保育士は有給消化できない?悩まずに有給消化して退職する方法!

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正社員だけでなくパートタイム労働者など一定期間勤務している人には、1年間に決められた有給休暇が付与されます。有給休暇についてよく理解しておらず、有給休暇は取れないものだと思って諦めていませんか?今回は上手に有給を消化して退職できるよう、有給消化のメリットや有給休暇を取得して退職する方法をお伝えします。

有給消化をするメリット

有給消化をするとどんなメリットがあるのか考えてみましょう。

有給消化はできないと諦めている人も、メリットを知って本当に有給消化をしなくても良いのかもう一度考えてみて下さい。

働かずにお金が貰える

当たり前のことですが、有給消化中は”有給”であるため、保育園は給料を支払う必要があります。

何よりも、働かずにお金が貰えるということは嬉しいですね。

ボーナス支給日などのタイミングによっては、賞与も貰える可能性があります。

リフレッシュできる

保育士をしていると、休みを取りにくいと言う方が多いでしょう。

保育園は人手が足りないうえに、一人でも多く保育士がいてくれると助かるという環境です。

有給休暇は、労働者に与えられた権利であるため、誰でも取得することができます。

有給消化をしている間は、普段行けない旅行をするチャンスです。

 

退職前に二重で給与を貰える

在職中にどうしても休みを取りづらいという人は、有給休暇の残りを退職前の最終勤務日から換算して当てましょう。

例えば3/31が退職日で有給休暇が残り10日ある場合は、最終勤務日を3/21とし、残りの10日間を有給休暇にします。

次の職場が見つかっており許可をもらえた場合は、3/22の有給消化日の初日から仕事をすることができるため、給与が二重に貰えることになります。

効率的に転職活動ができる

普段の保育業務を行いながらの転職活動は、思うように時間が取れず難しいでしょう。

ですが保育園見学や面接のタイミングで有給休暇を取得することで、効率的に転職活動をすることができます。

在職中に次の職場を決めたい、という方におすすめの有給休暇の使い方です。

有給消化できずに退職になる理由

有給休暇は労働者の権利とは言っても、実際にはさまざまな理由により、退職までに消化することができない保育士がほとんどです。

その代表的な理由をまとめました。

保育園は時季変更権を使うことができる

保育園に限らず一般の企業は、業務に支障をきたす場合に有給取得日を変更することができるという、「時季変更権」があります。

人手不足や多忙により円滑に業務が進められないなどの場合は、希望した日にちで有給休暇を取得できない可能性もあります。

有給休暇を使えない雰囲気を出している

保育園の風習的に有給休暇を取りづらくしている園があったり、体調が悪くて休むことさえ嫌がられたりする園も中にはあります。

ましてや、有給休暇となると、無視をされる可能性も少なくありません。

そのような保育園を選ばないことが一番ですが、まだまだ残っているのが現状です。

今後の改善のためにも、どうにか有給取得できるように動いてみましょう。

子どものことが心配だから/先生方にお世話になっているから

子どものことが心配だったり、成長を見届けたいと思ったりする人は、無理に有給休暇を取らなくても良いでしょう。

しかし、先生方にたくさんご迷惑おかけしたから有給休暇を取りにくいなどと考えていないでしょうか?

ダラダラとするよりは、休みは休みとメリハリをつける方が、今後の自分のためにもなります。

ゆっくり休憩できる時間をとって、次の職場に備えましょう。

有給休暇を取得して退職する方法

さまざまな理由から有給休暇を取れずにいる人がいますが、有給休暇を取得して退職する具体的な方法を挙げます。

残りの有給の日数を把握する

まずは、自分があと残り何日有給取得できるか確認しましょう。

退職の旨を伝えてからだと確認しづらくなるため、事前に尋ねることをおすすめします。

退職の旨を伝える前に有給消化する 有給休暇を取りやすい園なら良いのですが、取りにくい場合は、退職の旨を伝える前に有給を消化してしまうようにしましょう。

また、年度末で退職する場合、忙しい年度末での有給取得を嫌がられる場合もあるため、計画的に進めていくことをおすすめします。

退職日前に合わせて有給消化

勤務最終日後にまとめて有給消化し、退職日を迎えることも方法の一つです。

職場に行かなくて済むため、万が一揉めごとがあって退職する場合はおすすめです。

有給休暇は労働者の権利であるため、もしも取得できない場合は労働組合や労働基準監督に相談しましょう。

退職日や有給取得が決まったら

退職日までを有意義に過ごすために、計画を立てて残りの日を過ごすのがベターです。

余裕があれば、次のことを考えてみましょう。

保育園での引き継ぎを行う

特に自分だけが行っていたことなどがあれば、必ず残る人に引き継ぎを行いましょう。

後任の保育士が後々困らないよう、不明点や不安な点がある場合は、早めに解消しておくことが大切です。

お互いにスッキリとした気持ちで、次に進めるようにしましょう。

保険などの手続きの確認

特に次の転職先が見つかっていない場合、全ての手続きを自分で調べて行うことになります。

健康保険など期日が決まっているものもあり、失業保険を貰うにも手続きが必要です。

退職後にバタバタしなくて済むように、事前に調べておきましょう。

まとめ

有給休暇を消化するメリットを知っておくと、退職する際に大変便利です。

有給休暇を消化しきれないと言うことがないように、計画的に進めていきましょう。

次に転職する保育園を選ぶ際は、有給休暇が取りやすいかなど事前調査をするのも良いでしょう。

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