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保育園へのクレームは、近隣住民から寄せられることも多くあります。このクレームが大きなトラブルへと発展することもあるため、保育園として対策を講じてトラブルを未然に防ぎたいですよね。一体どのようなことがクレームへとつながるのでしょうか?今回は、保育園に対する近隣住民からのクレームの事例やその対策について解説します。
■目次
保育園に寄せられるクレームは、保護者からくることが多いですが、近隣住民からくることも少なくありません。
「子どもの声がうるさい」「ピアノの音がうるさい」といった騒音にまつわるクレームや「送迎時の車が多い」「家の前に車を停められる」といった交通マナーにまつわるクレームが多く見受けられます。
実際に2016年4月には、千葉県市川市の開所予定だった保育園が、騒音を懸念した近隣住民のクレームで開園をやむなく中止したケースがあります。
それ以外にも、近隣トラブルが大きく発展してしまい、保育園の開園時期を延期されたり、近隣住民から慰謝料を請求される裁判を起こされた保育園があることも実状です。
保育園では、可能な限り、このような近隣住民とのトラブルを避けるための対策が必要なのです。
近隣住民からのクレームは、理にかなった内容のものから理不尽な内容のものまでさまざまです。
保育園が置かれている場所によっては、毎日クレームが届くというところも…。
以下では、保育園に対する近隣住民からのクレームの事例を紹介します。
●騒音に関するクレーム
・子ども達の歌声がうるさい●交通マナーに関するクレーム
・道路を無理に横断する保護者がいて危ない●その他のクレーム
・子どもが無断で敷地に入ってきて困るクレームの内容によっては、対策をしておけば未然に防げることもあります。
近隣住民の方々と保育園が良い関係を築けるようになるためにも、ぜひ対策はしておきたいですよね。
保育園に対する近隣住民からのクレームを防ぐための対策は、以下の通りです。
防音壁を設置したり、窓を二重にする遮音対策を行うことで、最大限音漏れを防ぐことができます。
保育園に子どもの声や走り回る音などはつきものであり、ゼロにすることは難しいです。
ですが、少し工夫を凝らせば音を小さくすることはできます。
子どもの安全を守るためにも、音漏れの対策はぜひ検討してみましょう。
保育園で過ごす子ども達にとって、園庭で存分に身体を動かして遊ぶことは欠かせません。
そのため、クラスごとに園庭で遊ぶ時間を決めてローテーション式にし、騒がしくならないような対策を取ることも大切です。
きちんと遊ぶ時間が決められていることで、「長時間子ども達の声が聞こえる」ということもなくなり、近隣住民の方々の負担も減らすことができるでしょう。
前述の『クレームの事例』からも分かるように、近隣住民からのクレームは、意外にも保護者に向けられたものも多くあります。
特に送迎時のマナーに関することが多いため、保育園としてきちんとマナーを徹底してもらうよう呼びかける必要があります。
場合によっては、保育園の前に保育士が立ってチェックしたり、お迎え時間をグループ分けするのも良いでしょう。
近隣住民と積極的に交流を図り、保育への理解を得ることも大切です。
例えば、保育園の行事にボランティアとして参加してもらったり、反対に子ども達が自治体の行事に参加したり、お遊戯会や歌の発表会に招待するのも良いでしょう。
また、大きな音が出てしまう時間帯や行事の前には、事前にお知らせすることもおすすめです。
近隣住民と交流を広げていくことで、お互いに安心できる存在になります。
まずは、日頃の挨拶を大切にすることから始めてみましょう。
保育園へのクレームは、保護者だけでなく、近隣住民からくることも珍しくありません。
クレームの内容はさまざまですが、子どもを安全に保育するためにも、近隣住民に寄り添うことが大切です。
工夫を凝らせば、近隣住民への影響を減らすことができるため、保育園全体で協力して対策をしていきましょう。
近隣との良い関係を築いて、”地域全体で子育てを行っている”という意識を共有できたら良いですね。
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