【わらべうた】楽しく歌って遊ぼう!おすすめの歌8選

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古くから歌い継がれている『わらべうた』を、ぜひ保育に取り入れてみませんか?わらべうたには、子どもの成長にとってさまざまなメリットがあります。その理由は、わらべうたの特徴でもある歌と遊びの融合にあります。今回は、わらべうたに関して、保育に取り入れるねらいや年齢別にまとめたおすすめの歌を紹介します。

そもそも『わらべうた』ってなに?

わらべうたとは、子ども達の日常生活や遊びの中で古くから継承されてきた歌のことです。

現在わらべうたとして歌われている歌の多くは、近代初期頃に生まれ、現代まで歌い継がれてきました。

わらべうたの特徴として、歌と動きやリズムを取り入れる遊びが合わさっていることが挙げられます。

また、音域が狭いため、小さな子どもでも楽しめる遊びとして、多くの子ども達に親しまれています。

わらべうたを保育に取り入れるねらいは?

わらべうたを保育に取り入れるねらいは、以下の点が挙げられます。

わらべうたを楽しみながら、保育士やお友達とコミュニケーションを取る

リズムに合わせて身体を動かすことで、リズム感覚を養う

わらべうたを通して、言葉を覚える

日本の古き良き文化に親しみを持つ

わらべうたは、言語能力が未発達の0歳児から楽しむことができます。

乳児期からわらべうたを聴かせることで、周囲に興味を持ち、自発的に動こうとします。

それにより、身体機能に良い影響を与えられるほか、わらべうたを歌いながら保育士とスキンシップを取って遊ぶことで、絆を深めることにもつながるでしょう。

幼児においては、歌と一緒に身体を動かすことで、運動能力やリズム感覚を養うことができます。

また、お友達と一緒に楽しむことで、コミュニケーション能力の向上といった部分にも期待できます。

加えて、わらべうたの歌詞や遊びの動きの中には、普段の生活に関わる要素が含まれているため、生活の基本を学ぶこともできるでしょう。

【年齢別】楽しく歌って遊べる『わらべうた』8選

0歳児

『にぎり ぱっちり』

さまざまな動物を登場させて遊べるわらべうたです。

動物の鳴き声の部分では、動物になりきって声のボリュームを変えたり、手の中から動物の絵を描いたスポンジやオーガンジー(シフォン布)を出すのがおすすめです。

動画のように、子どもが好きそうなアニメのキャラクターを登場させれば、子ども達も喜んでくれそうですね。

『いっぽんばしこちょこちょ』

子どもの身体をくすぐって、スキンシップを楽しむわらべうたです。

足の裏や背中など、スタート地点を変えたり、少し歌を替えたり、さまざまなアレンジを加えて楽しむことができます。

子どもだけでなく大人も自然と笑顔になってしまうような、触れ合い遊びです。

1~2歳児

『むすんでひらいて』

手をグーにしたり、パーにしたり、頭の上に乗せたり…歌に合わせて手を動かす手遊び歌です。

手を開いたり、握ったりといった動作が多いため、小さい子どもにとっては少し難しいと感じるかもしれませんが、手の運動に良い影響を与えます。

歌詞の「頭」の部分は、ほっぺやおへそ、おひざとアレンジを加えるとより一層楽しめます。

『げんこつやまのたぬきさん』

手遊び歌で有名な歌の一つでもあるため、遊んだことがある保育士も多いのではないでしょうか。

歌詞の中には、抱っこやおんぶ、ねんねなど、赤ちゃんが好きなキーワードが散りばめられています。

歌詞に合わせて、一緒に動作をしながら楽しみましょう。

『あぶくたった』

この歌の魅力は、ストーリー性があり、さまざまなイメージを膨らませながら楽しめることです。

鬼役になっても楽しむことができるため、鬼役を決める際は、その決め方を子ども達と一緒に考えるとこから始めてみましょう。

また、歌詞も諸説あり、決まりはないため、さまざまなアレンジが楽しめそうですね。

3~5歳児

『なべなべ』

基本は、2人組になって遊ぶわらべうたです。

歌を歌いながらつないだ両手を振り、「返りましょ」の部分でお互いに身体を反転させ、背中合わせになります。

慣れてきたら、3人、4人と人数を増やして挑戦してみるのがおすすめです。

『花いちもんめ』

複数人のお友達と一緒に手をつないで、わらべうたを歌いながら身体を動かす遊びです。

歌の掛け合いや動き、ひそひそと相談するなど、楽しいポイントがたくさん詰まっているのがこの遊びの特徴でもありますね。

大人数で遊べるため、異年齢保育の遊びの一つとして取り入れるのもおすすめです。

『ひらいたひらいた』

複数人のお友達と歌を歌いながら、手をつないで輪になって遊びます。

手をつなぎながら歩いたり、歌詞の「ひらいた」や「つぼんだ」に合わせて身体を動かします。

お友達同士の顔が近づいたり、離れたりする様子に、子ども達も面白いと感じることでしょう。

まとめ

子どもの頃に、お友達と一緒にわらべうたで遊んだという保育士の方も多いのではないでしょうか?

わらべうたは、近代初期頃から現代まで、古くから歌い継がれてきました。

その種類は数百種類以上あると言われており、一概にわらべうたといっても多くの種類があります。

子どもにとっても多くのメリットがあるため、ぜひ保育にわらべうたを取り入れてみてくださいね。

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