お役立ち情報
お役立ち情報
保育士を目指す方の中には、全く別の仕事をしており、働きながら保育士資格の取得を目指したいという方もいるでしょう。働きながら資格取得を目指す場合、通常の保育学生と時間の使い方や勉強法は全く異なります。今回は、働きながら保育士の資格を取得するための勉強法や合格のポイントについて紹介します。
■目次
保育士資格を取得する方法は、以下の通りです。
保育士資格を取得する一般的な方法として、高校卒業後に指定保育士養成施設に入学するパターンが挙げられます。
指定保育士養成施設とは、厚生労働省が定めた四年制大学・短期大学・専門学校のことです。
この指定保育士養成施設を卒業することにより、卒業資格と同時に保育士資格を取得することができます。
>>>あわせて読みたい「指定保育士養成施設とは?その種類やメリット・デメリットなど」
保育士試験は、受験資格さえ満たしていれば誰でも受験可能です。
そのため、全く別の仕事をしていたとしても、保育という仕事に魅力を感じたならば、勉強して合格を目指すことができるのです。
もし、学歴が受験資格で引っかかってしまった場合は、実務経験を経ることで受験することができます。
その場合の条件は、以下の通りです。
●高校卒業後に児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間の実務経験
●もしくは、中学卒業後に児童福祉施設で5年以上かつ7,200時間の実務経験
前述でも述べたように、受験資格を満たしていれば誰でも保育士資格を取得する権利はあります。
そのため、保育士試験を受験すると決めたら、自分に合った方法で受験に備える必要があります。
働きながら保育士資格の勉強をする方法は、以下の通りです。
働きながら保育士資格を取得する方法として、最も一般的なのが通信講座を活用した勉強方法です。
通信講座を活用した勉強方法のメリット・デメリットは、以下の通りです。
<メリット>
通信講座では、自分のペースで勉強ができるという点や変な人間関係に囚われず、保育士の勉強にだけ専念ができるといったことが挙げられます。
また、働きながら保育士を目指すためには、いかに自分のライフスタイルの中で勉強時間が確保できるかが重要です。
そういった意味では、家事の合間や通勤時間などの隙間時間が活用できる通信制講座は、忙しい人に向いてる勉強法といえるでしょう。
<デメリット>
自分自身との闘いになる通信講座では、モチベーションを保つことや勉強を続けることに難しさを感じてしまうこともあるでしょう。
通学制講座とは違い、その場で質問ができないということも挫折しやすい要因につながることも考えられます。
疑問点を自分なりにまとめたり、自分自身で学習時間や集中できる環境を確保するなどの対策・工夫が必要です。
保育士試験対策を実施している施設やスクールに週1回程度受講し、合格を目指す方法です。
通学制講座では、高校や大学のようにクラスメイトがおり、先生に直接授業をしてもらいます。
通学制講座を活用した勉強方法のメリット・デメリットは、以下の通りです。
<メリット>
一緒に保育士を目指すクラスメイトがいるため、モチベーションが高まり、切磋琢磨しながら合格を目指せるということが挙げられます。
また、直接授業を受けるため、理解度も上がり、さらには講師から最新の情報を受け取ることもできます。
必然的に勉強の時間が確保できるため、勉強と生活の両立がしやすいといえます。
<デメリット>
通学制講座は、授業の時間が決まっているため、都合によって授業に参加できないこともあるでしょう。
そのため、自分のペースで勉強がしにくいということが挙げられます。
加えて、授業料が30〜40万と高いということも少しネックとなりそうです。
働きながら保育士を目指すための合格のポイントは、以下の通りです。
今の仕事がどのような働き方であろうと、時間を有効的に活用することで、保育士資格の合格はグッと近づきます。
通勤時間や昼休み、家事の合間などちょっとした時間を活用して勉強してみましょう。
厚くて重い教科書ではなく、コンパクトな参考書を常に持ち歩き、すぐに見ることができるようにするといいですね。
週に1度は2〜3時間ほど、集中して勉強する時間を決めることをおすすめします。
働いていると、忙しいことを理由に勉強することから逃げてしまうこともあります。
1度勉強を辞めてしまうと、勉強を続けることが難しくなるため、できるだけ継続できるように心掛けましょう。
勉強を継続するためには、もちろんリフレッシュも必要です。
モチベーションを上げるためにも、「ここまで頑張ったら〇〇を買う!」「テストしてみて〇〇点以上とれたら旅行に行く!」などの目標を立てましょう。
仕事と勉強のストレスから少しの間解放されれば、またやる気が湧いてくるのではないでしょうか。
ただ単に保育士になりたいというだけでは、勉強は継続しません。
なぜ保育士になろうと思ったのか、自分はどのような保育士になりたいのか、などをしっかりイメージしましょう。
紙に自分の考えを書き出して、可視化するのもいい方法です。
いつも見えるところに貼って、自分のモチベーションを保ちたいですね。
働きながら保育士を目指すメリットとしては、社会人としての経験を積みながらお金を貯めることができるということではないでしょうか。
保育経験がなくとも、これまでの社会人としての経験は、保育現場に何かしらの形で役立ちます。
とはいえ、保育士試験は合格率20%という狭き門です。
保育士という仕事は、遊びを通して子どもの成長発達を促す仕事ですが、同時に子どもの命を預かる仕事でもあります。
しっかり勉強してきちんと理解をしていないと、現場に出た際、大きなミスやトラブルにつながりかねません。
勉強時間をしっかりと確保して、スキルと知識、そして保育士としての倫理観や概念もしっかり身につけましょう。
働きながら保育士を目指すことは、非常に難易度の高いことですが、決して不可能ではありません。
少ない時間をどのような勉強法で進めていくかということも非常に大切であるため、自分のライフスタイルを参考に、検討してみましょう。
また、どのような保育士になりたいのかをしっかりとイメージすることで、勉強のモチベーションも高まりますよ。
【保育求人ラボ】は専門のアドバイザーがあなたに合った保育園・幼稚園の求人をご提案させていただきます。ご不安な点やご希望などしっかりとヒアリングさせていただき、サポートさせていただきます。まずはお気軽にお問い合せください。
Instagram・TikTok・YouTubeにてお役立ち情報更新中!
フォロー・いいね・コメントよろしくお願いします♪