お役立ち情報
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保育士は、体力勝負と聞きますね。保育士の仕事は幅広いため、どんなことに体力を使って、どの程度の体力が必要なのか気になる方もいることでしょう。保育士の仕事を長く続けていくためには、日頃の体力作りや健康管理が非常に重要です。今回は、体力勝負と言われる保育士の実態や基礎体力作りなどについて紹介します。
保育士は、にこにこと元気に楽しそうに働いているように見えますが、実際のところ、かなりの体力を使います。
具体的にどういったことなのか、以下で見てみましょう。
0〜1歳児のクラスでは、おんぶに抱っこが日常茶飯事です。
抱っこでしか寝ない赤ちゃんもいれば、お母さんと離れて寂しくて保育士に抱っこしてもらうと安心する子どももいます。
座って抱っこだとまだ楽なのですが、立ってからの抱っこでないとダメな場合はさらに体力を使います。
体が大きくなると、活動が活発になります。
鬼ごっこしよう、かけっこしようと声をかけられると、本気で遊ばないと負けそうな子どももいるのです。
大人になって本気で走ることなんてほとんどない状態にもかかわらず、元気に走り回る子ども達を見ると、体力に限界はあるのかと思う程です。
どれだけ気温が高く汗びっしょりになっても遊ぶことをやめることはないため、保育士はついていくのがやっとだと感じるときもあるでしょう。
行事前になると、子ども達の保育をしながら準備を並行して行うことが多々あります。
短時間で能率的に準備をするため、機敏な動きが求められます。
1人では持てないような大きな道具や、重たい荷物などをたくさん運ばなければならないこともあり、そういった意味での体力も必要になるでしょう。
子ども達は水の中で気持ちよく遊んでいますが、実は保育士は意外と大変なのです。
組み立て式プールの場合は、暑い中、保育士数名で汗だくになって組み立てなければいけません。
安全にプールができるように、水温のチェックをしたり、直前に地面に水を巻いて温度を下げたりします。
プール遊びが終わった後は給食の時間であるため、バタバタと準備に取り掛かるのです。
そして落ち着いたと思ったら暑い中プールの掃除が待っています。
子ども達が大はしゃぎして楽しんでいる時間はほんのわずかで、保育士はあっちこっち動き体力を使っているのです。
保育園の代表的な行事の一つに運動会があります。
以上児の場合、未満児と比べると種目が多いうえに準備する物も多くなります。
運動会の種目が決まれば、運動会に向けて子ども達と練習をしなければなりません。
子どもの中には運動が苦手だったり、なかなか集中してくれない子もいるため、そういった子どもへの配慮や練習に楽しく参加してもらうための工夫を凝らす必要があるのです。
前述で述べたように、保育士は体力勝負ですが、それに伴い健康管理が大切です。
以下では、保育士の健康管理が大切な理由について紹介します。
保育園は、色々な菌やウイルスが存在します。
もちろん、毎日殺菌・消毒を行いますが、それでもどうしても抵抗力の弱い子ども達の中で蔓延してしまいます。
その中で保育士の免疫力が落ちていれば、同じように病気にかかってしまう可能性が高くなるのです。
実際に、毎年嘔吐下痢症にかかる保育士や、何度も熱を出してしまう保育士もいます。
体質によるものもありますが、自己管理である程度防げることもあるため、十分な対策を行う必要があります。
>>>あわせて読みたい「春・夏に保育園で流行りやすい子どもの感染症について知ろう」
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毎日の力仕事で、どうしても膝・腰を痛めてしまう保育士がたくさんいます。
コルセットやその他のサポーターを持っている保育士は、意外と多いのではないでしょうか。
痛めないような動き方をするのが基本ですが、どうしても無理をしてしまうことがあります。
ストレッチやセルフマッサージをしたりして、少しでも膝や腰の負担を軽減することも大切です。
>>>あわせて読みたい「退職の原因にも…?保育士が悩む膝の痛み!その原因と対策」
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ハードな毎日を過ごして行くためには、基礎体力作りが基本です。
体力がなくても、子どもが好きだったら保育士は務まり、心配せずとも毎日の積み重ねで段々と体力はついていきます。
ですが、保育士の体力はあるに越したことはありません。
以下では、すぐに実践できる保育士の基礎体力作りの方法について紹介します。
食事は、健康維持をしていくために非常に大切です。
特に午前中によく動き回る保育士にとって、朝ごはんは欠かせません。
子ども達の安全を見守るためにも、朝一の勤務時からしっかりと頭を働かせ、体を動かせる状態である必要があります。
時間がないからといって抜く人が多いですが、体力を使う前にしっかりと食べましょう。
パンではなく、腹持ちの良いご飯がおすすめです。
寝不足では、頭も体もしっかりと働きません。
疲れて帰ってきてついつい遊んだり、ゆっくりと羽を伸ばしたりしたくなるかもしれませんが、夜更かしせずに睡眠時間を確保したうえで調整しましょう。
人によって最適な睡眠時間やゴールデンタイムは異なるため、自分に合った睡眠時間を見つけましょう。
保育園では、お散歩に行ったり、荷物を持って階段を往復したりなど、日常で歩き回ることが多くあります。
普段から歩くことに慣れている人は、多く歩き回ることに対して苦痛に感じないでしょう。
徒歩で通勤をすれば、体力が付くことに加えて、「これから仕事!」という気持ちの切り替えにもなります。
車通勤などでどうしても徒歩での通勤ができない場合は、仕事を終えた後に30分ウォーキングの時間を設けてみてはいかがでしょうか?
それだけでも十分良い運動になるため、おすすめです。
保育士は笑顔の裏で、多くの体力を使っています。
もしも、「体力がない」「体力の衰えを感じる」という方は、ぜひ本記事の体力作り方法を実践してみましょう。
体力がつけば、子ども達と思い切り遊ぶことができ、仕事の効率も上がるかもしれません。
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