お役立ち情報
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保育士自ら手作業で作る手作りおもちゃには、たくさんの魅力があることをご存知でしたか?身近な材料で簡単に作れることはもちろん、変化が多い子どもの興味や発達など、その時々に応じたおもちゃを提供することができます。今回は、保育園での手作りおもちゃに関する、魅力や手作りにおすすめのおもちゃについて解説します。
■目次
保育園には、園の経費で購入したおもちゃがたくさんあります。
ですが、市販のおもちゃを揃えるとなるとそれなりにコストもかかり、新品のおもちゃを頻繁に用意できない、という保育園も多くあります。
そこで、保育園の心強い味方となるのが”手作りおもちゃ”です。
実際に保育園には、保育士が手作りしたおもちゃもたくさんあります。
手作りおもちゃは、仕事の合間や休憩時間、勤務終了後などの時間を使い、保育士の手作業により作られます。
保育士が忙しい仕事の合間を縫って作る手作りおもちゃには、どれほどの魅力があるのでしょうか?
保育に手作りおもちゃを取り入れる魅力は、以下の通りです。
子どもの発達の度合いや抱く興味は、子どもによって異なり、その変化も早いです。
そのため、その子どもに合ったおもちゃを適宜提供する必要があります。
その点、市販のおもちゃでは、子どもの伸ばしたいと思う力を養えるおもちゃをピンポイントで選ぶことは難しいです。
ですが、手作りおもちゃであれば、その時々の変化にあわせて子どもの発達や興味に合ったおもちゃを提供することができます。
また、アレンジもできるため、子どもが飽きずに長く遊び続けることができるのです。
手作りおもちゃは、100円ショップや日常生活で出る廃材を活用して簡単に作ることができます。
1クラス分のおもちゃを用意したいときやおもちゃの数を増やしたいときなど、市販のおもちゃではかなりの費用がかかってしまいます。
ですが、手作りおもちゃであれば、コストもかからず、難しい作業もないため、忙しい保育士が無理のない範囲で作ることができるのです。
また、さまざまな手作りおもちゃを用意すれば、子ども達は色々な種類のおもちゃに触れることができ、新しい発見や興味関心を見出すことにつながるでしょう。
手作りおもちゃは、牛乳パックや紙コップ、ティッシュ箱など、日常生活で目にする身近な材料で作られます。
子どもからしてみると、普段からよく使っているものが、全く違うおもちゃになる姿は不思議なことであり、子どもの想像力を養うことに役立つでしょう。
また、手作りおもちゃは、簡単に作れるため、子どもも一緒に楽しく作ることができます。
「どんなおもちゃができるかな?」と子ども達に問いかけながら作業することで、想像力のみならず、子どもの興味関心を掻き立てることにもつながります。
赤ちゃんの聴覚や視覚、触覚といった五感を刺激することに役立つセンサリーバッグを手作りしてみましょう。
必要となる材料は、全て100円ショップで揃えることができるため、簡単に作ることができます。
安全に遊べるよう、補強は入念に行ってくださいね。
いたずらが大好きな赤ちゃんにおすすめな手作りおもちゃが、無限ティッシュボックスです。
長くつなげたハンカチをティッシュボックスに入れれば、ティッシュのように、つまんで引き出すことができます。
ティッシュをつまむ動作は指先の発達に役立つため、止めさせたいけどどうしよう…と悩む保育士は、ぜひ作ってみてください。
ポットン落としも、赤ちゃんの指先知育におすすめなおもちゃの一つです。
製作に余裕があれば、ペットボトルやチェーンだけでなく、さまざまな形のものを用意してみましょう。
手から離したものが消える様子は、子どもにとって不思議なことであり「なんでだろう?」と考えるきっかけにもつながります。
ペットボトルの飲み口を使って作る手作りおもちゃです。
キャップをつまむ・ねじる・回すという動作は、脳に良い刺激を与えます。
ただ、キャップを取ってつける遊びでも十分楽しめますが、例えば、飲み口の周りとキャップにカラフルな画用紙を貼り付けて、同じ色の飲み口にキャップをつける遊びにしたりと、さまざまなアレンジを加えることもおすすめです。
可愛らしいトンカチで、カラフルなボールを落とす手作りおもちゃです。
ボールを叩く際のトントンという音も楽しむことができます。
トンカチは硬そうに見えてスポンジでできているため、安全に配慮されており、この遊びの他にも劇遊びやごっこ遊びの小道具としても役立ちます。
カエルが勢い良くピョーンと跳んでいく、紙コップを活用した手作りおもちゃです。
カエル以外にも、子どもに人気なキャラクターで作るのもおすすめです。
子ども達も高く跳ぶカエルのおもちゃを不思議に感じ、夢中になって遊んでくれることでしょう。
紙皿やトイレットペーパーの芯、輪ゴムなど…身近な素材を存分に活用した手作りおもちゃです。
子どもでも簡単に作れるため、材料を準備して、一緒に作るのがおすすめです。
完成した後は、お友達同士で向かい合ってボールキャッチで遊ぶも良し、1人でボールキャッチに挑戦するも良し、色々な遊び方で楽しみましょう。
紙コップとストローで作る、ケロケロと鳴くカエルの手作りおもちゃはいかがでしょうか?
4〜5歳児であれば一緒に作って楽しめますが、穴を空けたりする作業は、代わりに保育士が行ってあげると良いでしょう。
カエルの顔や長さが異なるストローもあらかじめ準備しておくと製作がスムーズに進められますよ。
空きボトルを活用したけん玉の手作りおもちゃもおすすめです。
動画で使用している空きボトルは、小さい手でも持ちやすいサイズであるため、子ども用のけん玉のおもちゃにぴったりです。
空きボトルを使用する際は、あらかじめ綺麗に洗って、良く乾かした状態で使用してくださいね。
保育に手作りおもちゃを取り入れる際の注意点は、以下の通りです。
手作りおもちゃの中には、小さなビーズやパーツを使用するおもちゃもあるでしょう。
特に何でも口に入れてしまう乳児で使用するおもちゃには、誤飲の恐れがあるため、十分配慮する必要があります。
口に入るくらいの大きさの物は避けたり、取れないよう頑丈に補強したりと工夫が必要です。
また、保育士は、子どもから目を離さないよう注意しましょう。
例えば、ペットボトルや厚紙をカットした際、そのままにしてしまうとその切り口で子どもが怪我をしてしまう可能性があります。
切り口や尖った角には、必ずテープを巻いたり、角を丸くするようにしましょう。
きちんとカバーすることで、子どもが怪我をするリスクは十分減らすことができます。
おもちゃが壊れていないか、パーツが取れていないか、定期的に点検・修理を行うことは大切です。
手作りおもちゃは、市販のおもちゃと比べると耐久性の面でやはり劣るところがあります。
保育士が気づかぬ間に壊れて、子どもが怪我をしてしまったなんてこともあるため、点検・修理は欠かさず行いましょう。
壊れたらすぐに直せたり、より良いおもちゃにリメイクできるのも手作りおもちゃの魅力でもあります。
子どもの興味や発達に応じて作れる手作りおもちゃは、保育士に嬉しい魅力がたくさんあります。
身近な材料で簡単に作れることも、忙しい保育士にとっては嬉しいですよね。
子どもにとっても、大好きな保育士が一生懸命作ってくれた手作りおもちゃがあれば、毎日の遊びにも磨きがかかることでしょう。
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