お役立ち情報
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保育士は、大変だとか苦労が多いなどというイメージを持たれやすいです。確かに大切なお子様の命を預かり、重大な責任を担います。表面上では気づかれにくい書類書きや、環境整備など他にも細かな仕事がたくさんあります。今回は、具体的にどういった仕事が大変なのか、苦労の裏にあるやりがいや魅力も合わせて紹介します。
保育士は、日々の仕事に追われてきついと感じることが多くあります。
保育士が苦労を感じることについて、見ていきましょう。
保育士は、子ども達に負けないくらい元気に園庭を走り回ったり、行事の準備をしたりなど、体力勝負の仕事です。
おんぶや抱っこも日常茶飯事で、足腰を悪くしてしまうこともあり、日常的にコルセットや手首・膝のサポーターをしている保育士もいます。
また、子ども達の中で嘔吐下痢症やインフルエンザなどの感染症が流行ると、保育士もうつってしまうことがあります。
しかし、子どもの人数に対して保育士の人数が決まっており、休みをもらうと他の先生に迷惑をかけてしまうため、休み辛いといったことがあるようです。
書類書きなど、子ども達がいる中ではできない作業がたくさんあります。
中には、個人情報が記載されている書類もあるため、持ち帰ることができずに残業をするということも珍しくありません。
家に帰っても、壁面作りや行事の準備など、やらなければならない仕事が山のようにあり、なかなかゆっくりできない保育士も多く見受けられます。
保護者にも色々な方がおり、密にコミュニケーションを取りたいと感じる人、そうではない人とさまざまです。
必ず伝えなければならないこと以外は、相手に合わせたコミュニケーション能力を必要とします。
保育士も保護者も一人の人間であるため、もちろん合う合わないがあります。
それでも、保育士として責任を持ってコミュニケーションを円滑に進められるようにする努力が必要なのです。
保育園はチームプレーです。
保育園によっては、1クラスを複数の先生で受け持つため、連携が取れていないとやりにくくなります。
保育の進め方がそれぞれ違うと、子どもも戸惑ってしまうため、どちらかが合わせなければなりません。
こういった人間関係にストレスを感じる保育士は多いようです。
担当するクラスによっては、専門的な知識を必要とする場面も出てくるでしょう。
特に、乳幼児クラスの場合、成長するスピードが一人一人違うため、子どもによって異なる対応を求められます。
また、初めて保育を行う新人保育士にとっては、未経験なことばかりで慣れるのに苦労するといった声をよく聞きます。
他にも、集団生活が苦手な子、言葉が出ない子など地域との連携や他の施設への案内を必要とされるケースも…。
このようなデリケートなことは、慎重に進めるなど保護者の心のケアもしていかないといけません。
保育士は苦労がたくさんありますが、その分やりがいもあります。
保育士を存分に楽しむために、より効率的に仕事を行っていく術を紹介します。
仕事が多いからといって、持ち帰り仕事や残業を当たり前と思っていませんか?
勤務時間内に終わらせるためにどうすればいいのか、ということを常に考えておくと、効率的に仕事を終わらせられるようになります。
休みの日には、旅行をしたり、趣味を楽しんだりすることで心に余裕ができ、仕事もはかどります。
ダラダラと仕事をせずに、メリハリをつけて仕事を終わらせましょう。
先輩方も同じように苦労を重ねてきたはずです。
また、その分たくさんの知識経験があります。
何でも尋ねるのは良くありませんが、自分で考えた上で確認してもらったり、こういうときはどうしたら良いのかなどを尋ねたりしましょう。
結果が出ない中一人でもがくより、かなり効率的に仕事ができます。
日案などの指導案は、子ども達の行動を予想しながら書かなければなりません。
しかし、予想外のことがどうしても起こってしまいます。
過去の日案等には、反省も踏まえ、次回はどうしたら良いかなどが記されている場合もあるため、参考にして書いてみましょう。
保育園にいる間の時間を有効に使いましょう。
クラスの先生との協力が必要ですが、子どもの人数に対して保育士が足りている場合などちょっとした時間に書類書きの時間を作ると、随分と楽になります。
また、午睡の時間を活用するのも方法の一つです。
保育士は苦労ばかりではなく、その裏側にはたくさんの魅力があります。
多くの人が感じる保育士の魅力について紹介します。
子ども達の笑顔を毎日見ることができるのは、保育士ならではです。
子ども達の純粋さに胸を打たれたり、子ども達の笑顔から元気をもらったりしたときは、頑張ろうと思える瞬間でもあります。
日々の生活や行事を通して、子ども達のたくさんの成長を見ることができます。
給食で苦手な物が食べられるようになったり、発表会で無事にセリフを言えたりなど…
子ども達の頑張りが間近で見られ、保育士としても嬉しい気持ちになりますね。
子どもの発達や病気に関する知識を身に付けることができます。
知識が身に付くと、保護者に積極的にアドバイスができ、感謝されることも多いです。
また、自分の子育てにも大いに役立ちます。
どの仕事にも大変なことはあります。
保育士は苦労が多そうに見えますが、保育士ならではの魅力がたくさんあります。
大変だ、きついなと思ったら、効率的に仕事をできる方法を考え、子ども達との時間を増やしてたくさん癒しをもらって下さい。
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