お役立ち情報
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クラスが落ち着かず、「どうしよう…」と悩む保育士も多いのではないでしょうか。まずは、クラスがなぜ落ち着かないのかという原因を把握することが大切です。そのうえで、子ども達にあった保育方法を実践してみましょう。今回は、クラスが落ち着かなくて困る保育士のために、保育方法とポイントについて解説します。
隣のクラスは落ち着いているのに、こっちのクラスはなぜ落ち着きがないのか…
落ち着きがないクラスの原因は、主に以下の点があげられます。
他にも、家庭環境や地域環境が原因となる場合もあり、考えられる原因はさまざまです。
クラスが落ち着かない、と感じたときにはその原因を見極めることが大切です。
見極めたうえで、どうすればよいかを考え、その原因を取り除けるよう行動しましょう。
落ち着きのない子どもがクラスにいる場合、何度注意しても言うことを聞いてくれず、大きな声で叱ってしまうこともあるでしょう。
しかし、叱っても子どもを落ち着かせることはできません。
ここでは、子どもを落ち着かせる保育方法について紹介します。
子どもは新しいものに惹きつけられやすい傾向があります。
そのため、いつも行っている手遊びや定番のものではなく、新しい手遊びを取り入れてみましょう。
騒いでいた子ども達も「なにそれ!」と興味を持って、一緒に遊んでくれるかもしれません。
手袋やマグネットを使ったシアター、手品などを用意してみましょう。
騒ぐ子どもに多く見られるのは、好奇心旺盛なところです。
子ども達の好奇心を惹きつけ、これから楽しいことが始まることを伝えれば自然と子ども達も集中して落ち着いてくれます。
>>>あわせて読みたい「可愛い楽しい手袋シアター!保育でのねらいや作るときのポイント」
>>>あわせて読みたい「保育士が簡単に作れるマグネットシアターって?ねらいやアイデア」
子どもの意思や個性を尊重するコーナー保育。
それぞれで違う遊びができるようなスペースを数カ所に作り、子ども達が好きなスペースを選んで遊べるようにします。
無理に落ち着かせるのではなく、子ども達のやりたいこと・好きなことを選んで遊んでもらうことで、子ども達も思う存分楽しむことができます。
>>>あわせて読みたい「コーナー保育とは?子どもがワクワクする環境を作り上げよう」
朝の会のときなどに、みんなで1日の見通しを確認する時間を作りましょう。
時間ごとに何をするかを書いたイラストがあると、子ども達は分かりやすいかもしれません。
「これが終わったら〇〇をする」と、子ども達も次に何をしなければいけないのか子どもなりに把握し、自主的に行動できるようになるでしょう。
子ども達に何かを伝える際、どうしても話が長くなってしまうことがあります。
話が長いと、子ども達の集中力が切れてしまい、落ち着きがなくなってしまいます。
そうならないために、話すときは簡潔に伝えることを意識しましょう。
また、子ども達を惹きつける話し方として、抑揚をつけて話すことをおすすめします。
なかなか子どもたちが落ち着かずにいると、「自分がちゃんとしないと」とパニックになってしまうかもしれません。
そういうときは、一旦子ども達から離れる時間を作ることも手段の一つです。
書類作成や活動準備の時間を保育業務の途中に取り入れることで、すっきりとした気持ちで子ども達と触れ合えるかもしれません。
>>>あわせて読みたい「保育士のノンコンタクトタイムとは?メリットや取り入れ方を解説」
保育士の中には、なかなか言うことを聞かない子どもに対して大きな声で怒ったり、威圧的な態度を示す人もいます。
しかし、それは逆効果で、その子ども達が大人しくなるのはその先生がいるときだけです。
子ども達自身が冷静に落ち着いて対処できるようにすることが大切です。
むやみに叱っても、子ども達は何がいけないのかが分からず、同じことを繰り返してしまいます。
叱るのではなく、子ども達の行動で何をしてはいけなかったのか、なぜそれをしてはいけないのか、を優しく教えてあげましょう。
ちゃんとした言葉で働きかけることで、子ども達は保育士の気持ちをきちんと理解してくれます。
また、一人に対してではなく、クラス全体で「みんなはどう思うかな?」と問題を投げかけ、一緒に考える時間を作るのもよいでしょう。
多くのことを一度に子どもに求めることは、NGです。
小さな目標を掲げて、それが達成できたら、次の目標に進むというようにステップアップできる仕組みを作ってみましょう。
また、目標が達成できたときには、「よくできたね!」「すごい!」としっかりと褒めてあげることが大切です。
そうすることで、子どもの自信や成長につながります。
落ち着かないクラスと向き合うためには、はじめに原因を見極めることが大切です。
また、クラスが落ち着かないと、どうしても保育士はネガティブな気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、「きっと大丈夫」とポジティブな気持ちでいることが、子ども達と向き合うための大きな一歩につながります。
本記事を参考に、子ども達にあった保育方法を試してみましょう。
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