お役立ち情報
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「一人暮らしをしたいけどできるかな?」と不安に思う保育士の方もいるのではないでしょうか。他業種と比べて、給料が低いといわれる保育士…。いざ一人暮らしを考えたときにかかる費用はやはり気になりますよね。今回は、保育士の一人暮らしに関する、かかる費用やメリット・デメリットについて解説します。
■目次
結論から述べると、保育士の一人暮らしは十分できるといえます。
とはいえ保育士は他業種に比べて、給料が低いということがしばしば取り沙汰されるため、やはり気になるのは家賃でしょう。
家賃については、給料の手取り額の3分の1が目安とされています。
保育士の平均手取り額が18万円であるため、その場合の家賃は6万円となります。
地域によって家賃の相場は異なるため、あらかじめリサーチしておくと良いでしょう。
また家賃に加えて生活費用もかかるため、ある程度の節約は欠かせないかもしれません。
ここでは、保育士が一人暮らしをするメリットについて紹介します。
一人暮らしは実家暮らしとは異なり、食事や入浴など自分の好きなペースで生活を送ることができます。
そのため家族に気を遣うといったストレスがなくなり、プライベートをより大切にしたいと思うようになるでしょう。
家族に干渉されることが煩わしい…と感じている方には、向いているかもしれません。
勤務している保育園の近くに住むことで、通勤時間を短縮することができます。
保育士の仕事は朝が早く、夜は日によって残業があるため、通勤時間が長いと身体の負担にもなりかねません。
そのため通勤時間を短縮できることは、特に実家から勤務地が遠い方にとって、大きなメリットといえるでしょう。
②の「通勤時間が短縮できる」ことと連携して、プライベートの時間が増えることにつながります。
今まで通勤時間に費やしてた時間を自分の趣味に充てたり、友達や恋人と会ってリフレッシュしたり…好きなことができるのは嬉しいですね。
一方で保育士が一人暮らしをするには、デメリットも存在します。
ここでは、保育士が一人暮らしをするデメリットについて紹介します。
保育士が一人暮らしをする一番大きなデメリットは、金銭面への負担があることでしょう。
家賃を含む生活費の全てを自身でまかなわなければならないため、実家暮らしではなかった出費負担が大きくなります。
そうなると自由に使えるお金が減ったり、貯金をしたくでもできないといった影響が出てきます。
一人暮らしをする前に出費シミュレーションを活用して、一人暮らしをした場合の金銭負担を見積もっておくことをおすすめします。
掃除や洗濯、洗い物など全ての家事を一人で行わなければなりません。
残業が多い保育士にとって家事に時間を割くことは、多少なりともプライベートの時間を削ることになります。
またそれまで家事の経験をしたことがない人にとっては、大きな負担になりかねないでしょう。
一方で家事スキルがあれば、生活力が向上し快適な生活を送ることができます。
一人暮らしをする前に、ある程度の家事スキルを身につけておくと良いでしょう。
保育士に限らず女性の一人暮らしでは、セキュリティー対策についてはしっかりと考えておいてもらいたいポイントです。
物件選びの際は、オートロックがついている2階以上の部屋で通りに面している、などセキュリティー対策がされているかどうかを確認することが重要です。
もちろん家賃との兼ね合いもありますが、家賃を抑えてしまうと防犯面に欠ける物件もあるため、実際に内件に行ききちんと確認しましょう。
実際に一人暮らしをすると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
ここでは、保育士の手取り額が18万円での一人暮らしを想定した、理想の生活費の内訳について説明します。
●家賃:6万円
●光熱費:1万円
●食費:3万円
●通信費:1万円
●交際費:2万5千円
合計:13万5千円家賃は、手取り額18万円の3分の1の金額で設定しています。
食費は工夫次第で2万円程度に抑えることもできますが、今回は自宅での食事と外食費を合わせて設定しました。
上記に加えて、日用品なども必要になります。
実際の食費や交際費については、貯金希望額を考えたうえで設定すると良いでしょう。
保育士が一人暮らしをするためには、準備をしておくことが大切です。
ここでは、保育士が一人暮らしをするために必要な対策について説明します。
一人暮らしを始めるとなると、部屋を借りる際の初期費用や引っ越し費用、家具などの購入費用、火災保険の加入…など多くの費用がかかります。
そのためにまずは、少しずつ貯金をしておくことが大切です。
あらかじめ必要経費を計算して、その分の金額を貯めておきましょう。
勤めている保育園にもよりますが、スキルアップや役職を目指すことで、昇給を実現させることも可能です。
少しでもお給料が増えれば、気持ちの面でも余裕が生まれるかもしれません。
積極的にスキルアップを目指すことで、月額最大4万円の昇給につながるだけでなく、仕事の幅も広がりモチベーションアップにつながるでしょう。
>>>あわせて読みたい「保育士のキャリアアップ研修とは?仕組みや研修内容について」
勤めている保育園に、借り上げ社宅制度や家賃補助といった福利厚生があれば、ぜひ活用しましょう。
借り上げ社宅制度は、保育士は住みたい物件を決められないため、物件によっては不便に感じることもあるかもしれませんが、固定費や中には初期費用までも抑えることができます。
また家賃補助は、借り上げ社宅とは異なり、自分で好きな物件を選ぶことができるメリットがあります。
上限金額が決められているケースが多いため、事前に確認しましょう。
保育園によっては、借り上げ社宅制度や家賃補助などの福利厚生がない保育園もあります。
そのためそういった制度を設けている保育園に転職することも方法の一つです。
転職サイトの福利厚生欄に記載されている場合が多いため、確認してみましょう。
自分で探すことが難しい方は、転職エージェントを利用することをおすすめします。
福利厚生はもちろん、保育園の雰囲気や環境についても知ることができます。
保育士は一人暮らしができるのかについて紹介しました。
他業種と比べて給料が低い保育士ですが、一人暮らしは十分にできると考えられます。
金銭面の負担はもちろんありますが、借り上げ社宅制度や家賃補助といった福利厚生などを活用することで、負担を減らすこともできます。
充実した一人暮らしを楽しんでくださいね。
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