お役立ち情報
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保育士のチームワークは、保育の現場において欠かすことができない重要なものです。チームワークを意識することで、保育の質の向上が期待できるほか、保育士同士の連携の取りやすい環境を作り上げることができます。今回は、そんな保育士のチームワークを高める方法や、チームワークを乱す注意点について解説します。
■目次
子どもを保育する保育園において、保育士のチームワークは、欠かすことができない非常に大切なものです。
保育士のチームワークが大切な理由は、以下の通りです。
保育士として保育園に通う子どもの安全を守ることは、何よりも重要です。
ですが、残念なことに保育園における子どもの事故は起きてしまいます。
子どもの体調不良のケアや怪我が起きないよう見守ること、睡眠時のうつぶせ寝チェックなど、保育士一人が行うには限界がありますよね。
保育園で考えられるさまざまな要因の事故から子どもを守るには、保育士のチームワークが必要不可欠なのです。
保育士が日々行う業務は、保育だけにとどまらず、園内の清掃や保護者対応、書類作業など多岐に渡ります。
膨大な業務が就業時間内に終わらなければ、残業や持ち帰り仕事となることも珍しくはなく、一人でこなすには非常に負担が大きいです。
ですが、保育士のチームワークが良ければ、業務を行う際に協力し合うことができ、一人ひとりの負担を減らすことができます。
また、それぞれの得意分野に応じた役割分担ができれば、業務効率にもつながるでしょう。
このように、保育士全体が一つのチームという意識を持てば、協力しやすい環境となるのです。
保育士のチームワークが良ければ、保育園全体の雰囲気も良くなり、それは子どもや保護者にも伝わります。
それほど、保育士の関係性というのは、保育園自体に影響を与えるのです。
反対に、保育士のチームワークが悪ければ、保育園全体の雰囲気も暗くなってしまい、子どもも保護者も不安に感じてしまいます。
何よりも、そこで働く保育士自身が働きにくさを感じますよね。
保育士のチームワークが良好な保育園は、保護者からの信頼も厚く、安心感も与えることができるのです。
保育士のチームワークが良いことで得られるメリットは、いくつかあります。
そのメリットは、以下の通りです。
保育士のチームワークが良いと、質の高い保育を子ども達に提供することができるようになります。
保育の現場において、保育士同士の連携は不可欠であり、きちんと連携が取れていないと、大きなトラブルを招く可能性も。
また、そのトラブルは時として、子どもの安全を脅かすことにつながります。
子どもの安全を守るためにも保育士のチームワークを良好にすることで、トラブルを未然に防ぎ、安全に保育活動を進めることができます。
保育士のチームワークが良いことで、複数担任での保育士同士の連携が取りやすくなることもメリットとして挙げられます。
複数担任では、保育士同士の情報共有が必要不可欠です。
上手く連携が取れていないと、保育士のストレスになることもありますが、チームワークが良くなれば、保育士同士で足りないところを補い合いながら保育を進めることができます。
そうなれば、クラス運営も円滑に進み、働きやすいと感じられるようになるでしょう。
保育士のチームワークが良いことで、仕事を楽しめることもメリットの一つです。
人間関係が良好な職場は、個人の仕事のモチベーションも上がり、保育士同士の信頼関係も築きやすいといえます。
保育士の仕事は、業務量も多く人間関係の悩みも多いと言われがちですが、仕事は楽しいに越したことはないですよね。
ここまで、保育士のチームワークの大切さと得られるメリットについて述べました。
以下では、保育士のチームワークを高める方法を紹介します。
保育士のチームワークを高めるために、まずは、相手について理解しましょう。
同じ職場で働く保育士同士のそれぞれの性格や考え方、人間性など…
相手への理解を深めることで、次第に長所や短所が分かってきます。
それを仕事に反映させれば、お互いに不足している部分を補うことができ、効率的に仕事を進めることができます。
このように、保育士全体でサポートする体制を常に意識して仕事に取り組むことで、次第に大きなチームとして動けるようになるでしょう。
相手に何かをしてもらった際、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えていますか?
どんなに些細なことであっても、お礼は欠かさずに伝えることが大切です。
お礼を言われて、嫌な気持ちになる人はいません。
きちんと伝えることで、信頼関係が築き上げられ、チームワークが高まるのです。
子どもの命を預かる保育現場において、報連相(報告・連絡・相談)は欠かせません。
重要事項のみならず、どんなに些細なことでも上司に報告・連絡・相談する必要があります。
特に子どもの健康状態やトラブルに関することは、きちんと報連相ができていないと、保育士はもちろん、保護者との信頼関係にも関わるため、徹底することを心がけましょう。
保育士のチームワークを乱すことは、人間関係にも影響を与えることにつながります。
以下では、保育士のチームワークを乱してしまう、避けるべき注意点を紹介します。
周りの人の意見を聞かずに、勝手に保育を進める行動は、チームワークを乱す要因になります。
他の保育士に迷惑がかかってしまうこともあるため、注意が必要です。
たとえ、周りの人の意見に賛同できない場合でも、一度は、受け入れることも大切です。
他の保育士への文句や愚痴をいう人も、保育士のチームワークを乱してしまいます。
もしも、自分が聞く側であれば、誰でも嫌な気持ちになりますよね。
また、「しんどい」「疲れた」「辛い」というようなネガティブな発言は、自分自身をさらにマイナスな気持ちに追い込むだけでなく、周りの人にも感染します。
他の保育士にマイナスな気持ちが蔓延してしまうため、気持ちがリフレッシュするような方法でストレスを発散させましょう。
保育士のチームワークを乱すこととして、自分勝手な行動も挙げられます。
保育士の連携が重要である保育の現場において、自分勝手な行動は、他の保育士にとって非常に困ります。
特に複数担任の場合、1人が自分勝手に行動をしてしまうと、連携を保てなくなり、子どもにまつわるトラブルを引き起こす要因になりかねません。
きちんと広い視野を持って、周りを見ながら行動することが大切なのです。
保育士のチームワークは、子どもの安全を守ることはもちろん、保育園全体の雰囲気を良好にすることにもつながります。
また、子どもや保護者からの信頼にもつながるため、非常に大切であることが分かりますね。
よりチームワークの向上を目指す場合は、日頃からこまめなコミュニケーションや報連相を徹底するようにしましょう。
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