お役立ち情報
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保育士として就職活動をしていくうえで、重要なことは園見学です。実際にどのような保育を行っているのか、全体の雰囲気や子どもたちの様子など知っておくことは、これからその園で働く自分を想像しやすいというメリットがあります。今回は、保育士の就職活動における園見学の重要性や園見学のマナー、おさえておきたい質問内容などをご紹介します。
就職活動をするときに、ほとんどの方は自分で求人を探し、待遇面や保育観など自分に合いそうなところを見つけて応募する、という形をとるのではないでしょうか。
もしくは、転職や就職サイトを利用するという方もいるかもしれません。
今はインターネットが充実しているため、求人を出しているほとんどの保育園にはホームページがあることが多くなりました。
ブログやSNSで、保育や行事の様子などを公開しているところもあるでしょう。
それらを見て求人に応募することももちろん可能ですが、失敗しない就職活動を行うには、インターネット上の情報だけでなく、直接訪問して雰囲気や保育の様子を見学させてもらうことが一番です。
インターネットで見る保育の様子と、実際に目で見て感じる保育では、想像しやすさが格段に変わってきます。
園見学の最大のメリットとしては、その園に就職した自分を具体的にイメージできるといったことではないでしょうか。
実際にその保育園に足を運ぶことで、ホームページや口コミだけではわからないことが必ず見えてきます。
その場所で働くことができるかという目線で園の見学を行うと、その保育園の特徴がより具体的に分かるようになり、より就職活動がスムーズにいくでしょう。
納得できる保育園探しをするために、いくつか見学して、比較検討してみることもいいですね。
もし園見学をしたいと思ったら、必ず事前に保育園に約束の連絡を取っておきましょう。
突然の訪問は非常識です。
事前に連絡を行い、園見学をさせていただきたい理由を伝え、日時などを調節するようにしましょう。
実際に見学を行うときは、きちんと自分から挨拶をし、まずは時間をとってくれたことに感謝の気持ちを伝えましょう。
また園見学は実習とは違い、保育時間中に時間をとっていただくことになります。
限られた時間内で、どのようなところを見ればいいのかあらかじめ自分でポイントを絞っておきましょう。
子どもと保育士の関わりは、その保育園の雰囲気を一番よくあらわしています。
子どもたちが生き生きと楽しそうにしているか、1人で寂しそうにしている子どもはいないか、必要以上に怖がっていないかどうかなど見てみましょう。
保育士は子どもの成長を支えるとても重要な仕事です。
明るく、笑顔で元気に子どもたちと関わっているか、保育を見学しながら雰囲気を感じとりましょう。
できれば、実際の保育を見ることができる午前中に見学をさせてもらうとよいでしょう。
事前連絡の際に、日常の保育を見学したいということを伝えてみるのもいいですね。
自分が働くうえで、同僚や上司となる先生方はどんな人がいるのか気になるところです。
なかでも、園見学に行った際に対応してくれた先生や園長先生が与える第一印象は、大きく影響してきます。
忙しい中でもきちんと丁寧に対応してくれるか、質問にきちんと答えてくれるか、しっかりと見極めましょう。
勤続年数の長い職員がいれば、働きやすい環境だからかもしれません。
職員の年齢層や人数を把握することで、長く働けるところかどうか、上司や同僚に相談できやすい環境かどうかも想像しやすいですね。
保育室・トイレ・多目的ホールなどの環境設定が子ども中心であるという配慮がなされてあるかも、見るべきポイントでしょう。
例えば安全で衛生的な環境であるか、発達過程に応じた活動スペースが配慮されているか、子ども同士の遊びが自由にできる環境にあるかということは、おさえておかないといけなません。
また保育園によっては園庭がないところもあります。
その場合は外遊びや散歩の有無、室内での身体を使った遊びがあるかどうかも聞いてみるといいでしょう。
もし可能であるならば、園だよりやクラスだよりを見せてもらうのも良いでしょう。
保護者に向けてのお知らせやお願いといった情報発信だけにとどまらず、子どもやクラスの様子が伝わるようなレイアウトを考えているか見ておきたいところです。
お便り一つでも保護者との関係も大切にしているかどうかがわかりますね。
また壁面製作は誰が作っているのかも見ておくとよいでしょう。
季節ごとに職員がはり替える保育園もありますが、子どもたちが作った製作物が展示してあれば、個性を大切にし、子ども中心に保育を行っている保育園だとわかります。
保育士と保護者の信頼関係がなければ、保育はスムーズに進みませんし、子どもの成長にも影響を与えます。
信頼関係を築くために工夫していることや、大切にしていることは何か尋ねてみましょう。
例えば保護者からの苦情があった場合、すぐに職員会議を開いてその対策をきちんと話し合い、保護者にその旨を伝えているかということはとても重要。
誠心誠意保護者と向きあっているかどうか判断できますね。
見学をしてもしこの園で働きたいと思ったら、積極的に自分自身をアピールしましょう。
例えば「絵本の読み聞かせが得意である」「ピアノや音楽指導に長けている」「運動遊びが好きである」「絵画製作が得意である」など、自分が保育士に向いているという分野が必ずあるはずです。
自分が得意とすることを保育に活かしたい、子どもたちと一緒に学び合いたい、何を大切に保育をしたいかしっかりとアピールすることで、好印象を残すことができます。
もしかすると園を案内してくれる先生から、なぜ保育士になりたいのか、どうしてこの園を見学しようと思ったのか聞かれるかもしれないため、事前の準備は必ずしておくようにしましょう。
園見学が終了したら、1週間を目安にお礼状を送るようにしましょう。
内容としては、まず忙しい中園見学をさせていただいたことに感謝の言葉を伝え、その中で何を感じ何を思ったか、印象に残ったことなどを書くようにするといいですね。
できれば抽象的な表現ではなく、先生方や子どもたちの関わりを見て感じたことをより具体的に書くとよいでしょう。
もし就職を希望する場合は、前向きな自分の気持ちをきちんと伝えておきましょう。
しかしあくまでもお礼状ですので、お礼の言葉と自己アピールの文章のバランスを意識して書いてください。
お礼状を書くのは必須ではありませんが、好印象を残したいのであれば、ぜひ押さえておきたいところ。
保育に対する熱意が感じられるようなお礼状が書けるといいですね。
就職活動の一環として、園見学は自分が納得できる保育園選びをするうえでとても重要です。
その保育園は自分が得意とする分野を活かせるところなのか、自分自身が成長できるところなのか、ということを判断材料にするといいでしょう。
もし希望する保育園がみつかれば、積極的に自分自身をアピールし、保育に対する熱意を伝えるようにしましょう。
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