お役立ち情報
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さまざまな色の絵具を水溶液に垂らして、綺麗な模様を作るマーブリング。難しい作業がないため、絵や製作が苦手な子どもでも簡単に楽しむことができます。さまざまなアレンジを加えて、世界に一つだけの作品を作ってみましょう。今回は、保育で行うマーブリングのねらいやアレンジ方法について解説します。
マーブリングとは水をはじく水溶液の水面にさまざまな色の絵具を垂らし、広げたり混ぜたりして作ったマーブル模様を紙に写し取る技法のことです。
全く同じ柄を作り出すことができないことから「世界に一つだけの作品」を作ることができます。
難しい作業がなく簡単に作ることができるため、0歳から取り入れることが可能です。
完成した作品はそのまま飾るだけでなく別の素材と組み合わせることもでき、作品の幅を広げることもできます。
マーブリングのねらいは、以下の点が挙げられます。
●色彩感覚や表現力を養う
●さまざまな模様から想像力を引き出す
●マーブリングならではの色彩や模様の美しさに触れる
子どもたちの好きな色を組み合わせて自分オリジナルの作品を生み出すことができるため、製作意欲を高めることもできます。
また手先を使うことがないため、絵や製作が苦手な子どもでも一緒に楽しく遊ぶことができるのも魅力の一つです。
また偶然できた模様から「なんだか○○みたいだね」と保育士から声かけをしたり、「何に見えるかな?」と問いかけてみることで、子どもたちの想像力を搔き立てられるでしょう。
ここでは、マーブリングに必要なものを紹介します。
紹介する道具は全て100円ショップで手に入れることができるため、参考にしてみてください。
ここでは、マーブリングのやり方について紹介します。
❶トレーに洗濯のりと水を1:1の割合で入れる
❷泡立たないようゆっくり混ぜる
❸カップに絵具を入れて、水で薄める
❹スポイトで絵具を吸い、❶で作った液体に垂らす
❺何色か垂らしたら、竹串で模様を作っていく
❻画用紙を両手で❺の模様に上に優しく被せ、水面に貼りついたら引き上げる
❼画用紙を乾かして完成
他の色を使って模様を作りたい場合は、新聞紙を❻のように液体の上に乗せると、絵具を吸い取りまた綺麗な液体に戻ります。
ただし絵具の溶け残りがあると塊として残ってしまったり、綺麗に模様が作れないため❸の作業でしっかりと水で溶かしましょう。
絵具と水の割合を変えれば、淡い色やはっきりとした色など色の印象を変えることができるため、色に飽きてしまった際は調節してみても良いですね。
ここでは、マーブリングを使ったおすすめアレンジを紹介します。
マーブリング模様の画用紙の上に手形や足形のスタンプをするのはいかがでしょうか。
特に0〜1歳児クラスにおすすめの遊び方で、成長の記録としても残せる作品が作れます。
マーブリング模様の背景を水槽として見立てて、手形や足形に目やヒレを付ければ、魚に変身させることもできますよ。
またマーブリング模様の画用紙に手を置いて、鉛筆でなぞり切り取って、他の画用紙に貼り付けるのもおすすめです。
不要になったうちわに、マーブリング模様の画用紙でコラージュしてみるのもおすすめです。
マーブリング模様の画用紙を好きな形に切り取り、色画用紙を貼り付けたうちわをデコレーションすれば、自分だけのオリジナリティ溢れたうちわの完成です。
もしくは綺麗にマーブリングできた部分だけをちぎって、うちわ全体に貼り付けていくのも良いですね。
画用紙の一部分だけをマーブリング模様にすれば、たちまちおしゃれな作品ができあがります。
大きめの画用紙にハートや星、動物など好きな形を下書きして切り抜き、マーべリング液にそっと置きます。
その上から少し小さめの画用紙をそっと置いて引き上げると…子どもたちも驚くような綺麗な型抜き模様が完成します。
型抜き模様の部分のみを切り取って他の画用紙にも貼り付けるなど、工夫を凝らせばさまざまな作品が作れるためおすすめです。
マーブリングは絵具やクレヨンでのお絵描き遊びに飽きた…という保育士、子どもたちにおすすめの制作遊びです。
必要な道具は100円ショップで揃えられるため、保育士の負担が少ないこともメリットの一つといえます。
0歳から始めることができるほか、絵や製作が苦手な子どもも楽しめるほど簡単に遊べるため、ぜひ保育活動に取り入れてみてください。
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