お役立ち情報
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節分製作を取り入れて、保育園での節分行事をより一層楽しいものにしましょう。節分の意味や由来を伝えたうえで、節分製作に取り掛かれば、子ども達も興味を持ちやすくなるかもしれません。また、豆入れや鬼のお面を製作すれば、節分行事への意欲も高まることでしょう。今回は、保育園で楽しめる節分製作のアイデアを紹介します。
■目次
日本の伝統的な行事に触れる機会として、節分行事を行う保育園は多いのではないでしょうか?
豆まきをしたり、恵方巻を食べたり…
子ども達は節分でしか楽しめない風習に興味を持つことでしょう。
そんな節分行事をより一層楽しむ方法として、節分にちなんだ製作遊びを取り入れるのがおすすめ。
豆入れや鬼のお面を製作すれば、当日の節分行事にも使えるため、子ども達の期待も高められそうです。
また、子ども達が製作した作品を節分会で一つひとつみんなに紹介する機会を設けて、頑張ったところやお気に入りポイントをインタビューするのも楽しそうですね。
>>>あわせて読みたい「【節分って何?】子どもにも分かりやすい説明方法を紹介!」
>>>あわせて読みたい「保育園で節分会をしよう!ねらいやおすすめな出し物を紹介」
保育園で節分の製作を行うねらいは、以下の点が挙げられます。
●節分という伝統行事を知り、製作を通して親しみを持つ
●製作を通して、節分行事を楽しむ
節分は、日本の伝統行事の一つです。
節分という行事に親しみを持ってもらうためにも、まずは意味や由来を伝えることが大切。
きちんと節分について理解すれば、節分製作への意欲やワクワク感を高められることでしょう。
また、豆入れや鬼のお面など、節分当日に使える物を製作することで、より節分行事への興味を掻き立てることにつながるかもしれません。
保育園で節分製作を楽しむための導入方法は、以下の通りです。
節分にちなんだ絵本の読み聞かせは、節分の意味や由来を分かりやすく伝えることができます。
また、絵本に描かれた豆まきをする様子や恵方巻を食べる様子に、子ども達も「楽しそう」「やってみたい」という気持ちになることでしょう。
加えて、絵本の可愛らしい鬼を見れば、鬼への恐怖を感じる子どもの気持ちも和らぐかもしれませんね。
>>>あわせて読みたい「【節分の絵本】年齢別!読み聞かせにおすすめ絵本9選」
節分にまつわるクイズを出せば、節分について楽しく理解を深めることができます。
簡単なクイズから、少し悩むようなクイズまで幅広い難易度で出題すると、子ども達も飽きずに楽しめます。
また、〇✕クイズや2択形式など、さまざまなクイズ形式を用意しておくとより一層盛り上がることでしょう。
Q:「鬼は外、福は内」と言いながらまくものは?【A:豆】
Q:節分のときに食べる巻き寿司は?【A:恵方巻】
Q:節分に豆をまく理由は、鬼を退治するため?【A:〇】
Q:豆まきで使う豆のことを何という?【A:福豆】
Q:恵方巻を食べるときにしてはいけないことは?【A:しゃべること】
Q:鬼が嫌いな魚は”アジ”?【A:✕】
子どもの中には、節分を初めて経験する子や、”鬼”という存在に初めて触れる子もいるでしょう。
そんな子ども達でも節分気分を存分に楽しめる、節分にちなんだ手遊び歌を取り入れるのがおすすめです。
手遊び歌を楽しむと同時に、節分という行事についても学ぶことができます。
>>>あわせて読みたい「【2月の歌】節分やさむい冬、保育園で歌おう!おすすめの歌8選」
折り紙と画用紙で作る可愛らしい鬼のお面の製作です。
鬼の顔部分となる画用紙や顔のパーツなどはあらかじめ保育士が準備しておき、子どもがのりで貼れる状態にしておくとスムーズです。
色々な色の折り紙や画用紙を用意して、子ども達が好きな色を選べるようにしておくと良いでしょう。
持ち手をくるくると回すと太鼓の音が鳴る、昔ながらのでんでん太鼓の製作です。
子どもがパーツを貼れる状態まで保育士があらかじめ準備しておきましょう。
製作した後は、どんな音が鳴るのか、みんなで太鼓を鳴らして楽しんでみてくださいね。
折り紙を自由にちぎって作る鬼の製作です。
赤・青・黄色の折り紙やシールを用意して、カラフルでかわいい鬼を作ってみましょう。
自分の好きな表情を自由に書けるのもうれしいポイントですね。
画用紙でパーツを作ったら、色のついたスポンジスタンプでぽんぽん色付け。最後に顔を書けば完成です!
画用紙のパーツはあらかじめ用意しておくと、子どもたちも作りやすいでしょう。
さまざまな色のスポンジスタンプを用意しても、製作が盛り上がりそうですね。
パンツの柄を書いたスポンジに絵の具をつけ、画用紙にスタンプ。
柄がたくさんできるよう、スタンプと絵の具を複数用意しましょう。
鬼の絵を書いた画用紙にパンツを貼り付けると完成です。子どもの顔写真を貼っても可愛いですね。
子ども達に色々な模様作りを楽しんでもらう鬼のパンツの製作です。
シールを貼ったり、お絵描きしたり、絵の具を使ってフィンガーペインティングや糸引きをしたり…
さまざまな技法を取り入れてみましょう。
完成した後は、子ども達が作った作品を、鬼が洗濯物を干しているかのように飾りつけすると見た目も楽しくなります。
●画用紙
●シールやクレヨン、絵の具、たこ糸など…
❶あらかじめ画用紙を鬼のパンツ型に切っておく
❷❶の画用紙に子ども達が自由に模様を描いて完成
(シール貼りやクレヨンでお絵描き、フィンガーペインティング、糸引きなど…)節分当日にもぴったりな鬼の帽子の製作です。
画用紙を切ったり、ホチキスを留める工程は、保育士が代わりに行なってあげると安全です。
はさみを使える場合は、画用紙にあらかじめ切り取り線を描いておくと、子どもも簡単に画用紙を切ることができます。
色々な色の画用紙や毛糸を用意して、自分だけの帽子を作ってみましょう。
紙皿で作成する鬼のお面の製作です。
ちぎった折り紙をペタペタするだけでカラフルでかわいらしい鬼のお面ができますよ。
豆まきが楽しくなる、鬼の顔をした豆入れの製作です。
牛乳パックや画用紙など身近な材料で簡単に作れるのも嬉しいですね。
世界に一つだけの豆入れで、豆まきを存分に楽しみましょう。
身近な材料だけでできる、節分に欠かせない恵方巻の製作です。
画用紙に絵の具で指スタンプを付ければ、本物そっくりな恵方巻の完成です。
完成した恵方巻は、おままごとやごっこ遊びのアイテムとして使うと季節感を感じられます。
折り紙1枚でできる鬼の飾りです。
角をしっかり揃えることで、きれいな仕上がりになります。
顔のパーツはペンやシールを使って自由に描かせ、子どもたちそれぞれの個性を引き出すのがポイントですよ。
折り紙の色を変えることで「赤鬼」「青鬼」「黄鬼」などさまざまな鬼を作ることができ、節分の製作や物語づくりにも活用できます。
完成後はみんなで作品を見せ合い、自信や達成感を育む場を作ると良いですよ。
今回は、保育園での節分製作におすすめなアイデアを紹介しました。
節分の日は、豆まきをしたり恵方巻を作って食べたりする保育園も多いのではないでしょうか?
そんな節分行事に向けて、節分製作を取り入れれば、子ども達のワクワク感も高まるかもしれません。
行事を通じて季節感や文化を伝える保育は子どもの成長に大きく貢献するため、保育園行事の一環として節分行事を行うのも、子どもにとっては良い経験となります。
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