保育士なのに声が小さいことが悩み!原因や声を大きくだすコツ

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保育士なのに声が小さいことに不安を感じていたり悩んだりしたことはありませんか?保育士は大勢の子ども達と接するため、行事などでは、声が小さいと苦労するかもしれません。声が小さい、くぐもってしまう、通らないなどの声に関する悩みは原因を知ることで解決することができます。今回は、声が小さくなってしまう原因やその解決策について紹介していきます。

保育士が大きな声を出す場面はどんなところ?

保育園で大きな声を出す場面はどのようなところでしょうか。

一日の流れを考えていくと、朝礼・朝の会・活動の開始・終了の合図・帰りの会などがあるでしょう。

中でも大きな声を出す場面は、以下の場面が挙げられます。

  • 運動会
  • 生活発表会
  • 授業参観
  • 遠足
  • …などの行事ごと

特に運動会の練習中は、整列させたり、競技や遊戯など子ども達に説明したりすることも多く、大きな声を出さざるを得ないでしょう。

子ども達は、じっとしていることが難しいため、話をきかずにおしゃべりしたりすることも多々あります。

声が小さければ「子ども達に聞こえてないよ!」「後ろまで届いてないよ!」と先輩から注意を受けるかもしれません。

子ども達に理解してもらうためにも、このような場面ではできるだけ大きな声を出したいところですね。

どうして私は声が小さいの?その原因はここにあった!

まず、保育士の声が小さい原因について考えてみましょう。

主に以下の4つが挙げられます。

自信がない

自分に自信がなく、その自信のなさが声に出てしまうことがあります。

これは新人保育士にありがちです。

また、極度に緊張しやすい人は、その場面になると緊張で声が小さい、または出ないこともあります。

大きな声を出す習慣がない

生まれつき声が低かったり、こもっていたりする方もいるでしょう。

大きな声を出す機会が少なかったり、そのような習慣がなかったりすると、声が小さくなってしまうことがあります。

喉だけで発声している

喉が開いておらず、口の中だけで声を出そうとすると、どうしてもくぐもった声になってしまい、声が小さくなってしまいます。

また全体的に安定しない、ふわっとした声にもなってしまいます。

風邪をひいている

風邪をひいている可能性も、原因の一つとして挙げられます。

特に喉風邪では、喉の痛みで声が出ず、小さくなってしまうことが考えられます。

保育士とって喉は非常に大切であるため、しっかりとケアをすることが大切です。

大きな声を出すにはどうすればいい?

 

声が小さい場合、ちょっとした訓練をしたり、意識を変えたりすることで、変化が生まれることがあります。

そのコツを紹介していきます。

腹式呼吸をする

腹式呼吸は、歌を歌うときにも使用されます。

息を吐くときに両手でお腹を押して、お腹から空気を出す感覚をつかむ練習をしましょう。

仰向けに寝て、お腹に手を当てて声を出すこともおすすめです。

また、立って腹式呼吸をするときは、足を肩幅に開いて指に力を入れて立つことを意識しましょう。

喉を開ける練習

喉が閉じてしまうと声がこもってしまい、必然的に声が小さくなってしまいます。

喉を開けて発声することで、口腔内で声が共鳴し、声がよく通るようになります。

普段からお話する際、喉を開けて発声することを意識してみましょう。

滑舌を良くする発声練習

滑舌を良くする方法として、発声練習で使用される「あ・え・い・う・え・お・あ・お」という言葉をお腹から声を出すイメージで発声しましょう。

滑舌を良くするには、母音をはっきり発声することが重要です。

歌う練習

カラオケや家などで、大きな声で歌う練習をしてみましょう。

友達同士でカラオケに行くと、気分が盛り上がって必然的に声が大きくなりますよね。

思いっきり歌えば、声を出す練習につながります。

歌を歌うことは、保育士として必要なスキルの1つなのです。

正しい姿勢を身につける

大きな声を出すには正しい姿勢も大切です。

背筋を伸ばして発声することで、喉への負担が少なくなり、お腹に力が入り大きな声を出すことにつながります。

正しい姿勢は子ども達へのお手本にもなりますね。

マイナスをプラスに!声が小さくてもいいときもある

実は声が小さいということは、プラスに働くこともあります。

例えば、静かにしなければいけないとき「静かにしなさーい!」と声を張り上げても、子ども達は静かにしません。

しかし、にぎやかな子ども達の注目を一気に集めて「静かにしようね。しーだよ。」と小さな声で言うと、静かになってくれることもあります。

子どもの中には、大きな声を苦手とする子もおり、保育士に大きな声ばかり出されると子ども達も落ち着きがなくなり、安定しません。

小さな声と大きな声をしっかり場面ごとに使い分けて、子ども達に伝えたいことを伝えるということが大切なのです。

声が小さいことが強みとなる場面もあるということを忘れないでください。

声が小さくても子ども達をまとめる方法を考えよう!

子ども達が話を聞いてくれる環境づくりをすることも、保育士として必要なスキルではないでしょうか。

例えば、騒がしくなったら、わざと先生が話すのをやめて静かになるのを待ったり、子ども達の前で立って話すだけではなく、騒がしくしている子ども達の近くにいって話をしたりするという工夫も必要です。

場合によっては、拡声器やタンバリン、ラッパ、拍手をするなど大きな音を出し、一時的に子ども達の視線を集めて静かにしてもらうという手もあります。

子ども達が話を聞いてほしいタイミングで、先輩保育士がどのような対応をしているのか観察してみましょう。

まとめ

保育の現場では、大きな声を出さないといけない場面はたくさんあります。

そのため、声が小さいと保育士として自信がなくなってしまうかもしれません。

子ども達に何を伝えたいかということを明確にしながら、大きな声を出すべき場面を見極めていきましょう。

ちょっとした意識の変化や練習をすることで、声の出し方は変わってくるため、ぜひ保育に活かしてみてくださいね。

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