お役立ち情報
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保育士資格は、保育園以外の仕事でも活かせることをご存知でしょうか?保育士として保育園で経験を積んだあと、もっと自分の進む道を切り開きたい!と考え転職する人も少なくありません。今回は、保育園以外の仕事の内容や保育士資格の活かし方を紹介します。保育園以外での経験を積みたいと考えている保育士の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■目次
保育園以外にも保育士資格を活かせる場所は、実に多く存在します。
そのため、どのような理由で保育園を退職したとしても、よほどのことがない限り、保育士資格を活かして働くことができるでしょう。
保育士としてキャリアアップしたい方はもちろんのこと、給与アップも見込める可能性があります。
また、煩わしい人間関係を築きたくない、という方も保育士資格やこれまでの保育経験を活かしながら、スキルアップすることができます。
このように、少しだけ視野を広げてみれば、自分が活躍できる場所は見つけられるのです。
保育士資格を活かせる場所は、何も保育園だけではありません。
以下のように、保育士から方向転換してみることも可能です。
児童福祉法のもと、児童の健全な育成に関わる施設全般のことを指します。
関わる子どもは、勤務する施設にもよりますが、産まれてから間もない赤ちゃんから、18歳までの子どもと幅広いです。
子どもの成長発達に関わる仕事であるため、保育士資格は必須であり、児童福祉施設で働く保育士は、施設保育士と呼びます。
もちろん保育園での経験を活かすことができ、家庭で何か問題を抱えている子ども達の心に寄り添う非常に重要な仕事です。
個人の家や施設で託児所を開業することもできます。
個人で開業することのメリットとしては、保育士として一対一で子どもと関われること。
保育園で業務に追われることもありませんし、しっかり子どもと向き合いたい保育士にとっては理想の働き方でしょう。
しかし、事業主になるため、その分責任が重く、ある程度の覚悟は必要です。
託児所だけではなく、子どもが病気になった場合、その家に出向いて出張病児保育を行うことも可能です。
小児科医院での保育士や英会話・音楽教室などの幼児教室などの場所でも、最近では保育士が活躍していることがあります。
子どもに関わる仕事であるため、保育士資格を持っていればより安心です。
自分の得意なことと保育士資格を掛け合わせて、教室を開業するのもいいかもしれません。
その他、デパートやアミューズメント施設などの一時預かり施設やイベント・アトラクションの運営も保育士資格を活かして働くことができます。
前述でも述べたように、保育士は、保育園だけではなくさまざまな場所で活動できます。
保育園以外の仕事の内容はどのようなものなのか、転職先として多く選ばれる以下の12施設で見てみましょう。
保護者がいない、もしくは何らかの事情により育てることができなくなった子どもたちが過ごす施設です。
さまざまな支援を必要とする、産まれてすぐの赤ちゃんから18歳未満の子ども達が入所しています。
保育士として、子ども達に日常生活の援助を行うとともに、自立して生活できるように支援していく必要があります。
>>>あわせて読みたい「保育園での経験が活かせる「乳児院」|仕事内容や働き方は?」
放課後や長期休みなど、家庭で過ごすことが難しい子ども達を預かる施設です。
学習指導をはじめ、スポーツ教室や工作教室、ダンス、英会話など習い事が充実しており、子ども達が楽しく過ごせるように多くの工夫がされています。
子どもが安全かつ健全に過ごせるように見守ることが、学童保育で働く保育士として重要な仕事です。
なんらかの障がいを持った子ども達が過ごす施設です。
知的障がいや肢体不自由、重症心身障がいなどを持った子どもがおり、仕事をするうえで障がいに関する知識を身につける必要があります。
最近は、発達障がいの子ども達を預かる施設も増えているため、心身共に健全な子ども達の育成を仕事とする保育士の役割は非常に重要です。
>>>あわせて読みたい「障がい児保育とは?障がい児との関わり方と行う上でのポイント」
子どもが発熱などの病気の際、仕事を休めない親の代わりに子どものケアをする保育を指します。
働き方としては、個人宅に直接伺うケースや病院に設置されたスペースで保育するケースなどさまざまです。
万が一の場合に備えて、ある程度の知識を身につけ、急変時の対応を理解しておく必要があります。
>>>あわせて読みたい「病児保育とは?特徴や保育士として働く内容、メリット、資格など」
保育ママとも呼び、主に3歳未満の子どもを自宅で預かり面倒を見る保育士のことをいいます。
家庭的保育者として働く場合は、地方自治体などに認定され、事業主として登録する必要があります。
保育園と違う点は、一対一で関わることができ、子どもとじっくり向き合えることです。
ただし、各自治体によっては、さまざまな条件を設けているところが多く、中には家庭的保育者制度自体を設けていない場合もあるため、確認が必要です。
ベビーシッターは、個人の家やデパートなどの託児施設に出張し、日中、子どものお世話ができない保護者に代わって保育を行います。
保育園とは異なり、1人で子どもの面倒を見ることがほとんどであるため、人間関係の煩わしさを感じることなく仕事ができるのが特徴です。
現在は、ベビーシッターとシッターしてほしい人とのマッチングサービスなども増えており、より身近な存在となっています。
子どもの衣服や玩具の会社の製造や販売に、保育士としての経験を活かすことができます。
例えば、子どもの成長過程や生活の様子を熟知しているからこそ、その子どもにぴったりな衣服や玩具を提案することができるでしょう。
会社にとって現場にいた保育士の意見は、子どもや母親のニーズを把握するのに非常に参考になります。
ピアノや英会話、スイミングスクールなど自分の得意なことを活かして、講師やインストラクターとして勤務することもおすすめです。
特にピアノの講師は、保育士の中でも得意な人が多く、長時間働くことが難しい人から人気が高い仕事でもあります。
保育士というスキルを活かして、もっと違うことにチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
産婦人科では、出産前後の妊婦さんのケアや新生児のお世話などに保育士資格を活かすことができます。
また、個人病院や総合病院の小児科では、子ども達を預かるための託児所や長期入院している子ども達が楽しく過ごせるよう、常勤の保育士を雇っている場合もあります。
病気と闘っている子ども達が日常生活に戻った際に困らないように支援することも、大切な保育士の役割です。
保育園でなくても、保育士の資格はどこでも活かすことができます。
資格を活かすというよりも、保育園で働いていた経験そのものがあなたの財産だからです。
培ってきた経験をどの場面で活かすかは自分次第であり、一生ものの資格はどこにいっても役に立ちます。
保育士でなければいけない、などということは絶対にありません。
自分がどのような仕事をしたいかをよく考えて、転職先を検討してみましょう。
保育士の経験はどこにいっても通用します。
大切なことは、自分が何をやりたいか、この先どのような人生を歩いていきたいかです。
資格というよりも、保育士としてのこれまでの経験を大切にしましょう。
自分がもっと輝ける場所は保育園以外にもあるということを忘れずに、転職活動をしてみましょう。
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