【保育士必見】ピアノでの弾き歌いのコツは?練習方法を紹介

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弾き歌いができる保育士になるためには、いくつかのコツがあります。保育士の中には、ピアノが不得意という方もいます。不得意だからといって、弾き歌いが永遠にできないというわけではありませんよ。毎日コツコツ練習することが大切です。今回は、保育士が弾き歌いができるようになるための練習方法について、解説します。

弾き歌いとは?

弾き歌いとは、楽器を演奏しながら歌を歌うことです。

「弾き語り」や「弾き唄い」という言葉を聞くことも多いですが、全て同じ意味になります。

特に区別はありませんが、弾き語りと聞くと歌謡曲やポップスなど、現代の音楽で用いられるようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

一方で、弾き歌いという呼び方は、音楽の授業や保育士試験などで耳にすることが多いですね。

保育園における弾き歌いは、保育士の弾き歌いにあわせて、子どもが一緒に合唱することもあります。

子どもと一緒に歌うことで、子どもに歌うことの楽しさを伝える効果もあるのです。

 

保育園での弾き歌いのポイント

保育園での弾き歌いのポイントは、歌と演奏の両方をバランスよくこなすことです。

歌においては、子ども達がはっきりと聞き取れる発音と大きな声で歌うことが大切です。

また、演奏においては、余裕を持って両手で弾けることが前提であり、加えて、子ども達が歌いやすいテンポでリズミカルな曲調であることが求められます。

ピアノが苦手な保育士にとっては、両手で弾くことも大変なのに、歌まで歌うとなると不安に感じてしまう人もいるでしょう。

ですが、演奏に関しては、楽譜通りに弾かなくとも、自分に合った簡単なアレンジを加えても問題ありません。

一番大切なことは、保育士自身が楽しむことを忘れないようにすることです。

 

保育園で弾き歌いをするための練習方法

弾き歌いは、見た目以上に難しく、ピアノに慣れている人でも苦戦してしまうほどです。

以下では、保育園で弾き歌いをするための練習方法について紹介します。

はじめに歌をマスターする

弾き歌いの基本は、歌です。

いきなりピアノから弾き始めるのではなく、まずは、歌をマスターしましょう。

保育園でよく歌う、簡単な歌で構いません。

歌ってみると、意外と歌詞がぼんやりしていたり、リズムが曖昧だったりするものです。

歌をきちんと歌えなければ、正しい演奏をつけることができません。

また、弾き歌いをしているとき「楽譜がないと歌えない」なんてことにならないよう、身体全体で歌を覚え、大きな声で歌えるようにしましょう。

片手ずつ弾き歌いを練習する

ピアノがマスターできたら、いよいよピアノの練習に入りますが、ここでもいきなり両手で練習するのはNGです。

まずは、右手のメロディーを弾きながら歌う練習をします。

右手での弾き歌いの練習は、口と同じ動きをするため、そこまで難しくはないでしょう。

右手で弾きながら歌えるようになったら、次は、左手で伴奏だけを弾きながら歌えるようにします。

このように、右手と左手のそれぞれの動きにあわせて少しずつ練習することで、弾きながら歌うことを身体に覚えさせていきます。

慣れたら両手で小節ずつ練習する

右手と左手のそれぞれで弾き歌いすることに慣れたら、両手で練習していきましょう。

ですが、最初から歌のはじめから終わりまでを弾き歌いするのではなく、2小節ずつ練習していくことをおすすめします。

2小節部分が難しい場合は、1小節ごとでもOKです。

2小節ずつ、弾き歌いができるようになるまで繰り返します。

地道ではありますが、小節を少しずつつなげていくことで、気づけば1曲弾き歌いができるようになっています。

 

弾き歌いの練習におすすめな曲

以下では、弾き歌いの練習におすすめな曲を参考動画とあわせて紹介します。

『かえるの歌』

定番中の定番でもある『かえるの歌』は、ピアノが苦手な保育士の弾き歌いの練習におすすめな曲です。

年少クラスの子ども達は、かえるの鳴き声を真似したり、年長クラスの子ども達であれば、輪唱を楽しめるようになります。

弾き歌いに慣れてきたら、輪唱するように弾く練習をするのも良いでしょう。

『うたえバンバン』

明るく、歌うと楽しい気分になれる保育園でも人気の曲です。

一見、演奏が難しいように見えますが、あまり大きな指の動きがないため、比較的簡単に演奏できます。

この曲は、元気に歌うことがポイントであるため、細かい音程よりも楽しく歌うことを意識しましょう。

『ぼくのミックスジュース』

こちらも保育園の定番曲であり、歌うとワクワクした気分になる曲です。

上記で紹介した2曲よりも少し難易度は高くなります。

この曲は音域が広いため、右手のメロディーが少々難しいと感じるかもしれません。

ですが、毎日の歌にもおすすめであるため、弾き歌いができるようになると大活躍できるでしょう。

 

まとめ

弾き歌いが苦手と感じる保育士は、少なくありません。

弾き歌いができるようになるためには、コツコツと毎日練習し、慣れていくことが大切です。

子ども達に歌うことの楽しさを伝えるためにも、保育士自身が楽しく弾き歌いができるような練習を心がけてくださいね。

 

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