お役立ち情報
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現在保育士として働く方の中には「パート保育士」という働き方に興味を抱いている方もいるのではないでしょうか?待機児童や保育士不足といった保育業界の問題において、パート保育士という働き方は非常にニーズが高いとされています。今回は、そんなパート保育士の仕事内容やメリット・デメリットについて解説します。
■目次
パート保育士の仕事内容は、保育園によってさまざまであり、また勤務時間の長さによっても異なる場合がほとんどです。
勤務時間の長さ別に、パート保育士の仕事内容を見ていきましょう。
1日4〜6時間程度の短時間勤務を行うパート保育士の仕事内容は、主に正職員の補助業務がメインとなります。
●子どもの着脱や食事、排せつなどの生活周りのサポート
●保育園内の清掃
●玩具の消毒
●遊びや製作で使用する道具の準備、片付け
…など正職員の保育士の仕事内容とは異なり、書類作成などの事務作業を行うことはありません。
また保育園によっては、問題を抱えている子どもへの個別対応を行ったり、正職員が少ない時間帯であれば保護者対応を任されることもあるようです。
1日8時間程度と正職員と変わらない時間帯で働くパート保育士は、正職員と同様の仕事を任されることが多いようです。
●子どもの着脱や食事、排せつなどの生活周りのサポート
●遊びや製作で使用する道具の準備、片付け
●保護者対応
●書類作成などの事務作業
…などクラス担任や副担任を任されたり、場合によっては新人保育士の育成を行うこともあるようです。
保育園によって任される仕事は異なるため、あらかじめ入職前に詳しい仕事内容を聞いておくと良いでしょう。
パート保育士のメリット・デメリットについては、以下の通りです。
前述で述べたように勤務時間の長さによって仕事内容は異なりますが、正職員と比較して、業務負担が少ないのがパート保育士のメリットの一つです。
基本的にはクラス担任や事務作業といった業務がないため、残業や持ち帰り仕事などもほとんどありません。
加えて正職員であれば参加必須となる保育園の行事もパート保育士の参加は必須ではないため、外せない予定がある場合は「参加しない」という選択を取ることができます。
自分の生活リズムに合わせて、フルタイム、勤務時間・曜日、早番・遅番と選ぶことができます。
特に子育てや介護をしている方にとっては、働きやすいでしょう。
例えば子育てをしている間はパート保育士として働き、子育てが終わったら正職員として働く、といったように無理なく働き続けることができます。
パート保育士は正職員と比べてハードルが低いため、採用されやすい傾向にあります。
その理由として、保育士不足が続く保育業界において、パート保育士の存在は非常に需要が高く、積極的にパート雇用を行う保育施設が増えているということが挙げられます。
また応募から採用までが早いということもメリットの一つです。
基本的にパート保育士の給与形態は、時給制となり、勤務時間に応じて給与が支払われます。
そのため固定給である正職員と比較して、給与が低く安定しにくいです。
また昇給やボーナスがない保育園がほとんどであるため、給与を重視している方にとっては、モチベーションにつながらないでしょう。
特に正職員と同じ勤務時間・仕事内容であるフルタイム勤務の保育士は、不満を感じるかもしれません。
パート保育士はキャリアアップの機会が少ない、ということもデメリットの一つとして挙げられます。
パート保育士の主な仕事内容は正職員の補助であるため、保育士経験としては乏しいという判断をされてしまうようです。
将来的に正職員を目指す場合は「正職員登用あり」と掲載されている求人を探すか、あらかじめ保育園に確認をするようにしましょう。
正職員の補助がメインとなるパート保育士は、フリーとして各クラスに入るケースがほとんどです。
そのため「こんな保育活動をやりたい」と思ったとしても、実際に反映されることは難しいでしょう。
担任を務める保育士に「どうですか?」と提案することも可能ではありますが、もどかしい思いをしてしまうことも考えられます。
「雑用業務が多い」と思われがちなパート保育士ですが、パート保育士ならではのやりがいを感じることができます。
パート保育士としてのやりがいは、以下の通りです。
特に短時間勤務をしているパート保育士の場合、時間が限られているからこそ子ども達とめいっぱい過ごす時間を大切にすることができるでしょう。
またフリーとして各クラスに入ることで、たくさんの子ども達と関わることができます。
顔や名前を覚えてもらいやすく、子ども達にとって担任以外の身近な存在になれるのも、クラス担任ではないからこそできることなのです。
フリーとして各クラスに入るパート保育士は、乳児・幼児とさまざまな年齢の保育を経験することができます。
そのクラスの担任である保育士の指導の仕方や保育の違い、年齢による発達の違いを実際に目で見て学ぶことができるため、自分自身のスキルアップにもつながります。
このように少しずつさまざまなことに関わることができるのは、パート保育士ならではのやりがいといえるでしょう。
「保育補助」という仕事内容であれば、保育士資格や保育経験は必須ではありません。
そのため誰でもパート保育士として働くことが可能です。
特に将来保育士を目指して資格取得の勉強中という方や子育て中もしくは子育て経験があるという方には、非常におすすめの働き方です。
また無資格で保育園で働いている人のスキルアップを目的とした「子育て支援員」という認定資格の制度を利用すれば、経験は無くても保育スキルをアピールすることができます。
この資格を取得するには、国が指定する研修を受講し「修了証書」の交付を受ける必要があるため、保育士施設で働きたい方は、ぜひこの機会に調べてみてください。
>>>あわせて読みたい「新しい資格の形!『子育て支援員』について知ろう」
パート保育士の求人の探し方は、主に以下の方法が挙げられます。
近年取り沙汰される待機児童問題や保育士不足により、パート保育士の求人は常時多くの募集が行われています。
勤務地や給与、仕事内容など、まずは自分が働くうえで求める条件を明確にしたうえで求人を探すことをおすすめします。
また、せっかく入職したのに「こんなはずじゃなかった」といったミスマッチを避けるためにも、園見学に参加し、保育園の雰囲気や保育方針を確認することが大切です。
もしも「自分に合った職場が分からない」「本当に良い保育園なのかな?」と不安に感じる場合は、転職エージェントに登録することで、その不安を払拭することができるかもしれません。
ぜひ転職エージェントを活用し、自分に合った職場を見つけてくださいね。
パート保育士の仕事内容は、勤務時間の長さによって大きく異なります。
また保育園によってもさまざまであるため、入職前にしっかりと保育園に確認することが大切です。
現在、保育業界にとってパート保育士は非常に需要が高く、活躍の場が広がっているのが現状です。
プライベートとの両立もしやすいといったメリットもあるため、積極的に求人を探してみることをおすすめします。
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