身の仕事に対するモチベーションアップにもつながります。

この機会に今一度、自分の保育室の環境を見直してみましょう。

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