【保育士の内定辞退】知っておきたいマナーや連絡方法とは？

就職・転職マニュアル

更新日：2022/08/02

就職・転職活動で、複数の保育園から内定をもらっている場合ややむを得ない理由により内定を辞退しなければいけないこともあるでしょう。その際「失礼があったらどうしよう」と踏み切れない保育士も多いのではないでしょうか。今回は、保育士の内定辞退に関する知っておきたいマナーや連絡方法などについて解説します。

■目次

保育士の内定辞退はできる？
内定辞退するときのマナー
内定辞退するときの伝え方
内定辞退の理由を聞かれたら？
内定辞退をする前に心得ておくこと
まとめ
保育士さんの転職サポートは【保育求人ラボ】

保育士の内定辞退はできる？

結論から述べると、保育士の内定辞退は問題ありません。

保育士は就職活動・転職活動において、複数の保育園に応募している方がほとんどでしょう。

そのため、もしも複数の保育園から内定をもらった場合、一つの保育園に絞らなければならず、必然的に内定辞退をしなくてはならない状況になります。

もちろん内定を出す保育園側もそれを分かったうえで内定を出しているため、必要以上に内定辞退をすることが悪いこと、失礼なことと思う必要はありません。

ただし内定辞退をする際は、きちんと誠心誠意感謝とお詫びの気持ちを伝えることが大切です。

内定辞退するときのマナー

内定辞退をすると決めたら、保育園側にその旨きちんと連絡をしなければなりません。

内定辞退の連絡方法やタイミングは以下の通りです。

連絡は必ず電話で伝える

内定辞退の連絡をする際は、必ず電話で伝えることがマナーです。

気が引けてしまうかもしれませんが、直接電話で誠意を持って気持ちを伝えましょう。

また電話をかける際は、時間帯にも配慮が必要です。

始業開始直後や昼休みの時間、終業間近にかけることは避け、10時〜11時半または13時半〜16時半の営業時間内が良いでしょう。

内定辞退のタイミング

内定辞退のタイミングは、内定をもらってから3日〜1週間以内が良いでしょう。

必ずしも1週間以内と決まっているわけではないですが、内定辞退を決めたら1日でも早く伝えることが大切です。

その理由として、保育園側のその後の採用に影響を与えてしまう可能性があることが挙げられます。

また、自治体に職員名簿を提出している保育園が多いため、ギリギリになってからの内定辞退では書類の訂正に時間がかかってしまうことも理由の一つです。

このように、保育園側の事情も考慮したうえで早めの連絡を心がけましょう。

内定辞退するときの伝え方

内定辞退の連絡をする際は、

あらかじめ伝える内容を考えておくと、スムーズに内定辞退の旨を伝えることができます。

緊張して言いたいことがまとまらないという場合は、メモを用意しておくと安心です。

ぜひ以下の伝え方を参考に、自分の気持ちをしっかりと伝えましょう。

＜例文＞

お世話になっております。
先日内定の通知を頂きました○○と申します。
採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか？

ー担当者に代わるー

この度は内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。
大変申し上げにくいことなのですが、私なりに検討させて頂いた結果、この度は内定を辞退をさせて頂きたくご連絡しました。
本来ならば、直接お詫びに伺うべきところですが、電話でのご連絡となり申し訳ございません。
貴重なお時間を頂いたにも関わらず、大変ご迷惑をおかけしました。